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政治が遠い、そう感じている人にこそ読んでほしいキケロの言葉
政治を遠く感じる「民主主義」の仕組み
投票を棄権する権利
不況のときにだけ政治意識を高めるのは逆効果
イメージで投票することの危うさ
「国民全体に良い政策」は実は利益をつけかえること
選ぶべきは、政治屋ではなく大政治家
古代口—マで「祖国の父」と慕われたキケロ
崩壊しゆく共和政口—マを見ながらキケロが後世に残したもの
古き良きローマを取り戻すための戦い
2000年たっても響く「大政治家」の言葉
賢人であり、祖国を愛した人
法と政治体制:
自然法—時と場所を超え、すべての人に適用される真の法
政府の必要性—自然法に従い、人々を統治するもの
理想の政治体制―君主政、貴族政、民主政
共和国とは何かー民主政=人民の国家といえるか?
政治家の心得:
名誉ある平和—国政を担う者が見据えるべき目的地
善き市民―恐怖ではなく、生来の羞恥心から行動する
無謀な政策—国家と個人、双方の利益にかなつているか
教養と雄弁さー心を動かし、抑圧された人を解放し導く力
難局を乗り越える—目を見開き、航海を楽しめ
謙遜―キケロが謙遜を学んだ、苦い思い出
派閥と友情:
協力者と対立したとき—率直に、丁寧に説明する
嫉妬—友情の陰に見え隠れするもの
歩み寄り—派閥同士の協力
自分を貫くか、方向転換か—より大きな善のためにプライドを抑えられるか
友情か将来か—恩人か、カリスマか
移民と戦争:
移民-国家を強くしてくれるもの
戦争―国の名誉を守る行為
第5章 悪政
貪欲—我々を征服できる、唯一の敵
汚職—国家の心臓を蝕むガン!
暴政—権力者は必ず塑落する
独裁—あくなき権力への欲望
堕ちた国家―キケロ自身によるエピローグ