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何よりも、かわいい。
今回はサラッと目を通すレベルだったけど。
次はじっくり読もう。
そして、いざ『源氏物語』!!
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源氏物語とか全く今まで興味もなく知らなかったけど、わかりやすく可愛いイラストと共にエピソードがピックアップされてて読みやすかった。お勧めできる。
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イラストが可愛らしく、図解も分かりやすい。源氏物語とともに平安貴族の生活や価値観なども学べる本。
源氏物語は登場人物が多く、家族関係が複雑で混乱しがちである。しかし本書は姫君は猫、殿方は犬に変換されており血縁関係で猫種、犬種が表現されている。
そのため、例えば弘徽殿大后(桐壺帝妃)と朧月夜が姉妹だと一目で分かる。さらに弘徽殿女御(冷泉帝妃、頭中将娘)がこの二人と血縁者であることが毛並みと目付きで判別することができる。
9葵で六条御息所の車は網代車。19薄雲の光源氏と42匂宮の匂宮と薫の車は檳榔毛車だと思うのだが、16関屋での光源氏と空蝉の車は何車だろう?
同じ車種に見えるけれど、空蝉が檳榔毛車に乗るとは思えないし ...?
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源氏物語をちゃんと読んだことがないので読んでみようと思ったのだけど、あまりにも光源氏がキモすぎて挫折してしまった。ので、当時の文化なども同時に解説しているこちらを読んでみた。光源氏だけじゃなくて、薫、匂宮もツッコミを入れたくなるくらい(なんでそこで関係持つんじゃ
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表紙はかわいい絵柄で、女君は猫、男君は犬で描かれたポップな印象から、源氏物語をこれから読みたいと思ってる人への解説書かなあと思ってしまったのですが
ぜんぜんガチ勢向けのコアな内容でした
源氏物語53全帖の解説に留まらず、当時の風俗、宮中行事、官位の解説、源氏物語を題材にした絵画の観賞法や紫式部本人の歴史まで解説された内容で、でも収録された絵はとっても可愛い…ギャップがとても面白い本です
でも、源氏物語にある程度慣れてる人、自分の中の源氏物語像がある人でないと、読むのはかなり大変かも知れない
絵はかわいいのに、内容の骨太さのギャップが魅力的な解説書です
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今年の大河ドラマ「光る君へ」放映に向け、ここ二年ほどでびっくりするほど充実してきた源氏物語&紫式部関連出版物のなかから、気になるものひとつ、つい買ってしまった。
テキストとイラストのみのシンプルな二色刷り、全54帖について基本的に1帖見開き1ページ(若菜上下、夕霧、総角、宿木、浮舟の各帖は見開き2ページ)で、あらすじ+主要登場人物+読みどころ解説、解剖(当時の風俗や歴史などの図解)やトピックス(深堀り情報)などがまとまっている。源氏絵や源氏香などのおたのしみも。源氏物語に特化した国語便覧という感じで、後ろに索引もついているので必要なときに必要なところを読んだり、気ままに気になるページを読んだりできる。
折込で「紫式部解剖図鑑(期間限定小冊子)」もついてきた。今回の大河ドラマの登場人物で百人一首にとられている和歌の紹介もあってありがたい(高階貴子=儀同三司母あたりは言われないと気づかない)。
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現代語訳どころか、簡単な解説も読むことできず、挫折し続けてきた源氏物語。でも、一千年も読み継がれてるお話なので何とか諦めたくないとのことで、こちらを読みました。可愛いイラストで、あらすじとともに平安の時代背景も解説しており、とても読みやすく、無事に読破できました!かなりざっくりとですが、予備知識を蓄えることができたので、次は阿刀田高さんの「源氏物語をしっていますか」に挑戦しようと思います。
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すごい情報密度。
絵がかわいい。
編集がすごい。
若紫の絵で、すずめが逃げちゃったのに若紫が泣いてないのはいいのかな?
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情報量はこれでもかというぐらい多くいろいろ詰め込んであり,絵図による補足もあってわかりやすく感じる人もいるのだろう.私にはごちゃごちゃしすぎて読みづらかった.
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源氏物語の関連書籍。「解剖図鑑」というだけあって、扱っているトピックが多く、表紙のライトな雰囲気に反して内容はつまっています。とはいえなるべく親しみやすくなるよう気を配ってもいて、例えばイラストを豊富に収録していたり、作中に登場する男性はわんこに、女性はにゃんこになって描かれているので、あざとい……と思いつつやっぱり見ていて癒されました。大体2ページ単位でひとつの帖を扱っているため体裁として見やすく、気になる帖も探しやすい。天皇の配偶者に序列があったことをわかりやすく書いていたり、【若菜】で行われた「算賀」がどういったものなのか書かれていたり、当時の貴族社会における風習、文化、生活に関する記述がかなり多く、その点でより詳細に『源氏物語』を知るきっかけとなると思います。
ただ、少ないページで情報量を詰め込み過ぎなうえ、かなり専門的なことを書いてる部分もあり、『源氏物語』を読んでいないとよくわからない、というか興味を持ちにくい気もするな。『源氏物語』の徹底解剖というよりかは、当時の風習や権力闘争の部分に重きを置いた本なので、そこに興味がある人用の本という印象。なのでとりあえずパラパラめくって源氏物語のことを大掴みしたら、源氏物語に挑戦、その後にじっくり読むなんて読み方をするといいかもしれません。