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03月-09。3.0点。
教場シリーズ。風間は県警に勤務しながら、若手刑事の教育役に。それぞれの若手を指導する連作短編。
片眼を刺された犯人は、まだ逮捕されず。次作につながりそうな終わり方だった。
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読者と一緒に犯人探しをするコナン式ではなく、犯人が分かった状態で読み進める古畑式の構成。犯人が分かってても意表を突かれるオチが上手い。シリーズ前夜的な位置付けなのも興味深い。
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すっかりシリーズ化となったのは、やはりこの教官のアクの強さか。その教える側になる前日譚的なお話。道場の存在は知れ渡る中、その初接触から圧倒される塾生的な皆さまの短編で物語は紡がれていきます。その映像化に寄せられた装丁は置いておいても、佇まいが目に浮かぶのは映像の力なのか、ここまで積み重ねられたアクの強さか。たくさんのシリーズが続けられそうでありつつ、さて目の敵的な位置づけの攻防戦の結末をドラマチックに落とすか。楽しみです。
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シリーズ5作目。これも警察学校に異動する前の話で、教場0の続編。個人的な希望だが、警察学校教官の方の新作を読みたいなあ。今回収録の6編、全て倒叙物。倒叙物は好きでないんだよなあ、全く個人的な趣味だけど。でも、まあそれぞれのストーリー、ええトコに目を付けるもんだ。さすがに長岡さん
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風間教室の最新版。
何時もながらの簡潔にして要領を得た文章ながら、風間の私生活を抜きにして人間模様も描き込んだ短編連作ですね。
今回が風間警部補の現役最後の作品に成っていますから、いつに無く風間もかなり警察教本の代名詞のような鋭さを見せていました。
この作家さんの作風がかなり好みに合うので引き続き読んでみたいです。
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「教場」シリーズの新作、時系列として「教場0」と「教場」の間
「教場0」の続編とも言えそうです
このシリーズは短編集で読みやすく、やはり面白いです
読者からは最初から犯人がわかっているのですが、特定する過程に時にはっとさせられます
洞察の鋭さもそうですが、厳しさと優しさを兼ね備えた風間はかっこいいですね
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警察学校に行く前の話。
無理あるところもあるが、面白かった。
教官なってからの本を読んでから、この本を読めば、裏話を楽しめたかもしれない。
順番間違えたかな。
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一話完結でスラスラ読み終わりました。
風間の存在感が犯人を動揺させる展開や真実を導くヒントを出す等徹底して影になりきる姿が新鮮でした。
後、締めの一文がまるで落語の様でキレイに話がまとまっており、赤ちゃんの火傷のメッセージは思わず本を閉じて感心してしまいました。
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楽しかったぞ
警察学校行く前の物語なのかな。前日譚ってわけか。それぞれのお話にキレってのをあまり感じない気がするんだけど、トリックがわかりにくいと言うか、マニアックと言うか、アクロバティックと言うか、なんか要するにすっきりしないからかなぁ。
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おぉw(゜o゜)w警察学校へ行く前の風間教官だ!現場でも風間道場で新人をビシバシと( ; ゚Д゚)でもそれで素晴らしい刑事に育ってくれるなら安心(^^)
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風間教官が警察学校勤務になる直前の話。短編集で読みやすかった。ドラマのキムタクがハマり役過ぎて、文章を読んでてもキムタクで再生される。
妊婦の人の話が1番面白かった。子供が何故やけどしたのか、なぜ隠すのかそんなに重要に思えなかったのに、ちゃんと意味があったと驚いた。
あと学生と教授の話も好きだった。すごくシンプルだけど、地図に絡めた話で印象に残った。
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刑事指導官風間公親が新米刑事を指導する。それぞれは短編で事件は真相にたどり着くのだけど、話は繋がっていて、通行人を襲う通称「千枚通し」の犯人が犯行を重ね、どうやら十崎という風間の右目を指した男が犯人らしいと考えられる。しかし、そこで話は終わり、風間は異動となり、このシリーズはまだまだ続く。
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面白かった。
第三話の恋人を殺された復讐が印象的だった。気持ちとしてはわかるが、こういう展開で犯罪がわかってしまうのも何とも言えない思いとなった。
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「硝薬の裁き」「妄信の果て」「橋上の残影」「孤独の胎衣」「闇中の白霧」「仏罰の報い」
6話収録の連作短編集。
刑事指導官・風間公親と共に、風間道場門下生の刑事達が事件の謎を紐解いていくオムニバスストーリー。
スピーディな展開で、其々の短編はアイデアの宝箱。
徐々に真相に近づきラストでスコーンと決まるさまは気持ち良いの一言。
どの短編も短いながらもドラマ性があり愛憎に満ちていて、思わず犯人に肩入れしたくなる作品も。
そして何より風間の圧倒的存在感が良い。
右目を奪われていようが、誰よりも確かな目を持ちその人間力に惚れる。
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前々作、教場0の続編で右眼を失った風間が若手刑事の指導官となり犯人を追い詰めていく。
各話とも犯人が様々な事情を抱えているのは分かるが短絡的に犯行に及び、悉く風間に見抜かれ、その指導を受けた若手刑事達に追求されていく。
しかし『仏罰の報い』に関しては犯行に及んだ方法が焦点になったが、まさかの展開で意外性は十分であった。
『孤独の胎衣』は都合が良すぎる展開であったが犯行動機に関しては同情できる