紙の本
猫との暮らし
2024/03/05 15:59
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
猫と暮らすとすれば、気を付けなければならないことが記されたエッセイ。猫との暮らしで得られる穏やかさ、温かさ、面白さ、心身への柔らかさという幸せの数々は、全部返済義務のある前借り。前借した幸せを返済する方法が、猫を看取るということらしい。昔、猫と暮らしていたころを思い出し、温まる。
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義母が寄る波に勝てずで、飼い猫をうちの娘に預けたが、先住猫とどうしても折り合いが付かず、わが家に転がり込んできた。
犬猫は嫌いというわけではないが、子どもに手がかからなくなって久しく、今更の感あり。猫が手のかかる動物で手をかけても恩など一切感じない動物と言うことも判っておりました。
うちの場合、すでに7歳の中年猫。予防接種や病院での診断もまったくやっていない状態で、お金はかかる、手間はかかる、掃除は大変、抱っこは嫌がる、なのに夜は人の上に乗っかって眠る、吐き戻しはする、朝は四時過ぎには人を起こして食事を要求する。脱走はしたがるので窓は開けっぱなしに出来ません。
さて、本書では以上のような猫を飼うときの大変さをオブラートに包んで書かれているのである。それを大変と感じるか幸せと感じるかは人それぞれ。
かわいいイラストに惑わされず、書かれている事の重みを感じながら読んでいただきたい本である。
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猫を飼ったことないけど
猫の居る暮らしで得た幸せは前借であり
その猫を看取ってやっと返済できるとの文章が胸に迫った。
身近な猫を亡くした人の悲しみようが改めて思いやられた。
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大好きな 小泉さよさんのイラスト と 仁尾智さんの 組み合わせ(猫のいる家に帰りたいも大好き)で 思わず手にとりましたが 絵本のように 5分で読み終わってしまう 薄さ。それでも 猫愛に溢れてます
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短歌+イラスト+エッセイ。短くてさらりと読めるけど、これ、猫と暮らしている人間としては頷く箇所多く、おすすめの一冊である。名前とか心がけとか特に。
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20220216ひるねこBOOKSさんで購入。
小泉さよさんのサイン入り。
20230408読了。
猫を飼う人(やそれ以外の人)に向けた心構えの本。とはいえ、難しい事は書いていない。それでも、初めて生き物を飼うにあたって参考になる。最後の「別れ」を思うと、中々ペットを飼うことに踏み切れないのだけれど、ゆっくり考えて飼う事が出来るようになるといいなぁ。