- 現在お取り扱いが
できません - ほしい本に追加する
辺境伯アルファと目覚めた眠り姫 みんなのレビュー
- 釘宮つかさ (著), みずかねりょう (イラスト)
- 税込価格:740円(6pt)
- 出版社:オークラ出版
- 発売日:2021/10/22
- 発送可能日:購入できません
文庫
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
2 件中 1 件~ 2 件を表示 |
電子書籍
(・・・嫁いでこなければよかった・・・)本文より。
2022/08/26 21:06
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やまだち - この投稿者のレビュー一覧を見る
「オメガバースものの中世ファンタジーBL」あとがきより。
ネタバレがあります。
●ヴァレリー伯爵家の次男で皇帝の信頼が厚く国境の警備と地方長官兼領主を任されランベール辺境伯と名乗るαの20歳攻め・クリストファ
●バーデ侯爵家の長男で剣技大会で優勝するほどの腕前をもちながら落馬によって四年間も眠り続けていたΩの22歳受け・アシュリー
●アシュリーの側仕え・リュカ
●クリストファの側近・シルヴァン
○両視点
幼い頃、剣の習い事がきっかけで出会ったクリストファとアシュリー。その後、交流は途切れたものの剣を嫌っていたクリストファはアシュリーのおかげで強く成長し、一方でアシュリーは落馬事故のためずっと眠り続けることに。そして四年後、アシュリーが目覚めると自分をとりまく環境は一変していて・・・
あとがきに「攻めがすべてを失った受けを大事に囲い込んで癒し、初恋の相手と成就する、というお話です」とありますが、個人的に大好物の不憫受けです。
大切なものを失い、目覚めると侯爵家から追い出されるよう「男嫁」として嫁がされ、嫁ぎ先でも心を折られ嘆き苦しむアシュリー(涙)。でもクリストファが幸せにするのでご安心下さい(ルヴァンとリュカのアシストが効果絶大だったと思う)。
クリストファはアシュリー一筋なのに、アシュリーのクリストファへの好意は二歩進んで一歩下がるようなじわじわ感があって、それが初夜への期待を高めてくれました。クリストファのしきたり破り宣言はよかったー!
ただオメガがレアで秘め過ぎた設定や、発情はするけど「運命の番」やうなじを噛む行為が無かったこと、そして「男嫁」という制度もあることから、オメガバースものでなくてもよかったのではと思います。中世ファンタジーBLとして十分面白かったし。
またアシュリーが落馬した原因である狩猟笛のような不可解な物音の正体や、『悪魔閣下』という噂の真相はどうだったのだろう?継母の仕業だったら怖すぎる。誤字については解消してほしい。
みずかね先生のイラストが、電子書籍だと表紙(衣装が芸術)しか拝めないことも残念です。
2 件中 1 件~ 2 件を表示 |