紙の本
最悪の未来を生き抜く術
2022/04/20 23:07
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
先の見えない時代だからこそ、確かなステータスが欲しくなるのかもしれません。承認欲求から解放されるコツと、ミニマリストとしてのこだわりが参考になります。
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・「PUA」的アプローチの弱点は、関係構築後の継続方法がないこと
→これは、基本的に社会資本等をたくわえて(貧乏ナンパ師)から子育て可能な男性になるということだと思う
・金融編は結局、ハックの難易度が高すぎるから大人しくインデックスをやりましょう
→他の投資本の例に漏れず、これ以外はないか
・脳編はギャンブルの話、SNSやギャンブルなどが脳の報酬系を刺激してくるから気をつけましょう
・自分編は自己実現の話。未来のテクノロジー(サイボーグ化)みたいのがあるよ
・世界をハックせよ
個人的にはこの章が一番面白い。
すでにお金が溢れて、金持ち自慢がダサいという価値観を一部の人は持っている
お金のつぎは評判が大事であり、それは即ち慈善団体への寄付とかいうカタチである。
最先端の富豪はベジタリアンで質素に暮らしながら、寄付してる。
→富から評判へのパラダイムシムと
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面白かったけどもうしばらく新刊は買わなくていいかも、素直に「読書案内」として書いてくれればもう少しモヤモヤは薄れたのではと感じました。
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最新のAI事情、天才トレーダーたちの発明、アメリカで生まれたナンパ術、などなどいくつかの章立てで話は進む。それらはすべて、現実を「無理ゲー社会」と知った者たちによる、世界のhackであったのだとする本。ただし、引用及び参考文献が豊富にあり、それらを既に読んでいる人にとっては真新しさはないと思われる。私のようなものを知らない人間にとってはどれも知らなかったし、ほへぇと唸るエピソードばかりだった。
世界は一部の富裕層のために仕組みがなりたっており、ロングテールの尻尾の部分に位置する我々庶民はどう足掻いたってあちら側には行けそうもない。でもどうにかしなきゃ、落っこちるだけだ。ほんじゃま、尻尾から頭に上り詰めたやつらの思考の一部だけでも知ってみようぜ、的なノリで読みました。
もしかしたら自己啓発の部類になるかもしれない。読んでみると、普通の自己啓発本同様、おれもなんかしなきゃなー、と思うから。
しかし本書あとがきにある通り、ここで紹介された多くの事例は一部の天才たちの試みであり、大多数の尻尾の人間が頑張ったところで、成功は保証できない、チャレンジするのは自由だが、という感じ。
ともかく、最新の研究等をもとに紹介される多くの事例で、いかに社会の無理ゲー化が進んでるかよくわかるし、それにあらがういくつかのパターンも知れるし、おもしろいことはおもしろい。
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p151 報酬系で最も重要なのは腹側被蓋野VTA
p161 依存症患者 勝ったのにがっかりすることもある。特に始めてすぐに勝ったときはね
ギャンブルをしていているのに、なぜ早く勝つと落胆するのか。それは、プレイのテンポが中断され、ゾーンの調和のとれた規則性が乱されるからだ
p162 マシン(ギャンブル)にはまる背景は、母子家庭や貧困のような人生の困難、DVや過去の性暴力のトラウマ、子育てが終わって人生に満たされないものをかんじているなどさまざまだろうが、共通するのは「自分の人生をコントロールできていない」という感覚だ。だからこそ、よりシンプルでコントロール可能なゲームに惹きつけられていく
p195 マズロー 自己実現 self-actualization
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本書は、社会の王道と言われる方法ではなく、独自の視点から人生を攻略してきた人達の記録である。
誰もができることではない彼らの行動を振り返ることで、私たちにも学べることがあるのだと思う。私なりの解釈では、例えば、、、
使う側に立つのか、使われる側に立つのか?
大きな視野で物事を捉えたら、どんな景色が見える?
などの言葉が浮かぶ。
ただ搾取され続ける人生に疑問を持ち、立ち止まり思考を促す一冊になっている。
依存症の実態とメカニズムを学ぶことができたのが大きな収穫だ。
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成功者、あるいは失敗者の事例編纂
・アメリカのカリスマナンパ師の手法とその後の人生
・金融市場の抜け穴に気がついた人が、寝ているだけでお金を稼いでくるシステムを構築したこと
・脳の仕組みとあらゆる依存症、とりわけギャンブルが脳にもたらすもの
・アメリカで1960年代に台頭した精神世界へのブームの潮流とそれが世界にもたらしたもの
・ミレニアル世代の価値観、ミニマリストへの転向、FIREを目指す若者たち
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裏道を行くことも好きだし、橘玲さんの本も何冊かは読んでいるのだが、この本はちょっと相性があわなかった感じでした。
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無理ゲーな人生をハックした(しようとしている)事例の記録。
その対象は、恋愛/金融市場/脳/自分/世界。
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現実社会を無理ゲーとしてとらえ、それをハックする種々の方法を紹介するという形で進む。ハウツー本の現代的な解釈といえるが、引用が多様で単なるハウツーとは一線を画す。
逆に専門家の本ではないので、細部の説得力は引用次第なところがある。
結局今の現実が無理ゲーとしても、一部の天才のハック術よりも、可能ゲーとする方法が必要だろうと思った。
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無理ゲー社会、ディストピアをHACKする方法について、様々な文献を引用しながら述べられている。読み応えあり!
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モテないことは、悲劇。でも性愛だけが全てでもない。新しい何かに進化したくても、脳は石器時代のままで人為的な成長の促進は可能なのだろうか?人類史上初の飢えない時代では、自分の頭で考えることが大事。デジタルとは少し、距離を置いた方が、いい。現代のマーケティングは脳をハッキングすることだと警鐘を鳴らしてます、が、いつもの調子よりはちょっとトーンダウンでパワー不足の印象。頭のいいやつに勝つには、地道にインデックスを長期に運用して黄金持ちを目指せ!でした。
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橘玲さんの本は毎年1冊は読んで、世界の流れにキャッチアップするようにしています。
本書も、ハックをテーマに恋愛、金融などのカテゴリーで以前からの流れを追いつつ、現在そして未来の片鱗を伝えてくれます。
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行動依存の6つの要素
1.目標
2.フィードバック
3.進歩の実感
4.難易度のエスカレート
5.クリフハンガー
6.社会的相互作用
フローの条件と同じ
これが私たちの脳をハックします。
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格差が広がりベルカーブ(正規分布)からロングテール(ベキ分布)になった世界。成功者はどうハックしているのかを示している。常識的に一生懸命生きるだけではこの世界を攻略することは難しいのだろうか…