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外堀から埋められる脳筋(?)お妃候補さま。
王太后も陛下の姉たちもノリノリだったのには驚いた。
予想としては、てっきり妨害してくるのかと思いきや、バリバリ背中を押していたので。
まあ、その効果は確実にあった。
陛下も女性女性したキャラより、レオーネのような気付くと体が動いちゃうような変わり種の方が興味を持てたようなので、結果オーライか。
最初は確実にお見合い等から逃れるための仮の婚約者だった筈が、どんどんのめり込んでいったし。
お蔭で妊娠も早かった。
その妊娠した後で浮上する外国からの突撃お妃候補。
彼女の思惑もやり口も決して好きにはなれない要素。
ただそうせざるを得なかった点が後から分かった時は、複雑な感情を抱く羽目に。
「同じ立場」でも、妊婦ながらも陛下を助けられちゃうレオーネには、どちらにしろ勝てなかっただろうが。
そして最後は、母の気質そっくりに育っている子どもたちの姿。
弱いよりはいいけども!
まあそういう王族がいてもいいだろう。
頼りがいはありそうだ。
やはり、効果は絶大だったな。
陛下にとっても、国にとっても。