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面白かった!
知恵を凝らし新しい物を作り上げていく醍醐味を感じる。
一緒にやる仲間も得て、やり甲斐は大きくなる。
横やりや辛い災いもあるけれど、前を向く姿が清々しい。
五鈴屋に呉服が戻ってくるのか!
この先が待ち遠しい。
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相変わらず面白い。一時期は展開が急過ぎないかと思ったが、大分落ち着いてきた気がする。江戸に来てからすでに10年が経過していると気がついてびっくり。知恵で乗り越えるというよりは今回は協力して乗り越えるといった形か、いつもより、読後感が清々しい気がした。
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内容(ブックデータベースより)
湯上りの身拭いにすぎなかった「湯帷子」を、夕涼みや
寛ぎ着としての「浴衣」に
──そんな思いから売り出した五鈴屋の藍染め浴衣地は、江戸中の支持を集めた。
店主の幸は「一時の流行りで終らせないためにはどうすべきか」を考え続ける。
折しも宝暦十年、辰の年。かねてよりの予言通り、江戸の街を災禍が襲う。
困難を極める状況の中で、「買うての幸い、売っての幸せ」を貫くため、幸のくだす決断とは何か。
大海に出るために、風を信じて帆を上げる五鈴屋の主従と仲間たちの奮闘を描く、シリーズ第十一弾! !
令和3年8月14日~15日
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やっぱり面白かった
いろんな苦難が「五十鈴屋」を襲うけれど
持ち前の智恵と優しさ強さで切り開いていく
幸、すごい!
今回はさらに展望が開けているではありませんか。
次号、楽しみです。
いつかしらン
≪ 風信じ 待つことの意味 今開く ≫
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もうね、妹死ね、と。
火事の後、無事かどうか探しに行くなんて、お人好しすぎる。
物事がうまくいってるときに気をつけないとイカン、
というのが書かれてあり、どうせまた落ち込ませる事件が
起こるんだろうなと、読んでても不安になる。
でも着物が売れてよかったっす。
無事いいこと続きであってほしい。
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江戸は火事が多いとこれまで幾度も小説で読んだ事はあったが、何回も焼け落ちた歌舞伎座の下りを読むとその情景が浮かぶような気がした。五鈴屋には暖かい人が集まる。店主の人柄が集めように思う。ハラハラドキドキと人の想いが詰まった第11巻だった。
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始めは地味めな手堅いシリーズになるのかなと思っていたが、なんの何の、大きな話になってきた。
いくつもの、目に浮かぶいい場面が出てくる。
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人の心に寄り添うような商売の仕方が面白い…妙手
「買うての幸い、売っての幸い」に沿うものなら「妙手」から外れるものではないでしょう
悪手か妙手かを常に自身に厳しく問い続けるなんて 素晴らしい商売人だと思います
今の世の中 そこまで考えてる商売人はいるのでしょうか
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シリーズ第11弾 風待ち編
良かった 凄く良かった
途中ヒリヒリもしたけれど次作まで半年待ちぼうけを食らうこちらとしては最高の終わり方をしてくれた
利を己だけに留めず仲間達に広げる
なかなか出来ることでは無いそれを 後の世にまで永く永く根付かせるためにその手に出た
その想いが仲間内に広がり 繋がり 大きくなって帰ってきた
まさに情けは人の為ならずでした
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周りの人の信頼を得ることは本当に難しい。
幸が周りに信頼されて、次々商いを広げることができるのは、まじめだとか裏表がないだとかいろんな理由があると思うけど、初対面の第一印象でも信頼を得るものを持っていることだと思う。
初めて店に来て、ただ買い物をしただけの人が、1年に1度とはいえ毎年必ず来店する。たった1年に1度の買い物でその店の信用を得る商売。そういう店を作り、商売を続けていく力量。1人だけの力ではないけれど、そこにたくさんの力や技が集まるのは幸の力量だと思う。
こんなチームの中で働くと、もしかすると持ってる以上の力が発揮できるようになるのかもしれないと思う。
こんなチームを作りたい。
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210825*読了
今回もめっちゃよかった!!
高田郁さん、すごいよ、すごいよ。さすがだよぉ。
辰年の災厄により哀しみに沈んだ江戸。
そんな江戸への想いを形にする商いがすばらしい。
菊栄様の商いも含め、ハラハラする場面から、救いが生まれる場面にいたく感じ入ります。
太物仲間と手を組み、藍染めの浴衣文化を末永いものにすべく知恵を絞る…。
その様子がすばらしい。
時代が変わっても、利己的に動くのではなく利他の精神を持って、商いをすることがいかに大事かということがつたわ回もめっちゃよかった!!
高田郁さん、すごいよ、すごいよ。さすがだよぉ。
辰年の災厄により哀しみに沈んだ江戸。
そんな江戸への想いを形にする商いがすばらしい。
菊栄様の商いも含め、ハラハラする場面から、救いが生まれる場面にいたく感じ入ります。
太物仲間と手を組み、藍染めの浴衣文化を末永いものにすべく知恵を絞る…。
その様子がすばらしい。
時代が変わっても、利己的に動くのではなく利他の精神を持って、商いをすること、知恵を絞って「買うての幸い、売っての幸せ」を実現させることがいかに大事かということがひしひしと伝わりました。
金と銀の中でも好きな巻だなぁ。
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発売3週間ほどでレビューが早くも40件以上にもなろうとは、さすが人気シリーズ。
各編副題が漢字二文字だったが、本編は「風待ち」と。
「風待ちは、ただ何もしない、ということではない。仲間とともに痛みを分かち、力を蓄えて風に備える。それでこその風待ちだろう」と、書中にある。
今までは、五鈴屋一店だけでの商いだったのだが、浅草太物組合と手を組んでの大商い。
相変わらず日本橋音羽屋と結のえげつない企みが後を絶たないが、組合という仲間を得た五鈴屋には、前途洋々の大海が待っているかのよう。
幸が一度は断念した呉服商いの道も、浅草太物組合から提案が。
ますます面白くなるこのシリーズだが、そろそろ終局へ向かうのか。
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第10巻の平穏が続きっぱなしだとは誰も思っちゃいませんよ。だけどこの野郎、どんだけ性格悪いねん、結め。こりゃ死ななきゃ治らんやろから死んどけと思ってしまう私も相当腹黒いです、すみません(笑)。
こんなふうに憤った場面もあったものの、勧進相撲に見る後半の晴れやかさ。いつまた盗まれるかと霜月朔日まで気が気じゃありませんでしたが、何度も同じ目に遭わすような芸のないことはしはりませんわね、高田先生。
浅草太物仲間の皆さん、大好きです。浅草呉服太物仲間になった後はどうなりますことか。
心乱されるのと落ち着かせてもらえるのと、ちょうど良い塩梅の第11巻でした。
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ずっと忙しくて放置してたのをようやく読んだ!
はー。
半沢直樹と構造がよく似てて、挫折と小さな成功のカタルシスを繰り返し、最後にどんでん!と行く感じ。
読んでて気持ちいいです。
賢輔、もう三十!?とびっくりしたけど。
今回は、浴衣地の発展っていうことで、相撲の話が出てきます。
相撲はまだ女性が観ることすらできなかったんだなー。
太物から呉服へ戻る目も出てきて、いい感じですね。
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なかなか終わらなくて中だるみのあるシリーズだが、今回はいつもの高田節でありながらも爽快だった。なんだかんだ人物設定が良すぎるから期待を裏切らない結末を用意してくれる。
結がなかなか曲者だけど、なんか動きがあるみたいで今後の展開が楽しみだ。
これだけ広く風呂敷広げた後どう締め括るのかで最後の評価が割れそうだが、今巻の相撲の話は文字柄をうまく持っていったなあとニヤニヤしながら読んだ。