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こういう感じがいいなかっこいいなと感じる時期もあったのだけれど、今の自分にはちょっとしっくりこなかった。
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伊藤聡さん推薦
これを読んでも精神的に一個も成長しない、これを読んでも利口にならない!
この文章力があるのにこの不毛な議論って何!?
子供が水鉄砲で遊んでいるのを、マイケル・マンに撮らせているような作品
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あのやべえ女の脳内ではこんな感じの思考回路が超速でまわってたのか…となんか納得。
正そうなんて無理な話である。関わるとこっちがボロボロにされる。
特に教訓も味わいもないがひたすら毒を被り続けるのもここまでくると価値があるわ。
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脳内に口癖が乗り移り読んでる間強くなれるし(正論なんてなにさ)カバーデザインのカヒミのジャケットかみたいなヒキとかほんとにグーなんだけど、終わり方の不穏さ。後味の悪さ。触れたくないけど「このまま生きていけるわけがない」そう、そのへんの匂わせがずるくなくてフェアで時間をおくと評価できる点と思う
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今更読んだけど、文章のドライブ感とラストの突き落とされた感すごい。読み終わったあと心理的な乗り物酔いみたいな状態になった。でも最高。
表紙の写真は著者らしいけど、ルシアベルリンといい、写真がかっこいいというかキマる作家っていいよね。
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サイコーの書き出しに惹かれて発売してからすぐ買ったのに、ハリーが悪態をつかなくなってから微妙に読む気が失せて長いこと放置してました、ごめん。
彼女のあのユーモアがまさしく彼女の世界(幻想)を守る砦だったんだなとわかり、あのラストもあって、興味が薄くなったことがすこし申し訳なくなった。
どうしようもなくふざけた主人公ではあったし現実にいたら関わりたくはないけど、キャラクターとしては申し分ないほど魅力的だったので、あのまま世界をぶち壊してほしかったという気持ちもすこしある。
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タイトルのクロードというのは寄生虫してたフランス人の名前。可愛げなく、憎まれ口ばっか叩いていて、周囲の助言も聞かず、とうとう追い出されてしまう。反省しない。多分クロードの金で何日か分の宿泊料が払い済みだったホテルに住まいを移す。「暑いから」というこじつけ理由で、スイートルーム的な部屋に潜り込む。新興宗教のメンバーの溜まり場に潜り込む。そこでも迷惑しかかけず、結局孤独に自分の部屋に戻る。サイコーにデモデモダッテなんだけど、ちょっとでもそれが通用するのは、「若くてキレイな」外見を持つ人物だけなんだよなー。
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今だったら病院で診断名がつきそうな性格の主人公だった。頭のおかしい人自身は困らないから病院へは行かなくてそばにいる人が病む、という話を聞いたことがあるけどこの小説はまさにそんな感じの前半。自分の周囲にはいてほしくない人間だけど、こういう人が実際にいるっていうのはインターネットでの情報で可視化されているからなんとなくわかる。書かれた当時はどうだったんだろ。
巻末の解説は主人公ハリエットに対する視線が優しい。あと皮肉とか悪口とかとにかく文章がいい。