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燃え殻さんの〝感覚〟に共感することが多いです。
僕も「気になる」タイプなので。
この世の中は「知らなければ知らないまま生きていける」ことが多いと思う。
その方が苦しまなくて済むこと、考えなくていいこともある。
ある意味で〝鈍感さ〟は大切だなって思った。
それでも気になってしまう人。気づいてしまう人がいる。「理想」はタチが悪い。
どこまでいっても追いつけないから。
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著者の日記的エッセイ。
勤め人をやりながら、このようなユニークなエッセイが書ける著者の非凡さをあらためて感じた。
視点が独特なだけでなく、普通だったらあまり起きないような事柄も引き寄せる、本人のある意味シャーマンな部分も著者の作品を面白くする重要なポイントだと思う。
次作が待ち遠しい作家のひとりである。
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日本を離れるにあたってライトに読める本をと思い選び、日本語に飢えていたのか1時間以内に読み切った。
大人になったら切り離すことのできないメランコリックを感じる。
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桜はえらいな、ちゃんと飽きられる前に散るんだから
個性を無理やり見つけなくても、夢や希望がなくても人は死なない。
今日は寝よう、寝ないと人は死ぬ。
人間ってのは生きている間中、ずっと寂しいんだよ。
だからどんな子にも寂しかったね、って言ってあげればいいんだ。
人は優しさで繋がりたかった相手と繋がれないと悟ったとき、誹謗中傷や因縁をつけてでも繋がろうとする生き物なのかもしれない。
誹謗中傷を投げつける時点で、かまってほしくてたまらないのだ。
悩みにもブームがある。必ず過ぎ去るものだし乗り越えなくても過ぎ去るまで待つのも一つかもしれない。
人は他人探ししかできないんじゃないか。
自分を見出してくれる他人を見つけること以外できないような気がする。
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他人の記録なのに懐かしかしさがあった.似たようなことを思ったことがあるのかもしれない.装丁から,写真から,編集者の本への愛が伝わった気がする.面白かった.
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タイトルが漢字のみなので、読む前はちょっと堅い内容の日記をイメージしていました。
でも、日記ほど長くなくすぐに読み終えました。
特に何か残っているわけではないですが、クスッと笑える言葉もあり、センスを感じました。
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人生って常に悩みが尽きないけど、どう折り合いをつけるかが大事だと思った。そのちょうど良い力加減を身に付けたいと思った。
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年上の燃え殻さんの記憶がとてつもなく懐かしいのは何故だろう?
全ての挫折を左折くらいに思って、また次に進むしかない。
もう一度読む!
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これもPodcast、ラジオで話していたアイデアを形にしたものかな、と思った。これ以前の本の方がインパクトが大きくて、ちょっと中身が薄く感じてしまった。おもしろいけど。
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この著者の文章はいつも、実に不思議な余韻を残す。強烈な「俺俺」的なエゴの暑苦しさがなく、淡白ではあるのだけれどそれでも「で?」と一蹴して済ませられない、何らかの誠実さ・切実さがあるように思われるのだ。それはいつもこちらの胸を打つ。ぶつ切りにされて並べられたこれらの日記(断片的なメモ)とエッセイからも、そんな著者の持ち味であるいい意味での感傷的態度/センチメンタリズムは健在だ。これを「で?」な文の羅列と読むのは、少なくともぼくにはせっかちすぎる。見落としがちな細部を拾い上げる腕は決してナメてはならないはずだ