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JavaScriptの初心者向けの本を読んだ人が次のステップとして読む本。
ただ、そうは言っても思ったより初心者向けだったかなと思った。いっそのこと、初級から中級へ進むためと謳うなら、STEP0やSTEP1は知ってる前提で書いていってもよかったのではないかなと思う(とはいっても、STEP1のDOMの概念についてはさすがに重要だと思うけど)。
まあでも、確かに初心者が中級レベルにステップアップするにはいい本じゃないかと思う。特に、付録の「コードがうまく動かない時・デバッグについて」はよかった。こういうことはプログラミングをやるうえで重要な概念だと思うけど、あんまり書かれてる本がないしね。
ただ、全体をとおして自分は知ってることが多かったので、自分は中級レベルには達しているのかなと思った。いい復習にはなったと思う。
個人的に、設定値については、今なら「color || 'lightblue'」なんてやらずに、Object.assignを使った方がいいんじゃないかと思った。
後、ちょっと気になったのが、非同期処理の説明について、重い処理を非同期にすると、UIが止まらないみたいに書いてあるのはちょっと勘違いしかねないんじゃないかなと思った。Fetchとかの通信処理のことをいってるのかもしれないけど、async/awaitで重い処理をやってもUIの処理が止まらないように思いかねない気がした(著者はさすがにそのへん、理解していると思うのだけど)。
そういえば前に、FetchでCORSのAjax通信をやろうと思ったらハマったけど、あれってプリフライトリクエストというのか。このへん、いまいち理解できてないからもうちょっと調べていきたい(この本にもこのへんは、概略しか書かれてなかった)。
ところで、caniuseのPolyfillのページ画面を掲載したうえで、「IEではサポート対象外であることがわかります」と書いてあるけど、画像がモノクロなので全く違いが分からない。
後、「契約による設計」という概念は初めて知った。例外処理に関する設計概念らしい。例外の設計については自分もどうすればいいか迷うところがあるので、もうちょっと調べてみたいと思った。
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1ステップずつにこだわりすぎて、実装例が不自然な印象を受けた。
1つの例で焦点が複数あってもいいから、自然なコードの方がいいと思う。
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サンプルコードがしっかり用意されているので分かりやすいです。
一方、Promise などの仕組み面の解説は最低限レベルだと感じます。詳しく知りたい場合は別途調べていく必要があるかなと。