紙の本
大胆な仮説と妄想の奔流
2022/06/29 22:25
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
SFで泣きそうになる感動を覚えるなんて。大胆なSF的仮定、アイデアが多くつぎ込まれ、ビートルズをはじめポップカルチャーの話題がつぎ込まれ、エイリアンとの友情が詰め込まれ、飽きることなく最終章へ。複雑極まる問題と解決策の一つ一つを検討するうちに、子細なディテールに重大な問題があることを生み出すプロットに感服する。前編では黙示録の世界の到来を予感してしまうが、災難を乗り越え強く生き抜いていく世代が育つよう期待する主人公の姿がまぶしい。次世代が引き継ぐ混乱してしまう世界をきちんと受け止められるよう育てなくては。
電子書籍
文句なく面白かったです
2022/07/24 06:59
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投稿者:ひね - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初から最後まで予測ができない大展開でした。素晴らしい小説が読めて幸せです。
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めちゃくちゃ面白かったー!地球を救う手段見つけるのは早いなぁと思ったけど、そこからテンポよく色んなことが起こっていくので読む手が止まらず下巻の後半は一気読み。
最終章は地球に帰ってヒーローになれると思ってたから帰れなかったのか…とさびしい気持ちで読み始めたけど、なんとも幸福な結末。どうなっているか分からない地球に帰るよりも唯一無二の親友とやりがいのある仕事がある世界で生きていることに胸がいっぱい。ロッキーもエイドリアンが待っててくれたみたいで良かった。しあわせ、しあわせ!
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久しぶりにはまった小説。随所に緻密な科学的考証があり引き込まれた。ハラハラドキドキが止まらない展開で上下巻を一気に読み終えた。SF好きにはたまらない小説だと思う。紙の本はなかなか買えない状況なのか、メルカリとかでは定価以上で売れてる。。
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みんながヤバいという理由がわかる。
バディが出てきてからとか、ホントおもろいもんね。
エンディングも好き
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これってフラグだよね? とか、残りこれだけだけどこのまますんなり展開するはずあるか……?などと余計なことを考えつつ、はらはらしつつ、それでもときどき爆笑しつつ、そしてたまにうるっとしつつ。味わったことのない読み心地だー。
すばらしい。しあわせ! しあわせ!
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何も言うことはない。下巻も面白くて一気読みしてしまった。結末も、思いきり笑顔になれました。なにやら映画化が予定されているそうですが、これは期待外れになったとしても、世界観を楽しみに観に行きたいです!
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上巻p276 じんわりときました。マー●ルとか●ター●ォーズとかヒーロー/ヒロインたちが勝手に世界を救う系の物語では味わえない。お見事。
主人公は、太陽エネルギーを餌にする地球外生命体(アストロファージ)の謎を解明するため、太陽系から11.9光年の恒星「タウ・セチ」へ送り込まれた理科の先生。
「感染した」太陽が放出するエネルギーは徐々に減少し、このままでは地球は寒冷化し大気候変動は免れない。
しかしタウ・セチは、なぜかアストロファージの「感染」を免れているのだ。
恒星タウ・セチに辿り着けば、太陽に感染する謎の地球外生命体(というよりも、感覚的には宇宙空間で生存できる細菌やウィルス)に対抗する方法が見つかるのでは…?
太陽系を離れタウ・セチへ
はるばるのぞむ
宇宙船ヘイル・メアリー号
日本語が通じる青白い顔の外星人は登場しません。
日本語を話す髪の長い外星人美女も現れません。
主人公マット・デイモンが、他のクルー、NASA、中国国家航天局と協力してサバイバルした前々作「火星の人」。
今回は、宇宙船内にたった一人でどうするの…?
…と上巻半ば、タウ・セチに近づいたところでXのXXXXXXにXX(伏せ字)
「三体」黒暗森林の冷やし中華無常感とは真逆のユーモアたっぷりアメリカン
SFサバイバル第二弾と思いきや、暑い夏をさらに熱くするバディ小説
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凄い凄い面白かった!
ライアン・ゴズリングで映画化決定してるって事だけど、もう今から観たい!
どうしても物理とか化学系で分からない所が出てきてしまったりするけれど、映画はそこを映像で表現してくれるからそれを観て理解した上でもう一度この本を楽しみたい。
でも文章だけで読んでいてもテンポよく進んであっという間に上下巻読み終えた。
なによりも、この話のメインとも言えるロッキーの存在を完全に隠して売り出したの素晴らしすぎ!
これぞ未知との遭遇!!
はぁ〜本当に面白かった。
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ものすごく面白かった。特に下巻後半以降は胸がつまる思いになりラストは気持ちよいまでのカタルシスを味わえた。海外文学でありながらここまでの読みやすさと面白さを得られるのは格別である。何を言ってもネタバレになる系の小説なので語れないのだが、本作の主人公が明るくポジティブなのが良い。どんな大変な目にあったとしても諦めずに奮闘する姿に勇気と感動をもらえる。「火星の人」も映画化して話題となったが本作もライアンゴズリングで映画化とのこと。これは期待せずにいられないでしょう。
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KL 2022.5.26-2022.5.28
難しいことは考えず楽しめる。
数々のピンチに立たされながら、主人公と相棒は諦めない。そして衝撃のラスト。
この明るいトーンが楽しい。
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過去と現在が交互に描かれこのミッションへの意味が分かると共に次から次へと起こる困難にロッキーと力を合わせ乗り越えていく。二人の間に育った友情、その会話のユーモラスさ、そして訳者の工夫が素晴らしい。宇宙工学や物理学にもっと詳しければさらに楽しめたのではないかと思うが、それでも十二分に感動しました。
特に最後の30頁ほどは最高です。
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宇宙空間における、新たな生命体とのつながり。
SFものは好みが分かれるかも。
ラストを含め、自分には響かなかった。
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ちょいちょい挟まれるビートルズネタわらう
ロッキーはかわいい 「怒り!」って言いながら壁殴ってるの笑っちゃった
尋問薬使ってグレースを無理矢理特攻ミッションに送り出すくだり急に胸糞悪くなってしまった
ポリタスでウクライナの農業事情を観た所だったのもあり余計にストラットの「戦争は農業を破壊するの」という言葉に実感が……
面白かったけどしいて言うと女性の役割語が気になるな
結局ヤオとイリュヒナが亡くなり、グレースは生きていた理由は分からず終い(だよね?)
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何も言うことはない。ただ、読め!
とまではいかないが、面白く一気に読んでしまった。
著者の『火星の人』に似た、不快感を覚えるようなこともない、ただ宇宙空間で生き延びようとする工夫の数々。そこに今回は友も加わった。