電子書籍
おもしろかった。
2021/12/07 20:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:qima - この投稿者のレビュー一覧を見る
山中先生はいろんな方と対談本を出されているのでうれしいです。羽生さんとの対談本も出されていると思いますので、そちらとも読み比べてみたいです。
紙の本
息子を心配する父親のよう
2021/12/20 20:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:チェリまほっこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
対談なのでさらっと読み通せる。
全編通じて、常に冷静な藤井くんと藤井くんを我が子のように気に掛ける父親のような山中教授 のような構図だった。
今後の人類とAIの関係性については最も深く考察されていて興味深かった。
投稿元:
レビューを見る
思ったほど会話に広がりがなくてちょっと肩透かしな感は否めない。
藤井君はタイトルを狙うというより、眼前の対局に勝っていけば結果は自ずとついてくるし、もっと高みに上るために将棋界全体の底上げをしようとしている野心が垣間見えた。今後の活躍も楽しみ。
投稿元:
レビューを見る
異業種で結果を出している二人の対談。
最初の方は?山中さんの熱量が凄くて藤井さんが少し冷めているように感じたのですが、それは元々棋風でもある冷静さの現れなのかなと読み進めるうちに改めることに。
「AI」の活用などの話にもなり、新しいことを取り入れる、試してみる、ということの大切さ、素晴らしいさを二人の話から受けとりました。わかっていても、なかなかできない部分でもありますかね。
藤井さんが「無極」(極めることはない)ということを認めるという言葉が心に残りました。極めた、と思った時点で成長が止まると勝手に解釈(笑)
投稿元:
レビューを見る
藤井聡太竜王と梅原大吾選手(eスポーツ・プロゲーマー)が全く同じ事を言っている箇所が有り、かなり驚きました(※強くなる事・勝敗についての向き合い方について)。全く同じ。
投稿元:
レビューを見る
制限がある中で、自分にできることをする。長い目で見て、今すべきことを見つけて行動する。その大切さを、二人がそれぞれの経験をもとに語っていた。
自分に負けたくない、今の自分より少しでも強くなりたいとの言葉に共感。
物事を俯瞰して、今できるベストを尽くす。その積み重ねが自分を作っていくと再認識した。
投稿元:
レビューを見る
今ある状況で自分が何ができるかということ。やはり目の前のことに集中してやるしかない。
藤井氏は将棋の研究を違った目線で見直すことができたという。山中氏も勉強できる時間が増えたと言う。
柔軟に対応することがパンデミックに対してはとても大切。この対応で、海外との差が広がってしまった。しかし、この教訓を生かさなければならないし、なにを学べたかを、考える必要がある。
将棋も医療もAIとの共存が大切になる。使われるのではなく、最後は人が決定することが大切。どの分野でも同じ。AIとともに生きればずいぶんと生活がラクになると思う。
投稿元:
レビューを見る
将棋 20代半ばから30代が実力的なピーク
常に違う局面になるので経験はそのままの形で生きてこない
研究者 発想と経験を合わせてピークは40くらい?
どうして歳をとるのか?
植物は万能細胞だらけ
将棋とAI
AIを教師として判断 人間とは違う価値観、感覚で自由度が上がる
AIは答えの理由を言ってくれない 自分で解釈する
AIは評価値という「勝ちやすさ」の判断
勝ち負けだけでない勝負の内容も可視化できる
将棋は強くなる方法論がまだ確立されてない
今は発想よりも形成判断を重視している
AIがさらに発達しても、将棋を指すことや見ることの価値は変わらない
投稿元:
レビューを見る
棋士の藤井聡太さんと山中伸弥さんとの対談本。お二人はもともと面識があったようです。
対談の最初のほうは山中先生ばかりが話してましたが、中盤くらいから藤井さんも話すようになりました。
藤井さんはAIをかなり活用して強くなっている棋士で、「将棋ではこれまでずっと強くなるための方法論があまり確立されてこなかったんです」と話されていて、やはり新時代の棋士なのだなと思いました。
山中先生はiPS細胞を発見されるまでは苦労の連続の人生だったようです。
お二人の本はそれぞれ何冊か出版されているので、また読んでみたいと思います。
投稿元:
レビューを見る
2012年のノーベル生理学•医学賞受賞者である山中伸弥と2022年3月20日現在5冠の将棋棋士である藤井聡太の、2021年4月以降は出版を前提としたオンラインでの対談をもとに2021年10月時点でまとめられた本。
投稿元:
レビューを見る
▼なかでも印象に残ったのは、異分野の知識に触れることがiPS細胞発見への弾みになったという体験談、それから成功確率が低くても人間が信念や直感に基づいて進んだ道が別の新しい発見につながることがある、というお話でした。
(中略)「失敗を恐れずに挑戦する」という先生の言葉がとくに心に残っています。簡単なことではありませんが。その姿勢を失わずに今後、何事にも臨んでいきたいと思っています。(p.2、「はじめに」藤井聡太)
2021年12月に出た本。藤井さんは、21世紀生まれなのだ!とあらためて気付く。いま、「研究」や「研究者」の近くで仕事をしていて、この本は、とくに若い研究者にとって、目次の項目を見るだけでもいいかもなと思った。「プレゼン力でわかりやすい情報発信を」「異分野の知に触れる」「自分の専門分野に閉じこもらない」等々。
個人的には、iPS細胞になるであろう遺伝子をつきとめていくところがおもしろかった。候補を24個の遺伝子にまで絞り込んだあと、どんな組み合わせだったら細胞の多能性が発現するのか? そこでの1個ずつ除けて、残りを細胞に入れてみる実験をくりかえす、という発想!(これは山中さんではなく、チームの別の方の発想!)
24個のうち、1個を除いて23個の遺伝子を送り込み、また別の1個を除いて23個の遺伝子を送り込み…を繰り返していって、最終的に4個の遺伝子がつきとめられた。他の本などでも語られているのかもしれないが、ここのところがわくわくした。
(2022年7月4日了)
投稿元:
レビューを見る
二人の対談。藤井さんは若いのに対等な人として話が展開されていて、好感がもてる。
何も挑戦しないのがいちばんの失敗の言葉が残ったし、正直耳が痛い笑
やってみないと何が起こるか分からない!だからやってみようということ。
投稿元:
レビューを見る
おっとりとした雰囲気の素敵な人柄が伝わるような二人。穏やかに対話が進み、時々山中先生が話し過ぎるのもご愛嬌で、とにかく和む。だけど、この二人が雑談する意味とか、二人の専門や才能を深く探るような踏み込んだ質問が無いのは残念。お互いに遠慮を見せたまま、静かに対談が終わる。
話は逸れるが、AIとゲームを争う事が一つの娯楽として成立しながら、既に一部のAIは我々には辿り着けぬ所まで来てしまった。藤井聡太氏はAIに学ぶ事もあるという。最近では、VRで手術を訓練するようなテクノロジーとの関わり方もある。反復練習で再現性を高め、AIと同じ領域に辿り着く事が目標となるならば、人間の価値とは何か。目標の到達地点がAIや機械を目指すなど何ごとか。人間よりもロボットの方が再現性は高く、いずれ、娯楽は謎解きからよりリアルな全能系へ、労働はロボットへ移行せねばなるまい。あるいは、人間は多少の苦悩を所与の条件として、自ら、縛りゲーを楽しむ生き物という気もする。全能系は子作りの快楽を上回り、人間は生殖を忘却する。縛りと全能、どちらがお好み?滅びゆく。複雑な思いである。
投稿元:
レビューを見る
AIについての章は読み応えあり。将棋とAIの愛称はいいと思う。
しかし、最後は創造力、人間力ではないか。
投稿元:
レビューを見る
山中教授と藤井棋士。
年齢が離れているのにその差を感じさせない。
研究と将棋に「挑戦している・する」という
共通点。それがあるから年齢を感じさせない
のかもしれない。
ときには、セオリーではない見方をする。
凝り固まらずに、柔軟な考え方・見方をする
ことで気づけることもある。
また、業種・年齢・性別などに関係なく、積極
的に色んな人と関わることでも、新たな気付き
や発見につながり、自身の成長にもつながる。
AIの話題も多かった。
将棋は駒の動かし方くらいしか知らないレベル
だけど、藤井棋士の対局を見たりすると、AIが
好手や悪手、どちらが優勢か、、など評価して
くれるので、本格的に将棋をしたことがない私
でも楽しんで見れる。
山中教授の研究話も興味深かった。
「光免疫療法」は先日テレビで紹介されていた
のを観て知った。早期に広まってほしい。
付箋、いっぱいつけたんだけど。
この程度の感想で申し訳ない気がするな、、
集中して読めれば、短時間で読了できると思う。