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手元に置いておきたい本は誰にもあると思います。
この本は鳥大好き人間の心を鷲掴みにする、まさにそんな内容の本です。
3400円(税込み3740円)もしますが「それだけの価値がある!」と自分に言い聞かせて思い切って買いました。
A4サイズなので、まず「でかい本だな」と大きさに圧倒されました。
もう少し小さければいいのに、と思いますがこのサイズには意味がありました。
左のページに84種類の鳥が実物大で描かれているのです。
普段遠くからしか見ていないせいか、どの鳥も随分と大きく感じます。
以前に「もっとディープに! カラス学」という本を読んで、学術的にカラスという生き物のことが知れて面白かったのですが、
本書はこのカラス学の本と同等(以上)の内容を鳥類全体に広げて素人向けに面白く説明してくれています。
たたずまいは図鑑みたいですが、表紙にはっきりと書いてあるように「鳥類学」の入門書です。
アメリカやカナダの鳥ばかりなので、日本のバードウォッチャーや鳥の写真を撮って楽しむ人は別の本を探したほうが良いです。
写真でなく図解なので説明したい内容が適切に示され分かり易いです。
心臓や舌の構造や骨格など身体の中身が覗けたり、羽毛の中が超拡大図として見れたりします。
「鳥になるのは、どんな感じ?」というタイトルは、鳥になったような気持ちでこの本を読んでいる自分へのピッタリの問いかけです。
学校の図書館にぜひとも置いて欲しい本です。
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ネットギャリーにて。
この本は、まさに学校図書館に欲しい本だ。
図鑑ではなく、鳥類学の入門書と書かれているが、確かに図鑑より詳しく踏み込んだ内容を、骨格や筋肉などの細部にも言及し説明している。
全てを読んだわけではないが、身近な鳥から見たことのない鳥まで、美しい絵で描かれている、その姿を眺めるだけでも飽きない。
自分のお小遣いで買えない、こういった本こそ学校の図書館にあって欲しい。
2021.12.13
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家の近くや学校の周りで鳥を見かけて何をしてるんだろう?と思ったことはありませんか?その行動にはどんな理由があるのか?どうして歌いながら飛べるのか?鳥類学者が美しいイラストとともに解説する一冊です。
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飛行から営巣、採餌から囀りまで鳥類が何をしているのか?そしてなぜしているのか?
大人はもちろん、全年齢対象の
素敵な鳥類学絵本という感じ。
鳥はもちろん北米種。
なんせ、コスパが素晴らしい。安くて申し訳なくなる。
鳥類学入門、と日本語タイトルにあるので
わかるかとはおもうんですが、
鳥類学なので、この本を読んで、
日本の公園やそこらへんで見かけた鳥が
なんの鳥かわかるか?というと、全くそうではない。
同定に全く役にたたないか?というと
役にたたないこともないが、
即席に今目に見えての
フィールドガイド的な役にはたちませんな、
そこらへん、お気をつけて。
たまに、北米のフィールドガイド(鳥)
どれがおすすめか?という質問をうけるんですが
まあもちろん、どのタイプのBirderかによりますが
ある程度のシリアスさと識別がお好きな方の
北米最初の1冊には
個人的にSibleyがおすすめですねぇ。
識別ポイントがとても分かりやすくて良え。
Sibley Guides
https://www.sibleyguides.com/
たくさん出版されている
アメリカのどこに行くかで、
必要な情報がえらい変わるので、
行く場所とターゲット鳥種を調べてから、
ピンポイントでガイドを入手するのが良えと思います。
全米版の図鑑とか、重いばっかりで内容薄くなるし
まあ、不必要やわな。
そこまで、識別とか気にしないのなら
行く州か、カウンティ、市などのピンポイントガイドをおすすめします。
とりあえず、センターのあるショップのついたレフュージなら
ほぼ100%置いてあります(売り切れの可能性はゼロではないが)
廉価だし、その地域で撮れた写真だったりして、
臨場感がお土産向きかと。
地元の本屋やナチュラルヒストリー系博物館などでも、
基本的に取り扱ってますな。
お手頃価格で、重さもさほどでもないので
もちろん、お土産にも良いですねぇ。
What It's Like to Be a Bird
From Flying to Nesting, Eating to Singing–What Birds Are Doing, and Why
By David Allen Sibley