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リベラルは全ての人に優しい思想だと思ってたけど、
仕事や恋愛やお金など全ての事に対して残酷なほど実力主義で強者と弱者の格差を生む思想だということがわかった。
ただこの本はハックする方法や戦略が書かれてるわけじゃないので、
タイトルや帯から想像する内容とは少し違うかもしれない
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この世界は無理ゲー社会なのか。
そんな世界の現実とそれを生き残るためのヒントが示された本。
面白かったです。
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より良く生きていくための人生のウラワザを教えてくれる本だと思い読んでみたら、そうではなく、恋愛、金融、依存症、自己啓発等、庶民にとって上位に行くのがほぼ不可能とされる「無理ゲー」をハックした人たちの顛末を中心に、著者の考察を加えた内容であった。
心理学の理論を応用して、今までの自分には到底モノにできるようなレベルではなかった超ハイクラスの女性を次々に簡単にゲットできるようになったナンパ師、経済理論をベースにカジノや金融市場で大儲けをした学者、依存症の仕組み他、まさにタイトル通りの「裏道」にまつわる内容がてんこ盛り。
それにしても、著者の著作を読んでいていつも感心するのが、参考資料の多さ。これらを全部理解した上での記載内容なので、裏付けも理論構築もしっかりしていて信頼度が高い。
世の中を渡っていくのにこのような方法もあり、それらを実践した人たちの栄枯盛衰を知るというだけでも、今後の生き方の選択肢が増えるような気がした。
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この本のキーワードは「HACK」。
恋愛、脳、人体、社会を「HACK」した人物の具体的な話が、付帯する研究と共に書かれている本でした。
恋愛の「HACK」に関しては、嫌悪感を抱く方も多いかもしれません。が、自分が気付かぬうちに「HACK」の対象となっている事に気付かされ、それに対する、「逆HACK」にまで言及されているのが流石だと感じました。
橘玲さんの本にしては、少し重め。読むには(特に前半部分は)胆力が必要です。
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恋愛、金融市場、依存症、自己啓発…さてその共通点は?個人的には「優生学2.0」が薄気味悪い。
本書に登場する、ALSで余命2年を宣告されたことを機に、AIと融合としたサイボーグとして生きる道を選んだピーター・スコット=モーガン博士は6/15に逝去されたそう。ご冥福をお祈りします。
そして同じ月に井川意高『溶ける』の続編が出版された。そのタイトル、『溶ける 再び』だって。やっぱりギャンブルの依存性は半端ないようで…。
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ベルカーブの世界からロングテールの世界に変容した現代で、ロングテールの世界を目指したトンデモ人間の例がいくつか紹介があって、とても我々凡人には無理だと思わせておいて、最終章で、どうしたら「残酷な現実」を生き抜けるか?
・絶望の理由は「貧困」でなく「失業」
・「冨から評判へ」という革命
といったあたりで、少しは救われるのかな。
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外国を含む様々な統計や事例を紹介しながら、いろんなものをHACKしていく。リベラル化が進む現代人が抱える生きづらさがよく分析されていて、どれもさもありなん、納得。誰もがHACKして生きていけるわけではないけど、この世界で自己実現を図る、自分らしく生きていくにはそういう脇道を抜けるような進み方が必要なんだろう。
子どもにも読ませたいけど、子どもはもちろん、可能性のまだまだたくさんある若者には難しい内容かも。
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恋愛をhackせよ:若いときはナンパテクニックでモテることができるが、大人になると、「男はカネ」「女は若さ」が生物学的に選好指標となる。
金融市場をhackせよ:金融市場条にはアノマリーがあるので、それを見つければhackできる。しかし、それには資本がいるので個人では対抗が難しい(海外の大手資本が見向きしない小さいローカル市場を狙うという道はある。個人投資家が、主流マーケットで裏をかかれないためには、取引回数を減らし、手数料の低いインデックスに投資するしかない。
脳をhackせよ:SNSは、依存症を作り出すように設計されている。
自分をhackせよ:超越体験による自己啓発ビジネスの紹介
世界をhackせよ:ミニマリストとFIREは共通している。更に、富から評判へのシフト。
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橘玲さん著作で良く扱われる恋愛、金融、ギャンブル、SNS等の多くの人が興味ありそうなテーマについて、現代人が如何にそれらに対する「固定観念」や「呪縛」から自らを開放し、生き抜くかが解説された本です。前半のナンパの話は男性にとって役に立つかな!?
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著書に書かれてある「ハック」の数々は、あとがきにもあるように全員に利益が保証されるという訳ではない
だからといって何となく普通に生きてるだけで転落する現実に目を背けても解決にはならず、危機感を持って行動に移していかなければならないなと感じました
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面白かったし知らないことも幾つかあった気がするのだけど、今日(読んで数ヶ月後)にレビューを書こうと思ったら、内容を何も思い出せない。。。
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橘玲さんの「無理ゲー社会」「上級国民/下級国民」が面白かったので、購入。
本書の趣旨は、社会のHACKを推奨するのではなく、現代の社会システムを理解し、自らがどう動くかを考えて動くことが必要、と捉えた。
仕事をしていると、社内や近しい外部環境の枠組みに捕われがちなので、こういった書籍で、冷静に現状を考える機会を作るのは、大切だと感じた。
印象に残ったのは、下記の通り。
・依存症と現代ビジネスの深い関係性
・今の自分を超えて「ほんとうの自分」になりたいという「見果てぬ夢」を、わたしたちはあきらめることができないだろう。
・効果的な利他主義
・「富から評判へ」という巨大なパラダイム変換がさらに加速
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まさに知識社会が資本主義のようになってる様を感じる。知ってる者はもっと知り、知らないものとの差を拡大していく。
自由な社会が結果として自己責任になり、従来あったコミュニティの良い意味の効果も減少したことでその救済(といって良いか分からないが)もされにくい。
そんな社会でどう生きるかを投げかけられる。
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知らず知らずの内に脳がハック(誰かの思い道理にコントロール)されている現実を教えてくれる本。
個人的に好きなフレーズは、
・現実は攻略不可能な「無理ゲー」だが、イカゲームはわずかだか攻略可能性(希望)があるのだから。
・ストレスが高いときの人間の行動が一番予測しやすい。直情的に行動してパニックになるからだ。
・SNSの一見矛盾する結果は、脳の報酬系をハックしつつも、それを治療する向精神薬のはたらきもするマシン・ギャンブリングを思い出させる
また、
SNSは特に人間が歴史上味わってこなかった快感を脳に与えるという言葉にゾッとしました。
特にすぐに実行して成果が得られる手法は書かれていないが、脳がハックされるリスクをへらすことはできると思う。
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婚活から金稼ぎまで人生の重大課題を無理ゲー化した現代社会で「どう掴むかのノウハウ」を網羅的にまとめた1冊。知っている内容も多かったので、星3で。これ系の本を読んだことがない人には良いかと思う。