投稿元:
レビューを見る
本当ならば昨日読み終えた「泣くな研修医(中山祐次郎)」のシリーズ第2作を手にとるはずでした。
でも、本作の発売日だってことに気づいてしまった。
仕事を終え、本屋へ。
そして日付を跨いでしまいましたが一気読み。
やっぱり知念作品は最高です!
結果的に前作「硝子の塔の殺人」と同じく☆5つの評価ですが、前作は☆7つ位のイメージなので、正確には同じ評価ではないです。
でも、本作も個人的には☆5つで問題なし。
連続バラバラ殺人の容疑者は美少年の涼介。
バイク事故で運ばれた病院で彼を救ったのが、本作の主人公である救急医の秋穂。
そんな秋穂も最愛の婚約者を殺された被害者の一人。
自ら命を救った涼介は連続殺人犯、通称「真夜中の解体魔」と呼ばれ警察から追われていた。
涼介は秋穂に自分は殺人なんてしていない、冤罪だと訴え、徐々に秋穂も涼介を信じるように。
そして涼介の身柄が警察病院へ移送されることが決まった日の夜に秋穂は涼介を病院から逃し、共に真犯人を追うことを決意する。
徐々に犯人へ近づく2人。
そしてついに真犯人を追い詰めたと思ってからのどんでん返し。
ついに事件は解決し、めでたしめでたし。
とならないのがやはり知念作品。
ラストで読者を待ち受けていたのは、更なる大どんでん返し。
一度に三度くらい楽しめました。
でも知念先生、そろそろこれぞ知念作品と思える医療ミステリーが読みたいです!
この声が届きますように。
まぁ、医療ミステリーでなくても新刊が出れば発売日に買っちゃいますが^^;
説明
私が救ったのは、天使か、悪魔か――。
殺した後、一晩かけて遺体をバラバラにする殺人鬼――通称「真夜中の解体魔」。
婚約者を殺された救急医の秋穂は、深い悲しみを抱えながらもなんとか職場に復帰をしたところだった。
そこに運ばれてきたのは、交通事故で重傷を負った美少年・涼介。
無事、命を救うことができたが、手術室を出た秋穂に刑事が告げる。
「彼は『真夜中の解体魔』だ」と――。
涼介に復讐しようとする秋穂に、涼介は綺麗な涙を流しながら訴える。
「僕は罠にかけられただけなんです」と――。
無実に思える証拠を見せられた秋穂は、ためらいながらも涼介と真犯人を探すことになるが……。
涼介は真犯人に操られた哀れな人形(マリオネット)なのか、それとも周囲を操る冷酷な人形遣いなのか。
衝撃のクライマックスに、きっとあなたは絶叫する。
知念実希人が贈る、究極のクライムサスペンス。
【プロフィール】
知念実希人(ちねん・みきと)
1978年、沖縄県生まれ。東京慈恵会医科大学卒、日本内科学会認定医。2011年、第4回島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を『レゾン・デートル』で受賞。12年、同作を改題、『誰がための刃』で作家デビュー(19年『レゾンデートル』として文庫化)。「天久鷹央���シリーズが人気を博し、15年には『仮面病棟』が啓文堂文庫大賞を受賞、ベストセラーとなる。18年『崩れる脳を抱きしめて』、19年『ひとつむぎの手』、20年『ムゲンのi(上・下)』と本屋大賞に3年連続でノミネートされる。『優しい死神の飼い方』『時限病棟』『リアルフェイス』『レフトハンド・ブラザーフッド』『誘拐遊戯』『十字架のカルテ』『傷痕のメッセージ』『硝子の塔の殺人』など著書多数。
投稿元:
レビューを見る
【硝子の塔の殺人】がハマりすぎて買ってみたけど、期待しすぎたかな
でもどちらも全然違うテイストのミステリーだから普通に面白くて一気読み。
コイツかコイツが犯人だろうの疑いはある意味パーフェクトで当たってたけど、エピローグで動機というかなんというか?後味悪!
色々感想書きたいけど、気になってる人には何も知らないまま読んでほしい
面白かった✩
投稿元:
レビューを見る
展開もオチも読めるし面白くなかった。
狙っているのかは不明だけれども、秋穂が典型的な主人公というか馬鹿というか…。
涼介の設定も身の上もいかにも作り物で、正直期待外れ。
投稿元:
レビューを見る
主人公の女医も
犯人と疑われる少年も魅力がない。
美しい美しいと
外見のことばかり言われても
内側が書き込めていないから
浅くて軽くて薄くて
まったく物語に入り込めない。しらける。
最後に驚かせることが目的になっていて
肝心の重要なことを避けてばかりで
主人公も警察も
間が抜けてしまっている。
連続バラバラ殺人という
大きな事件のはずなのに何の緊張感もなく
茶番につきあわされた感じ。悲しい…
投稿元:
レビューを見る
先が気になって、布団の中で眠気と格闘しながら一日で読み終えてしまいました。私はこういう小説の結末を予測するのが苦手なので、最後に大どんでん返しに合いました。いい意味でも悪い意味でもトラウマになりそうです........笑
投稿元:
レビューを見る
初めて知念実希人さんを読みました。
エンタメミステリーとしては、読みやすく、サクサク読めて楽しめました。
結末がよめてしまったのは、残念でした。
という訳で、星2つです。
投稿元:
レビューを見る
知念さんはとても大好きな方です。
が
とても胸糞悪いなっていう印象も残ってます。
とりあえず、バーのおかま??(ごめんなさい)が信じていたのに可哀想だし、見る目がなかったのかもしれませんが…。
虐待されていたのならトラウマになるのでは…とも思いましたが、逆にサイコパスになることもあるのかなとか思いました。。。
話自体は面白かったように思います。
投稿元:
レビューを見る
救急医として働く秋穂の元に一本の緊急電話が来た。交通事故で胸部を殴打した少年を搬送してほしいという。
なんとか一命を取り留めたが、少年にはある疑いがあった。後から来た刑事の話より、彼は世間を騒がせている殺人鬼だという。その被害者の中には、秋穂の恋人だった人も含まれている。復讐しようと秋穂は殺そうとするが、少年・涼介は殺していないと言う。
涼介は本当に殺人鬼ではないのか?秋穂は涼介と共に事件を捜査していく。
知念さんの最新作ですが、最近は本格ミステリーの方に重視されているなと思いました。以前は、現役の医者ということで、医療を中心にしたミステリーが印象深かったのですが、今回は医療はあるものの、あまり医療を使用したトリックは使わずに展開されています。個人的には医療を駆使した作品を読みたいなと思いました。
内容ですが、これで事件は一件落着!と思いきや、最後の最後で衝撃的な展開に言葉も出ませんでした。なぜそう思ったかは、ぜひ読んで見てください。モヤモヤやゾクゾクなどあらゆる感情が渦巻いて、もう滅茶苦茶でした。
涼介が本当に殺人鬼なのか?それとも他に犯人がいるのか?次々と出てくる涼介に不利な証拠や状況。こういった展開だと絶対犯人ではないなと思いながら読んでいました。
無実を信じる秋穂が、恋人を失って復讐心がありながらも、懸命に調べていく姿に頑張ってほしいと思えてなりませんでした。
誰が犯人なのか?どれも怪しい人達で、読者としては期待が高まるばかりでした。その結果が・・・。
最後の展開に衝撃を受けましたが、それだけでなく、途中途中の展開も二転三転していくので、全てが読み応えあって面白かったです。
殺人において、エグい表現はありましたが、引き込まれる世界観、衝撃の展開に読み終わった瞬間、余韻が半端なかったです。しばらく現実に戻れませんでした。
投稿元:
レビューを見る
この子は本当に真夜中の解体魔なんだろうか?
と二転三転する中でよみすすめていくと、はぁびっくり‼️
ラストページで嘘って
感想になってないかも
投稿元:
レビューを見る
ヤバスギ。ぜったい見たほうがいい。
衝撃すぎてその日の夢にもでるくらいトラウマでした。
気づけば
マリオネットはわたしでした。
投稿元:
レビューを見る
これは事前情報なしで読むことをオススメしたいので、内容については触れませんが、この読後感は凄いとしか言いようがありません。
投稿元:
レビューを見る
ただただ面白かったです。犯人当てを試みるもスジの良い答えが見つからず、ホワイダニットも悩み、物語が進むにつれ、何回もひっくり返されました。知念先生の作品はこういうのが多いんですかね?硝子の塔の殺人とはまた毛色が違うストーリーで良かったです。
投稿元:
レビューを見る
スピードとスリルの両立した熱量の凄い作品。途中から最後までこの人が犯人なんだろうと思っていたのだが見事に外れた。完全に予想のつかない展開で落ち着いている展開とスピード感がある描写が繰り返されて緩急がついており楽しむことができた。最後はどんでん返しでうわと思わせられる展開で見事に騙された。作品に読んでるこちらが飲み込まれて一気読みしてしまった。
投稿元:
レビューを見る
知念さんの作品は、展開の緩急が丁度良く、とても好きです。
容姿端麗で、誰をも虜にする涼介。そんな涼介と、救急医の秋穂との関係性が移ろう様子に、私の心も動きっぱなしでした。物語に没入してしまう感覚、犯人は誰なのかと一緒に考える感覚がとても面白く、あっという間に読んでしまいました。
これだからミステリーはやめられない。
投稿元:
レビューを見る
『真夜中の解体魔』の正体は誰なのか?!
果てして涼介は天使なのか悪魔なのか?!
最後までハラハラしながら一気に読み終えました。