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2018年にアメリカで、2021年に翻訳発行されたサラ・パレツキーのV・I・ウォーショースキーもの、20作目、後半。
Vはヴィクトリア、通称はヴィク。
女性の私立探偵です。
ロティの甥フェリックスは、中東での遺物発掘をめぐる事件に巻き込まれていた。
元夫の姪リノは、勤め先のパーティーで接待をさせられたらしい。
元夫ディック・ヤーボローは弁護士で、企業の仕事をしているが、フェリックスの事件とも絡みあう要素が出てきます。
ディックの今の妻はなかなかお似合いの嫌な感じの態度を取るのだったが、姪をヴィクの所に行かせたのは、ある意味善意からであったり。
大筋のスケール感と、スリルある展開と、登場人物のちょっとした人間臭さ。
面白く読めました。
それにしても、カナダの氷原まで行っちゃう?~60代にして、八面六臂の活躍がすごい!
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いつも期待を裏切らない。このシリーズは制覇してる。その事は訳者の山本やよい氏の訳が、素晴らしいからだ。海外文庫は訳者を見て選んでる。
昔なら田中小実昌氏清水俊二氏等素晴らしい人達がいます。芹澤めぐみ氏のフロスト警部シリーズも最高です。
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(上巻より)
ペピーはヴィクを襲った犯人を追い払ったし、
ミッチは大怪我をしてしまったが犯人を追いかけるという大活躍。
同じやつらが家に来た時は、もちろん、
ミスター・コントレーラスがパイプレンチを振り回していた。
いつものメンバーが元気そうで良かったし、
オリエント研究所の所長が新しくボーイフレンドになったのも良かった。
ペピーとミッチが一緒だからかもしれないが、
ヴィクのランニングがだんだん楽しそうに思えてきた。
運動は全く好きではないのに。
毎日走れば、ヴィクのように不死身になれるのだろうか?
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無関係だと思ってた二つの事件が繋がりだしてからのスケール感とスピード感。本作も読みはじめたら一気読み確実。悪い奴に何度も襲われるが、お馴染みの隣人や友人、新しい恋人や犬達、頼りになるメンバー総出演で、現在進行形で解決できない社会的問題は山積みだけど、なんとか危機一髪で生還するヴィク。打ち身青あざ作ったら当分治らない私にしてみれば、あり得ないほどの怪我を負いながらよくぞご無事で!
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不死身の女探偵、アクション映画を観ているかの死闘に継ぐ死闘!
ブィクの周りの人がもう少し彼女を信じたならと腹を立てながら読んだが、まぁ結果オーライで良しとしよう
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今回、バトルが激しかった! いろいろな人の年齢がもうわからなくなってしまっているが、それはもう良しとしよう。何作か読み飛ばしてしまったらしく、気づいたら音楽家の彼が消えていた。だけど素敵な出会いがあって嬉しい。今回改めて思ったが、ヴィクの魅力は減らず口ではないだろうか。気の利いた皮肉を素早く出せる! この能力を身に付けたい。