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面白過ぎた。最高の読者体験。
ライアン・ゴズリングで映画制作進行中は楽しみでならない。ただこんだけ化学的実験を繰り返す描写を文字がない中でどれだけ説得力を持たせられるのかは心配。実験のトライアンドエラーがこの作品の醍醐味でもあるから。
記憶喪失は仕組まれたものやったんやな。
ストラットはめちゃくちゃなやつだけど、憎めないし、自分がストラットの立場だったらそうするよな。ちょい健忘を促す薬品はご都合主義な気がするけどそこはSFってことで!
もう後半はロッキーとの友情物語、バディモノとして単純に胸が熱くなる話。一度別れるところでめちゃくちゃ泣いてしまう。
タウメーバが脱走して、めちゃくちゃになった時、
ロッキーを救うべく、命を賭して特攻するグレースに
なぜかインターステラーの主人公感を感じた。
あれもテラフォーミングっていう地球を救う計画の話ではあるしね。救い方は違えど同じ特攻ミッションにはなるわけだし。
ラスト帰らないのもわかるなと。
帰ったとてもはや知ってる地球ではないし。
浦島太郎よ本当に。
だったら生涯の友、ロッキーたちといたいよなあ!
気が向いたらロッキーたちと地球旅行でもしてほしいけども。
久しぶりに終わって欲しくない読書体験でした
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上下巻読了。
すごく面白いという評判だったので、読んでみた。
確かに面白い。ロケットヘイルメアリー号に乗って遠い星に行って目的のものを手に入れ、地球の危機を救うというのは、ちょっと「宇宙戦艦ヤマト」みたいだ。(話は全然違うけど)
物理苦手だったので科学的裏付けの確かさは正直よくわからないところもあったけど、わからなくてもそれなりに読める。わかればもっと面白かっただろう。
主人公が乗船するまでの経緯がわかってくるパートと、宇宙でバディを得て数々の危機を乗り越えてミッションを行うパートが交互に出てきて飽きさせないし、バディも一般受けしそうにない見た目ながら、読んでるうちに「いいやつ」と思えてくる。
後味も良い。
しかし、なんというか、アメリカのエンタメだな~と言う感じ。ハリウッド映画並に次から次へと危険な場面があり、それを主人公と相棒が知恵と友情で切り抜ける。正直言って、映画を見ればいいかなと読みながら思った。見返しにも巻末の解説にも「ライアン・ゴズリング主演で映画化!」と書いてあるのも興醒めというか。そんな目立つところに書いてあったら読んでてもライアン・ゴズリングの顔しか浮かばないし。細かい科学的裏付けを楽しみたい人は本の方がいいかもしれないけど、そうでなければこのスペクタクルは映画の方が楽しめるんじゃないかな。
あと、アメリカンジョーク?や、「ワォ」「オーケイ」などが頻出するの主人公の語りが、私はうんざりしたが、そういうことが気にならない人にはいいのかな。まあ、アメリカンって感じです。本当に。
筋だけで言えば、とてもよくできていて面白い。
でも、特に深みはない。
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佐久間宣行さんのラジオで知り、読み飛ばしつつなんとか最後まで読み切った。読み切ったことに対する星四つ。
三体も難しかったけど、やっぱ難しい世界…。物理とか、わかる人たちのすごさがわかる。あと、当たり前だけど月くらいだと全然地球から近くて、宇宙はもう意味がわからないほど広いんだよね…ということを思った。
ロッキーがかわいい。
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地球を救うのは研究者たち!しかも勇敢!
理数系の皆さんありがとう!
相対性理論に興味を持って少し調べたけれど、私には全く理解不能だった。。。
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長編SF久しぶりに読む。
読み進める中で鳥肌が立つ場面あり、喜び驚きながら一気に読んだ。
また、落ち着いて読み直そう。
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とことん続いたトラブルにハラハラ。さらに?まだあるの?というトラブルから、まさかの最後に、感動した。よかったです。ホント面白かった。
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KL 2022.5.26-2022.5.28
難しいことは考えず楽しめる。
数々のピンチに立たされながら、主人公と相棒は諦めない。そして衝撃のラスト。
この明るいトーンが楽しい。
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化学は苦手だけど、火星の人は愛読しているのでゴールデンウィークに丁度良いかと購入。面白い。人物描写やテンポが読みやすくて久しぶりに読書の楽しさを思い出した。
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星野源おすすめと聞いて購入。何を書いてもネタバレになってしまうので詳しくは書けないが、映画「オデッセイ」の原作を書いた作者の最新作にあたる。主人公が逆境に立たされても諦めずに立ち向かう、手に汗を握るシーンが続く。後半はとんでもない展開に。読んでのお楽しみと言っておこう。
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上巻p276 じんわりときました。マー●ルとか●ター●ォーズとかヒーロー/ヒロインたちが勝手に世界を救う系の物語では味わえない。お見事。
主人公は、太陽エネルギーを餌にする地球外生命体(アストロファージ)の謎を解明するため、太陽系から11.9光年の恒星「タウ・セチ」へ送り込まれた理科の先生。
「感染した」太陽が放出するエネルギーは徐々に減少し、このままでは地球は寒冷化し大気候変動は免れない。
しかしタウ・セチは、なぜかアストロファージの「感染」を免れているのだ。
恒星タウ・セチに辿り着けば、太陽に感染する謎の地球外生命体(というよりも、感覚的には宇宙空間で生存できる細菌やウィルス)に対抗する方法が見つかるのでは…?
太陽系を離れタウ・セチへ
はるばるのぞむ
宇宙船ヘイル・メアリー号
日本語が通じる青白い顔の外星人は登場しません。
日本語を話す髪の長い外星人美女も現れません。
主人公マット・デイモンが、他のクルー、NASA、中国国家航天局と協力してサバイバルした前々作「火星の人」。
今回は、宇宙船内にたった一人でどうするの…?
…と上巻半ば、タウ・セチに近づいたところでXのXXXXXXにXX(伏せ字)
「三体」黒暗森林の冷やし中華無常感とは真逆のユーモアたっぷりアメリカン
SFサバイバル第二弾と思いきや、暑い夏をさらに熱くするバディ小説
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星野源さんがラジオで佐久間さんから教えてもらって読んだら超面白かったと絶賛してたので気になって、GW中に読むのを楽しみにしてました。
ちなみに、過去の著作も読んでないし映画の「オデッセイ」も観てない。
できるだけ前情報をいれずに読んだ方がいいと言われてたので、それに従って読んだら、めちゃくちゃ面白かったーーー!!!!!
最初は科学や物理の世界が少しとっつきにくかったけど、上巻の途中から読むのが止まらなくなり、結果2日間で完読。
読み終えた今でも細かい部分はイマイチ理解できてないけど、なによりストーリーが圧巻だし、キャラクターも魅力的で世界観に引き込まれました。
最後の最後まで期待を裏切らず、特に下巻の後半は胸が熱くなって泣きそうになり、本当に読めて良かった!!
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2021年12月刊(原著は2020年刊)。太陽光を奪いつつ、宇宙空間で増殖する謎の生命体アストロファージにより、寒冷化していく地球。近隣の恒星系で唯一、アストロ~に侵されていないのは、タウ・セチ星系のみ。タウ・セチに、事態打開の鍵があると睨んだ人類は、有人宇宙船〈ヘイル・メアリー号〉を旅立たせる。だが、同号の旅は、生還を期さない「片道切符」の特攻ミッションだった……。
記憶が欠落したまま、〈ヘイル・メアリー号〉の船内で、ただ一人、目覚めたグレース(♂)を襲う、様々なアクシデント! それらを持ち前の知識と発想力で、《相棒》と共に解決していくグレースの前向きさに驚嘆させられた。
後半で、「なぜ、グレースは記憶を失ったのか?」が明らかとなるが、その真相に、彼という人間が心底情けなく思えた。とはいえ、人間として真っ正直といえば、これほど真っ正直なこともないわけで……。そのうえでグレースを××して××したストラットは、やはり本当に有能な女性だったと得心させられた。
そして終盤で、突如、グレースに降りかかる究極の選択肢。「栄光か、死か?」~私だったら、彼とは違う選択をしたと確信を持って言える。だが「グレースならば、この選択をしても何らおかしくない」ことを、筆者はそこまでの積み重ねで、きちんと描ききっているので、読んでいて違和感は全く感じなかった。
《選択》の結果、彼には破滅しか待ち受けていないと思ったら、意外と××で●●だったので、安堵した。私の読解力と想像力が足らないのか、描写された光景を、上手く脳内にイメージできないシーンも幾つかあったが、そこは現在、進行中という実写映画版での「絵解き」に期待したい。
とにかく、本書は宇宙SFの面白さ、科学の合理性と醍醐味を、存分に味合わせてくれた佳作で、満足満足。
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自分がSFものを読んだことがないのと、科学に関する知識がほとんど無いこともあり、活字からどんな場面かを上手く思い起こせない部分が結構ありました。
とはいえ話の大筋は面白いので、もうちょっと宇宙のことなんかも色々知っていれば、もっと楽しめただろうと思います。
フィクションで極端な物語の設定とはいえ、科学技術の最先端はこんな感じで希望と絶望、好奇心と狂気がごちゃ混ぜになった世界なんだろうな、というのが味わえます。
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過去と現在が交互に描かれこのミッションへの意味が分かると共に次から次へと起こる困難にロッキーと力を合わせ乗り越えていく。二人の間に育った友情、その会話のユーモラスさ、そして訳者の工夫が素晴らしい。宇宙工学や物理学にもっと詳しければさらに楽しめたのではないかと思うが、それでも十二分に感動しました。
特に最後の30頁ほどは最高です。
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…大事なことを言うと、レビューを読まずに読んで欲しいですw
私もそう言われて読み始めて一気に下巻の最後の一行目まで来てしまいました。あらすじも知らぬまま読んだ方が絶対楽しめると思います。こうした小説はなかなか巡り合えないので、いやはや僥倖僥倖。
読了後も色々妄想できる余地があるのは非常に良いですね!