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投稿者:owls - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙にひかれて読んでみました。色のなかった動物たちに色をつけていく、えかきさん。文章も絵も素敵です。色があふれてくるよう。そして、なんといってもラストの場面がよかったです。手元においておきたい。
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山も砂漠も森の花木も美しく鮮やかな色にあふれていた。
でも、どうぶつたちは色も模様もなくてボンヤリくすんでいる。
絵描きは絵の具箱をあけて次々に色や模様を纏わせていった。
最後までつつましく待っていたナイチンゲールは…
〇由来絵本。元のお話があるのかな?調べてみよう。世界が若いころの力強いお話でした。
〇子供たちならどうぶつたちにどんな色や模様をつけるかな?
〇カバーや見返しのどうぶつたちの楽しげな様子!
〇ナイチンゲールの歌声って、実売想定価格聞いたことがない。探してみよう。
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令和4年読書感想画指定図書 低学年
地球はみずみずしく色にあふれていたのに、動物たちはくすんでいた。そこでえかきさんが立ち上がり動物を集めて塗り始めた。昆虫を始め、様々な生き物たちに躍動するように色を塗る。しかし、ずっと待っていた最後の動物、ナイチンゲールが現れた時、えかきさんの絵の具はつきていた…。
みずみずしい地球という表現に相応しい、生命力に溢れるお話でした。普通に考えたら今年度低学年はこれを選ぶかなぁ。ナイチンゲールをどう描くかが結構難しいと思う。
ナイチンゲールに一番近いのは、日本だとミソサザイなのかなぁ。
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むかし、地球はみずみずしく、色にあふれていた。
ところが動物たちはぼんやりくすんでいる。
「えかきさん」がなんとかしないと!と立ち上がった。
動物たちを呼び集め色を塗り始めた。
小さなものから大きなものまで。
最後まで辛抱強く待っていたちっちゃな虫には、金の絵具を塗った。
それはコガネムシ。
すべて塗り終わったと思ったら、騒ぎが怖くて隠れていた小鳥が一羽。
もう絵具がない。
筆の先にちょっぴり残っていた一滴の金の絵具を、のどのおくにポツンと垂らしてやった。
小鳥は美しい鳴き声になった。
それが、日が沈むと金色の歌声で鳴く、ナイチンゲール――夜なきうぐいす。
とても詩的な世界観で美しい絵本です。
そんな中にも、うっかり絵具箱に座ってしまってカラフルなおしりになったマンドリルや、だれが一番美しいか争っているうちにまだら模様になったオウムなど、ユーモアも。
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世界は色彩豊かなのに、生きものがくすんでいるから、「えかきさん」は様々な生きものに様々な色を与えていくけれど、コガネムシとナイチンゲールに同じ絵の具が使われたなんて、ちょっぴり面白い。蛙の喉の奥には何色を垂らしたのかしら。
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<書籍紹介情報>
むかし、地球はみずみずしく、空も山も川も海も砂漠も森も色にあふれていた。ところが、どうぶつたちときたら!みんなぼんやりくすんでいる。みかねた「えかきさん」は、どうぶつたちをよびあつめ、えのぐばこをあけた―動物たちと色をめぐる創世神話のような物語絵本。
感想
くすんでいた動物たちが絵描きによって色鮮やかな動物にうまれる。
つつましく辛抱強く待ち続けた虫はコガネムシに。
最後の鳥は、すてきな声が。
アンデルセン童話『ナイチンゲール(夜鳴きうぐいす)』を読みたくなる。
美しい鳴き声のナイチンゲールを捕らえた王様が、機械仕掛けの鳥に心を移すと病がみるみる悪化、そこへ逃げ出していたナイチンゲールが戻り、その美しい心と美しい声で王様の病を癒すストーリー。
絵にぐいぐい引き込まれた。
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美しい世界、でも動物たちはくすんでいて色がない。えかきさんが登場!動物たちに色をつけていく。その見事な色彩の氾濫。だけど遠慮深い鳥には絵具が1滴しか残っていなかった。その1滴を口に入れると、、、。
とてもカラフルできれいな絵本です。
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むかし、動物たちは色がなく、ぼんやりくすんでいました。なんとかしないと、と「えかきさん」が、絵の具箱をあけて、あらゆる動物たちをうつくしく彩っていくのですが、、、。
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絵描きさんがどうぶつに色をつけていく
どんな色に染められるか楽しめる
最後に小鳥につけたいろは・・・
読み聞かせも楽しそう
2023絵本50
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夏読58冊目。
#BL出版 さんの外国絵本は、絵画のように素敵な絵と、ユニークであたたかい内容が多い気がする。
ナイチンゲール(夜鳴き鳥)が美しい声で鳴く理由が、とても良い。