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楽しかった!
解けた問題がけっこうあってほこほこ。
解けなかった問題も、解説読んでなるほどなぁ〜となる。
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面白くて一気に読んでしまいました。
問題自体は決して難しくはないのですが、シンプルかつ「解きたくなる」(書名のとおり、ここが重要)問題の中に数学の考え方のエッセンスが凝縮されているのが素晴らしいです。
あとがき部分に、人間は「知覚の恒常性」によって身近な素材を扱った数学的課題(問題)を「自分事にする」ことができるという、非常に示唆に富んだ指摘があります。
数学の問題というのは、どこか冷たいというか、突き放したようなところがあって、本書中の言葉でいえば「義務的な気持ちにさせる」ところがあります。
日常の素材を使いながら、自分事として「つい解きたくなる」ような問題と学習者がもっと向き合えるようになれば、数学教育というのはさらに魅力的なものになるような気がします。
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「ピタゴラスイッチ」でおなじみ佐藤雅彦研究室の数学好きメンバーが集った研究会からうまれた数学の問題集。問題集と言っても、無味乾燥な問題文が並んでいるのではなく、身近で日常的なものや景色の写真からぱっと問題の核心をとらえられ、答えを考え(解き)たくなり、解答のページもぱっとみてわかる工夫がこらされたゆったりしたつくりで23問。順序よくじっくり地道に考えていけばわかるものもあれば、ちょっとした発想の転換や思考のジャンプが必要なパズル的なものもあり、人によって得手不得手も違いそう。デザイン・レイアウトや美術なども佐藤雅彦研究室ゆかりの人が手がけて、読むピタゴラスイッチ(「大人のピタゴラ」)という雰囲気の本になっている。
安野光雅、森毅、野崎昭弘らの「美しい数学」シリーズ(童話屋)をおもいだす。子どもたちに自分で考えて答えを発見する喜びを知ってほしいという願いのこもったあの絵本を企画したあんのさんがごらんになったら、きっとさぞよろこび、おもしろがったことだろう…
ツイッターによる佐藤雅彦さんのおすすめ入門問題は、Q1, 5, 8, 14. 16
わたしが好きなのは、Q2, 10, 15, 16, 19
本棚にしまいこまずに、ちょっとした時間に、ひとりで、家族や友だちと、挑戦してみると楽しいと思う。
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この本の発売を記念して行われたオンライン講義もギリギリ間に合って視聴できた。佐藤雅彦研究室に憧れていた昔からのファンとしては至福の時間だった。
まず色々な物事に対する着眼点が面白いし、そこからの発想力もすごいなぁといつも感銘を受けるのだが、今回もEurekaが満載だった。
鳩の巣理論の汎用性に驚き、昔習った公式がこんな形で役に立つのかと感心し…中でも偶奇性というのは自分にない発想だったので本当に感動した。
昔から数学は好きだったから嫌いな人の気持ちはわからないけど、こういった本をきっかけに少しでも数学嫌いな人が減るといいなと思う。
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読んでる途中ですが、推します!!
面白い!!!
問題が解けた時の「ヤッター!!」な感じが数学を楽しいと思わせてくれます。
ピタゴラなヴィジュアルが子どもを惹きつけるのも◎。
もったいないので旦那と2人でちびちび読んでますが、続編出してほしい、とは数学科出身の旦那のリクエストです。
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「ピタゴラスイッチ」の佐藤雅彦らによる数学パズル本。
いかにも佐藤雅彦という感じの装丁、デザイン、テキストで基本的な数学的思考の取っ掛かりとなる数学の問題22問とその解説。Eテレでテレビ化しろ!
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自分用に入手したのに、子供たちが持って行って、なかなか私の手に帰ってこなかった。
生活に溶け込んでいて、写真や絵で見える数学はより面白い。整数問題のようなのも面白いのだけれど。
写真に陰影があり、『考えるカラス』のような適度な緊張感を感じてよい。
チョコレートの問題は、道具としてはわかったのだけれど、模範解答の並べ方が思いつかなかった。単純に単純に考える、それが美しい。
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数学って色んな視点から物事を見るのが大事なんだろうなって実感できる
頭良くなった気になってしまう……
絶対誰が見ても面白いし写真ばっかりなので、プレゼントに最適だと思う。
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難しい公式を知らなくても面白い、楽しい数学本。
1人で読むもよし、複数人で楽しむもよし。
装丁も素敵。
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NHKの番組にありそうな内容で、どの問題も面白い。
(と思ったらピタゴラスイッチ制作関連の方でしたか)
正直、中にはわからなかった問題もあったり、わかったけど解説を見て考え方を改めて読み返すとちゃんと理論立ててあって改めて理解。
たしかに解きたくなった。
260冊目読了。
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何かうまいやり方があるのだろうなと思いつつも,具体的な操作で何とか答えにたどり着く(自信はない)。答えを見て,なるほどそういう風に表現すればいいのかと思う。抽象化することで具体的要素が及ぼすノイズを捨てることができて,何をすれば答えにたどり着くかが見えてくる。子どもがマスにならんだ問題はそう表現するのか!と感心した。ある程度の算数や数学の知識があると考えやすくなる。巻末に紹介されている本も見てみたい(挑戦してみたい)と思う。
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簡単そうに見えるのに一筋縄ではいかない問題ばかり。
日常にあるものを取り上げているから、問題を自分ごととして捉えやすいです。
数学をこれまでよりも身近に感じることができます。
数学が苦手だった人の入門書におすすめ。
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?が!に変わる体験をあなたも。
算数や数学は苦手ではなかったけど得意でもなかった。図形の問題はいつも補助線が見つけられず、暗算が苦手で紙がないと3桁のくりあがりがわからない。ただ、算数・数学読み物は昔からとても好きである。そういう自分はこの本が大好きだ。
タイトルからワクワクする。見開きの写真で出題される。考えてわかったときは嬉しいし、わからなくてページをめくっても解説を読めば鮮やかな解法にスカッとする。子どもが移動する問題なんか、そんなことわかるわけない! と思ったのがいとも簡単に解説されていて、まさに目から鱗。
不変量とか鳩の巣原理とか偶奇性とかの用語もスッと紹介される。難しく聞こえてもそれはつまり子どもの移動や髪の毛やオセロの話である。グッと親しみやすくなっている。
オススメらしい問22は確かに二度三度読んでもわかるようなわからないようなだった。でもタイルの隅をあんな風に表せるなんて、という気持ちいい驚きがあった。目から鱗の体験は気持ちがいい。算数や数学と仲良くなりたい人はぜひ読んでほしい。
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視覚的、感覚的にわかるような説明であり、さすが佐藤氏のプロデュースだなと思う。
学生時代に見た秋山仁の数学を彷彿とさせるわくわく感がある。
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【感想】
日常風景の中に数学を織り込み、取り組みやすい問題を23問収録している。
数学が得意だったため、ほとんどの問題は簡単に解けてしまった。
偶奇性についてや頭の中でイメージをして解くことについては目新しく、この本の最後の問題は、解答は分かったが、どのように説明すればいいのか導くことができなかった。
非常に悔しい問題であった。
文系の人はぜひおすすめしたい。
【アクションプラン】
・身近にある問題を数学を用いて解決する。