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二酸化炭素を使って化石燃料的なものを作り出す技術など、ゆくゆく二酸化炭素が多い火星に住むために、研究を進められています。
その技術が、地球温暖化にも役立てられそう。
邪魔者ではなく、使えるものとして二酸化炭素を見ておられる。
目先のエコに目をくらませず、ライフサイクルアセスメント 意識して生きていきたいですね。
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二酸化炭素は役に立つものだということが分かった。コラムも『へぇー』と思えることばかりだった。
難しいことがサラッと簡単な言葉で書かれているので、読みやすい。
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現役東大生にして、化学者、発明家、社会起業家である著者が、「ひやっしー」(世界最小サイズの〝どこでも”CO2回収マシーン)などの自身の発明・発見に触れつつ、火星に住めるようにすることも含め、CO2の回収と活用の可能性について熱く語る。
ちょっとオプティミスティックすぎる気もしたが、著者の才能と熱意に感服した。社会に実装されるまでには道のりはまだ遠そうだが、CO2の燃料化など、今後の可能性を強く感じさせるものがあった。
また、一見中身が薄いようにも感じたが、改めて考えると、高度な内容を中学生にもわかるような形でものすごくわかりやすく、簡潔に書いていて、グダグダとした長文よりよっぽどよいと思った。
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ラジオのインタビュー番組の話を聞いて、もうちょっと詳しい内容がわかるかも、と思って購入した本。
あっという間に読み終わって、ラジオで聞いた以上の内容がほとんど掲載されていない事もわかってガッカリした。
仕方無いのでネットで検索したんだが・・・チヤホヤ話しか出て来ないので、これまたガッカリ。
「ひやっしー」の性能が初期のものに比べて何百倍になったという話は、それはそうかもしれんなぁ(初期が悪すぎた)でしかなく、ようやく見つけた知りたい数字の1つが、1時間に4〜5リットルの二酸化炭素を分離できるとあった記事。
仮に1000ppmの二酸化炭素濃度の空気を500ppmに出来るとして、どれだけの空気が必要か計算すると1時間に8000〜10000リットルの空気を処理する必要がある。これは毎秒2.2〜2.7リットルってことになり、扇風機なら送れるだろうけど、フィルタ通らんでしょ。結構なポンプがいるんでない?それがあの太陽電池を貼ったキャリーケースで?この時点でアウトです。さらに吸収効率だとか、二酸化炭素以外の生成物だとか、考え出すとキリがない。
特許申請中なので、詳しい話は書けないなんて、なんか胡散臭いんだが、若者の夢物語に水をさすのはいかんのかなぁ・・・
それほどの技術で地球を救いたいという心意気もあるなら、オープン技術にして、みんなでやろうよ!と言ってくれたら、手を上げるんだが。
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なぜ今SDGsが話題になっているのか
なぜ環境問題のために、二酸化炭素を減らさないといけないのか
二酸化炭素を減らすために、何をしたらいいか
実にわかりやすい喩えを使って説明されているため、内容が一度で頭に入ってくる。
小学生に説明するだけでなく、
わかっているつもりの大人が再確認の意味でも読むのにいい。
では筆者が、どのように環境問題に向かいあい、
どのように解決していくか、
これからにも期待しております。
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同じ山梨出身でこんなに研究熱心な子が
いることに驚き。
未来のある世界を創り上げてほしいし
私個人も力になれることを知れた。
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すごく前向きな大学生。こういう学生はいるのだな、、と思う。
面白い技術だけど、思ったほど、なんというか、おお!、という感じはなかったな。
なんとなく”広報”を意識しすぎている感じがするからかな。
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私たちの2030年 未来予想図
二酸化炭素を吸い取れば、地球を守れて、火星にも行ける。
この研究がうまくいってほしいですね。
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まだ20代前半だっていうのにすごいことを考え、実行し、結果をたくさん出している。刺激をいっぱいもらった。
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地球温暖化のタイムリミットは2030年。思いの外すぐだ。二酸化炭素をすいとる機械があるが、物凄くお高いらしいので個人向けとして、ひやっしーを開発して意識改革を図っていこうとしているらしい。二酸化炭素も悪いことばかりじゃなくて、軽油もどきみたいなものができたりするらしい。火星に住みたいという一見夢物語から、現実のこととして具体的に研究し、二酸化炭素との共存方法というかいろんなことそらりん計画とか考えついて凄い。2021年当時当時21歳。才能のある化学者って本当にいるんだな。
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すごく未来が明るく見えた本でしたが、大学の教授にこの本を紹介した際、非常に否定的な意見だったため、懐疑的にみるか需要的にみるかで見え方が非常に変わってくる本であると思った。
そーゆーものか…
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CO2(二酸化炭素)がなぜ地球温暖化と関係するかの解説から始まり、それを回収するための装置の生まれた経緯、さらに装置で集めたCO2から燃料を生成する化学反応の発見からそらりん(空気から作ったガソリン)を作る計画、そらりんで動く交通輸送網の計画と段階的にかつ具体的で実行可能な未来予測を展開していく。
最後には『地球のそらりんで火星へ移動して、火星のそらりんで地球へ帰還する』までの目的のための手段の開発が地球温暖化を防ぐという目的を果たせそうだという、SFみたいな話が現実に生きている間におこる速度で進めらていることに驚いた。
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今の地球の気候変動危機に対して、具体的な解決プランを提示していて、研究者としてもすごいんだと思うけど、この技術が社会にどう浸透するか、どうやったら一般の人の意識が変わるか考えている点は、もはや研究者の領域を超えてたいる。子ども向けと思えるくらい噛み砕いた文章と絵も、そしてゆるふわのネーミングも普通の人が読めるように考え
たんだろうな。とにかくポジティブなマインドが気持ちいい。そして最後のエピローグでは作者が、いかにたくさんの人に応援されて、家族に愛されているかを感じる。とても魅力がある人なんだろう。
エコバッグは本当にエコなのか問題はよく問われるけど、併用使いの回答はなるほど〜。600回も使わないとエコバッグはエコじゃない。だから、エコバッグはひとつだけ持って、長く使って、ビニールも何度か使って、ゴミ袋にする。今度聞かれた時の回答にしよう。笑
あと、気になったのは、太陽放射管理のところ。エアルゾロという雲の物資を飛行機でまくことで、日傘の役割を持ち、太陽光を跳ね返えして地球の気温を下げるやり方。
確かに理論的にはいいけど、こんなことしていいのかなぁとは思う。化学的に考えることは大事だし、感情論ばかりはよくないと思うけど、しっかりと考えるべき点だと思う。人間が全てを支配できるわけがないのだから。
頑張って、火星に行ってほしいなぁ。
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温暖化についてはスケールが大き過ぎて、考えるのを放棄していたが、本書はその考えが間違っていることを優しく教えてくれる。
それだけでなく、二酸化炭素からメタンを作り、それが燃料になるという「二酸化炭素の有効活用」についても書かれており、筆者の発想力に驚かされた。
実は電気自動車や水素自動車よりガソリン車の方がトータル的には二酸化炭素排出量が少ないこと等意外な事実も…(私が知らなかっただけか)。
レジ袋とエコバッグの関係については知っていた。レジ袋を毎回購入しているものの、そのあと何回か利用するという観点はなかったので、これからは行いたい。
二酸化炭素を吸収してくれるひやっしー、欲しいけど月額4万以上かぁと思うと、今の経済状況では厳しい…。でもこんなこと言ってられなくなるんだろうな。地球のタイムリミットは近い。
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夢のあるお話をわかりやすく、具体的に、
語りかけてもらえるように書かれていて
一気に読んでしまいました。
謝辞を読んで、圧倒的実家の太さ、家ガチャ成功者の放つ輝きを見せつけられ、頭がクラクラしてしまいました。
努力する才能と環境に恵まれた方が、世界を救う、という固定化されたサイクルが苦手では無い方にはぜひ読んでいただきたいです。
家庭環境などで頑張りたくても力を発揮しきれない多くの人々のことをどう捉えられているのか、またお考えを知れるチャンスがあることを楽しみにしています。