紙の本
信仰と発展は両立する
2021/08/15 15:14
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投稿者:シュガーラッシュ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「おそらく生きている人間としては極限まで努力したと思う」著者が発展について答えている。高段なインスピレーションのみではないらしい。30年以上前の新時代の経済原理の質問のなかでマルサス、デビッド・リカードも支援霊団にいるとのこと。発表の機会はまだないが死後の考えがあるように感じる。AIには解けない新しい繁栄を宗教家が指針として示している。
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発展・繁栄関連のQA集。後半は教育や芸術、研究職の人へのアドバイスにもなっていて、総じてこの世での発展・繁栄と心の幸福の両立とは、的な印象。
宗教に強く惹かれすぎると興味関心が実社会から解離してしまうこともあるけど、やはり生活していくにはそっち側の知恵も必要なわけで、そういう意味での中道を探る書かも。
一番ドキッとしたのは「仕事に『意義』と『やりがい』を見いだすための考え方」。もっと意識変革が必要だな。。
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神仏の目からみた繁栄とは何か。その問いに、Q&Aの形でわかりやすく答えた質疑応答集。経営、教育、科学技術、芸術などあらゆる面から、具体的な提言がなされている。実に明解!
人材を育てるには「情熱」と「本気でほめる、光の言葉を投げかける」ということが大事。誰もが知っておきたいこと、そして、自身の今の心境にぴったりと当てはまる珠玉の一転語がちりばめられている。何度も読み返したい未来への指針となるべき一冊だ。
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2022/03/07 読了
繁栄、発展という題名にある通り、殆どが経済的豊かさや会社経営に対する質疑応答である。しかし、教育のこと、子供の指導のこと、また、最後のほうには芸術の役割も書かれていた。
基本的に、経営に関しては、「言い訳は許されない自己責任の世界である」と、これは松下幸之助先生も言っているのと同じで、その通りだ。
学生時代勉強をしない人が社会人になって突然仕事を出来るようにならない、という点もよく納得できる。
当時と違って、ブラック企業とかパワハラという言葉も生まれてはいるが、本書には「自分の上司の気持ちを推し量って仕事する」とか、「自分の会社の悪口を外で言わない」などという基本的なことも書かれている。
不況の時は、徹底的に体質強化をすること。これは常勝思考において、個人レベルの話で「スランプの時は内向的になるのを大いに利用する」と言っていたこととも通ずる。
その他、教師や人を指導する立場の人に向けて「褒める」ことの効果も書かれている。「あのときに褒めて信じてくれた先生がいた」という点が生徒の心に一生残っている場合のことが書かれている。また、授業以外でいわば感化するように人を指導することの大切さも説かれている(人格を高めなければならない)。
最終章には産業や技術のこと。参考になったのは、まず、「(経済的など)弱者」という言い方はよくないという点。また、基本的にやはり資本主義的な考え方の法が仏法真理にはあっている点も(既に知っていたが)確認できた。