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iPS細胞でノーベル賞を受賞した山中さんと当時将棋のタイトルを三冠手に入れていた藤井さんの対談。
それぞれ異なる分野のトップを走る、年齢も違う二人の対談は興味深いものでした。
異分野に触れる事の大切さが書かれていました。
社会人になると、同じ職業や同世代、また家族といった狭いコミニティーで過ごす事になり、考え、価値観が固まってしまいます。
違う職業、違う年代の方と関わり、違う考え、価値観を経験することは大切だなと思いました。
本書で藤井さんは
「強くならなければ見えない景色は確実にあると思うので、そうした景色を見るところまで行きたい。」
と語っています。先日八冠を達成し、弱冠21歳で名実ともに将棋界のトップに君臨した藤井さんに、今どのような景色が見えているのか知りたいです。