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16件
プロジェクト・ヘイル・メアリー
大ヒット映画「オデッセイ」のアンディ・ウィアー最新作。映画化決定!未知の物質によって太陽に異常が発生、地球が氷河期に突入しつつある世界。謎を解くべく宇宙へ飛び立った男は、ただ一人人類を救うミッションに挑む! 『火星の人』で火星でのサバイバルを描いたウィアーが、地球滅亡の危機を描く極限のエンターテインメント
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プロジェクト・ヘイル・メアリー 上
2022/07/30 09:17
傑作
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆーだい - この投稿者のレビュー一覧を見る
まじで情報入れずに読んで欲しい
2022/07/09 00:35
心地よい驚き
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:じんべ - この投稿者のレビュー一覧を見る
デビュー作「火星の人」で、火星に独り残された主人公のにぎやかに独り言が好きだった。
今回も、孤独な主人公の独り言や回想が絶好調だ。
SFの題材としては決して目新しいものではないのに、いざそれに遭遇した人間がどう考え、工夫し、行動するのかがテンポ良く
描かれ、一緒になって頭を悩ませるのが楽しくなってくる。
科学描写にいっさい手を抜くことなく、しかしフィクション部分では思いっきり現実離れする。
SFって、こうでなくちゃと思わせてくれる期待以上の一冊。
結構お値段張るので躊躇うかもしれないが、決して買って後悔は無いと思う。
プロジェクト・ヘイル・メアリー 下
2022/06/29 22:25
大胆な仮説と妄想の奔流
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
SFで泣きそうになる感動を覚えるなんて。大胆なSF的仮定、アイデアが多くつぎ込まれ、ビートルズをはじめポップカルチャーの話題がつぎ込まれ、エイリアンとの友情が詰め込まれ、飽きることなく最終章へ。複雑極まる問題と解決策の一つ一つを検討するうちに、子細なディテールに重大な問題があることを生み出すプロットに感服する。前編では黙示録の世界の到来を予感してしまうが、災難を乗り越え強く生き抜いていく世代が育つよう期待する主人公の姿がまぶしい。次世代が引き継ぐ混乱してしまう世界をきちんと受け止められるよう育てなくては。