電子書籍
シリーズ完結編
2022/12/25 22:51
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投稿者:ちーかま - この投稿者のレビュー一覧を見る
便利屋と小学生探偵の物語も遂にラスト。最終巻はトリック謎解き重視でおちゃらけな感じはやや抑え目といった印象。それでもほっこりモードは変わらずで楽しく読めました
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溝ノ口シリーズ、ついに完結。
世界を飛び回る名探偵の母と、日本の難事件を解決する父のサラブレッド娘の有紗。そして何でも屋の良太と有紗のコンビで溝ノ口の事件を次々と解決してきたけど、ついに母親である慶子から有紗をロンドンへ連れてきて欲しいと父にエアメールが届き、有紗と良太のコンビは解散。テンポ良くて好きだったシリーズだけに残念です。
きっと、有紗は両親以上の名探偵になるんでしょうね。将来が楽しみなお子様でした。
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この変わり映えのなさが東川さんなんだよね。
ライトに楽しませてくれる。
軽く見えて事件の謎は、ちゃんとしてるのもいい。
良太の成長のなさはどうかと思うがw
とりあえず、亜里沙と良太のコンビはいったん解消。
第二部があるならまた読んでみたい。
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このサイトで新刊として紹介されていて、南武線というなじみのある路線がタイトルについていたので、興味を惹かれ読んでみた。図書館で素早く予約したので、ほぼ1番目に借りられたと思う。
「謎解きはディナーの後で」の著者の本で、小学生の女の子と便利屋がコンビを組んで事件を解決していくライトミステリーで短編が4編。
殺人など起こっていることは残酷だが、何しろ主人公の便利屋のノリが軽くて、話の運びも軽い。短編なので仕方ないが解決に至る経緯も至って簡単。シリーズもののようなのである程度好評なのであろうが、読んでも何も頭に残らないので、頭を使いたくない移動中とかに読むのに向いていると思う。
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前作から約4年ぶり、シリーズ第3作にして完結編だそうである。便利屋の30代青年・良太+10歳の少女・有紗というコメントしにくいコンビも、これで読み納め。いや、まったく何の感慨も湧かないんですけど。
第一話「便利屋、クリスマスに慌てる」。クリスマスを綾羅木家の別荘で過ごすことになった良太。大雪に見舞われる中、お約束通り死体が発見され…。なるほど、誤認させる手段としては斬新だが、本人は必死なだけに、むしろ苦笑を禁じ得ない。良太は解決に貢献したような、混乱させただけのような。
第二話「名探偵、金庫破りの謎に挑む」。家宝(?)の掛け軸は、いかにして骨董店まで運ばれたのか? 種明かしされればなあんだと思うが、有紗という無鉄砲にして好奇心の塊の存在が誤算だったねえ。何となく、ルパン三世Part2の「十年金庫は破れるか」というエピソードを思い出した。
第三話「便利屋、消えた小学生に戸惑う」。良太が有紗の同級生からの依頼を受ける。しかし、このご時世、疑惑の目を向けられずに調査するのは困難では…。トリックはありきたりだが、小学生の社会も複雑である。おそらく、自分の小学生時代よりも。そして、大人とは変わらず汚いことよ。
第四話「名探偵、溝ノ口を旅立つ」。何だこの『必殺仕事人』みたいなタイトルのつけ方は。ネタバレだが、シリーズ最後を飾るのは密室ネタ。今どき珍しい、涙ぐましい密室トリックとは。ミステリー好きにありがちな先入観を突いたという点は、評価してよいかもしれない。犯人が潔く観念して、何だか拍子抜けした。
そして有紗は、海外へ旅立つ。本作は「さらば南武線」というサブタイトルがついているが、良太との別れの場所はJR南武線武蔵溝ノ口駅のホームであった。最後に無理やり南武線に関連付けたのだろうか。
特に完結編らしい演出もなく完結したが、綾羅木家という得意先を失った便利屋の良太は、これから生計を立てていけるのか。このシリーズが王道のユーモアミステリーだったのか、私にはわかりません、はい。
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相変わらず設定で勝負という感じですね。
唐突にラストという感じ。
もしかしたら突然再開するのかな。
好きなシリーズですね。
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ローカルネタも軽妙な会話もキャラクタも謎解きも安定のクオリティ。少々シリーズが多い気もするが多作なのはありがたいことです。
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探偵少女シリーズも最終巻。何でも屋を営みながら、名探偵夫婦の娘のお守りをする。しかし、この娘が父親よりも鋭い視点を持っており、物語がとても面白い。いつもながら楽しく読ませていただきました。
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おそらくこの作者の読者は、ストーリーや謎解きといったミステリ小説の中核ではなく、作者が設定する風変わりな登場人物たちが奔放に動き回る情景を楽しみたいのだろうという感想を再認識した。
といいつつ、最後の「元気でな」「またね」にやられている自分もいる。
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+++
勤め先のスーパーをクビになり、地元・武蔵新庄で「なんでもタチバナ」をはじめた橘良太。最近は名探偵一家の主である綾羅木孝三郎の娘・有紗のお守役を仰せつかっている。しかしこの有紗が曲者で、幼いながら名探偵気取り。
実際、推理力は父親をしのぎ、数々の難事件を解決してきた。
そんなある日、依頼先に出かけた良太が密室殺人に遭遇してしまい……。
溝ノ口&南武線を舞台に凸凹コンビが大活躍!
王道のユーモアミステリー、堂々の完結
+++
完結編ということである。だが、最後のやり取りからすると、イギリスで世界的名探偵の母と共に謎を解き、さらにパワーアップして帰ってきたアリサと良太は、きっとまた溝口で出会うと信じたい。しばらく間をおいても、ぜひまたその後を見守りたいものである。今回は、アリサの父・孝三郎も、少しだけ名探偵としての片鱗を見せてくれて、ちょっとほっとしたり。愉しませてもらったシリーズである。
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ついにシリーズ完結。ユーモラスでありつつトリックもしっかりな連作ミステリ。しかしそれよりも、綾羅木夫妻が依頼されてるあんな事件やこんな事件の方が気になってしまうのは私だけなのでしょうか。特に世界篇。どれもこれも相当危なそうですよ……!
お気に入りは「名探偵、金庫破りの謎に挑む」。私も橘同様、何が出てくるものやらまったく見当がつかなくて驚かされました(笑)。わかってみれば非常にシンプルなトリックなんだけれど。気づけなかったー!
そして最終話。しんみりさせられるような、させられないような。いったんこれで完結ではあるけれど。いつか成長した彼女に出会えるかもしれませんね。
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今回が、「探偵少女アリサの事件簿」シリーズ、最終巻でした。ただ、また数年たったら有紗は武蔵新城に帰ってこれそうだし、まだまだ続いてほしいという自分の思いもありますね…。
今回は、亮太や有紗だけでなく、有紗のお父さんの孝三郎が活躍していたり、お母さんの慶子の話もあったりして、また話が広がっています。
「謎解きはディナーのあとで」のように、数年後の復活を期待‼
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「探偵少女アリサの事件簿」3巻、そして完結巻。
便利屋タチバナと少女探偵アリサの凸凹コンビも、これにて終幕。
溝ノ口最後の事件解決後、世界的有名探偵の母親に召喚されて、イギリスに向かうことになった有紗。最後の事件は、密室の謎を解くという正統派でした。なんというか、卒業試験だったように思えてしまいました。考えすぎなんですけどね。
怪盗ウェハースを追跡する母親の助手として研鑽を重ねた有紗が、美人探偵として溝ノ口に帰還。便利屋として重ねた時間の割に、いまいち信用と報酬は得ていない良太と再コンビ結成、みたいな将来を想像したのですが、どうだろうか。
まあ、美人探偵と呼ばれるには、あと10年は少なくても必要だと思うので、その頃だと良太は40歳か。
思ったより、違和感ないコンビじゃないかな。20と40の年齢差の男女コンビ。
助手でなくて、使用人扱いされてしまいそうだ。
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3巻にて完結です。
王道な感じの謎解きといつもの掛け合いが詰まった1冊でした。
今回で小学生の探偵少女と三十路の男性の凹凸コンビが解消されてしまいました。表紙の絵がとても良い感じです。
明るい終わり方だったので、いつか再結成してほしいです。
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美少女名探偵と何でも屋のユーモアミステリー3作目。
実は1・2作目を読んでなくて、これがこのシリーズ初対面。作者お得意のユーモア満点、二人の凸凹コンビのやりとりも楽しい。でも、これで解消なんですね。