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本物の怪異盛りだくさんで怖いのだけれどハルさんの陽気さが中和してくれて、怖すぎて読めないということもなく楽しめた(怖い話苦手)
怪異があらわれるのは人の行いが原因なのだと思うと、本当におそろしいのは…!
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楽しいホラーでした(^^)
相変わらずの筆の冴!
怖いけど、おかしい。
でも、そこがいい‼️
シリーズ化して欲しいなぁ。
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時代背景の頃は、怪談は日常だったのかな?
すんなり受け入れて話が進むからね。
内容もだいぶライトな感じで、ちょっと物足りなさもあった。
短編5話でさっと読めちゃうし、晴行と静栄の関係も呼び名もこんなでいいの?って感じで、表紙絵の二人から想像すると若干のギャップを覚えるでしょう。
これは、続刊を望めるのか?
もっと二人のなれ初め的な話も読んでみたいけどな。
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最初の事件は何の解決策もないまま、そして本物の怪異だという認識もないまま首を突っ込んでいくが、場数を踏むたび、段々それ専門になっていくという。
金銭面に心配のない男爵と、頭脳担当、文句を言いつつも男爵の彼に付き合ってくれる没落子爵家跡取り息子の二人が主役。
その主役の二人が「ハルちゃん」「シズちゃん」と呼び合っているのは微笑ましかった。
テンポよく次々と怪談事件ネタが出てくるので、それだけで面白かったし、最後の話は以前の事件の更に裏側が見えてくるというワクワク仕様。
ミステリ色も最後の話が一番強く、謎解きも楽しく、怖さも凄かった。
ホラーもミステリも楽しめる作品という贅沢な作品だった。
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【収録作品】第一話 幽世(カクリヨ)の音/第二話 まぼろし花魁/第三話 屏風小町/第四話 泣く家/第五話 廃病院の看護婦霊
大正時代が舞台の怪談話。といっても、ファンタジー要素はあまりない。なにしろ主役も相方も霊能力は皆無だから。ただただ持ち前の明るさと前向きな性格、そしてお金と若さで乗り切ってしまう。解決するというよりも、真相を推理して、解決の道筋をつけるという感じで、あとは勝手に事態が収束する。
キャラはいいが、せっかくのコンビものなのに、きまじめ頑固キャラが添え物的扱いで終わり、バディ物としては消化不良。
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大正モダンと怪異を解き明かす美麗な男爵。
好みの要素が多い作品だった。
ハルちゃんとシズちゃんの出会いの話など続刊があったら読みたい。
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瀬川さんの本だから期待したけど、違ったなぁ。
ハルちゃんしかキャラが立ってないし、全体的に凡庸。残念。
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これは、ちゃんとミステリであるとともに、れっきとした怪異譚でした。平安時代の化け物大好き中将は、羨ましくて化けて出たいほどなのでは?
ハルちゃんシズちゃんの掛け合いは楽しいのですが、怪異譚ゆえの陰を帯びていて、生きた人間の欲望や打算や身勝手も、怪異に負けず劣らず(?)物語を暗からしめています。