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また読めるとは思ってなかったコンビニ兄弟。
まさかの続編に嬉しい限り。
今回も良かったなぁ。美月の話が胸に痛い。
「正しさの持つ傲慢」確かにな。
前作では単に「わがままで傲慢な子」という位置付けだったけど、続編では美月には美月なりの正義があって、けっして意地悪や悪意があっての行動ではなく、まさに「正しさの持つ傲慢」ゆえのものだったのだなぁと知ると、また印象が変わる。
詩乃も太郎もみんないいキャラでもっともっと読みたくなる。
町田そのこさんの本は心に本当にすとんと落ちてくるからやめられない。
次回はなにやら波乱な展開なようで、それはそれで楽しみ。
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前の作品もとてもおもしろかったけど、この作品も読み終わるのが惜しくなるくらいおもしろかったです。安心して読めて元気をもらえました。次回作が出たらまたすぐ買いたいです。
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変わらずの面白さ!全ての話に読み応えあり!
あっという間に読み終えました!また続刊を楽しみにしています♪
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相変わらずの人たらしのコンビニ連中(笑) 店長がメインの話は無いけど、コンビニに癒される人々の話。美月は自業自得みたいなところあるけど、これから変わっていって、親友とも和解できるといいね。
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さらさらっと2時間ほどで読めます。
最終章、クイーンの失脚は
女子なら分かる!エピソード。
エピローグがまさかのぶっ込みなので
続編に期待です。
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前作同様、楽しく読みました。
「クイーンの失脚」は、前作に登場していた女の子が、自分のこれまでの傲慢さに気づき、前に進む姿に応援したくなりました。
気遣いとか優しさは、人の手に渡れば渡るほど、大切にできる
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待ってました!コンビニ兄弟2作目!!
エピローグ、プロローグ、そして
本編3話の収録の本作品。
今回も前回登場の主要キャラ勢揃いで
楽しい日常を覗かせてもらいました◎
自分のことを知り曝け出すのは勇気がいるけど、
受け入れる側にも同じだけの勇気や
思いやりが必要となってくる。
自分にはちゃんとできているだろうか。
一つの場所を基点として
通して様々な人が混ざり合う
コンビニ兄弟。
再び【心を温めて】もらいました。
終わり方からシリーズ化することは確定したので、
次回作も首を長くして待つことにします!
《たいていの宝物は
自分の手の中で初めて輝くもんなんだよ》
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続き読みたい!!
途中で1を読み返しておさらいしながら読んだ。
赤じいの言葉も志摩ちゃん母の言葉も、大切にしていきたいな。
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コンビニ兄弟の続編、待ってました!
九州だけに展開するコンビニチェーン店「テンダネス」門司港こがね村店を舞台に、コンビニを利用する人たちの悲喜こもごもを描いた連作短編集です。
町田さんは長編ももちろん良いのですが、連作短編集めっちゃ好きです。新たな登場人物もいれば前作からのつながりもあり、1話ごとにちゃんと希望のある決着をつけてくれるので、その都度心が温まります。
失恋をした高校生の永田詩乃、バイト店員の廣瀬太郎、親友と別離した村井美月の3人のお話でした。正直なところ、今回本の厚さ、うすいですよね…プロローグとエピローグ除くと3話のみ。もっともっと読みたかった!でもどのお話もすごく良かった!
特に3話目の美月のお話…自分の過ちを認めることって、とても勇気のいることですよね。そしてそれを受けとめることも深い優しさが必要ですよね。「正しさ」っていうのは時に人を傷つけてしまう。もらった気遣いは次の人へ渡していこう。もう本当にあちこちが刺さりまくります。
プロローグのピピエンヌ号の女の子って、たしか前作では名前出てなかったですよね?彼女のお話も今後ちょっとずつ進んでいくのかしら?しかもエピローグでは、なんだか不穏な気配が…あぁ、もうすでに早く続きが読みたいです。
とりあえず5月に出る予定の町田さんの新作、心待ちにしてます!
***
「うん。みんな、すごくないんだよ。ただ頑張ってるだけだよね」(65頁)
「相手を大事にして、同じくらい自分を大事にする。大事な相手に見合う自分でいよう、そういう「好き」に巡り会えたら、きっとしあわせ」(67頁)
「遠回りのもどかしさや足踏みしてきたときの焦燥感。そういうもんを知らねえと、手に入れたもののありがたみが分からなくなるってこともある」(119頁)
「気遣いとか優しさってのはひとの手に渡れば渡るほど、大切にできるんだぞ」(155頁)
「大事な人の失敗や過ちは一緒に悔やみたい」(189頁)
「呆れるって、知ってるつもりだったひとが使う言葉なんだって」(190頁)
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この間読んだばかりなのに待望の続編が出た。まだまだ続けられそうなのでシリーズ化するね。それでいつかドラマ化希望。店長役は中村倫也がぱっと思い浮かぶんだけど
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楽しみにしていたシリーズ二作目。
一巻程のインパクトはないけど、心に響いてくる言葉があちこちにあって、軽やかだけどしっかり読ませてくれる。
特に好きだったのは、
*「恋の考察をグランマと」
詩乃の両親の発言にはイラッ。人って無自覚にここまで相手に対して傲慢になれるもんなんだな~って。
新しいことにチャレンジしてキラキラ目を輝かせるおばあちゃん、孫を守ろうとする姿が素敵でした。
*「クイーンの失脚」
関わりたくない陰湿で面倒臭い女子の世界。だけど印象に残る作品。
自分が正しいと思っても、相手の声に耳を傾けて、相手の気持ちを想像してみるって大事。
「自分の正義」は絶対じゃない。誰と関わるか、発言一つ・行動一つで見えてくる世界も未来も変わっていく。
『面白そうなものを見つけたら絶対やってみる』
そうなふうに考える栗原さんが好き♪
一見変わって見える人って、独自の世界観を持っていそうで興味がわきます。
読み終えて、続編の予感が嬉しかったです。
『相手を大事にして、同じくらい自分を大事にする。大事な相手に見合う自分でいよう、そういう「好き」に巡り合えたら、きっとしあわせ』
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『熱心にひとつのこと掘ってるやつってのは眩しく見える。でも多岐にわたっていろいろ知ってるやつもいい。いきなり予想外のものをこっちに放ってきてくれるワクワク感があるもんな』
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前作と照らし合わせながら読みたかった…
前作手元にないので、またいつか読んでみよう。
イケメン店長の周りで繰り広げられるお話。
おばあちゃんと孫の女の子の話、とても良かった。
お互いの気持ちを理解しあえて良かった。
次作も期待!
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町田そのこさんの作品は好きだけど、
フェロモン店長率いる兄弟の浮世離れした設定がちょっと苦手~。でも話自体はとても素敵だけどね。
恋しておしゃれになったおばあちゃんの話は、両親が毒親すぎてうう……ってなったし、
二話目の話も女の子側に共感できるしオチも素敵。
三話目はなかなか難しい題材だと思ったし結構きれいごととは思ったけど、小説の世界くらいいいよねって思った。
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前作に比べてテンダネス以外の場所でお話が展開する部分が多く、店長やツギさんの出番も少なめなように感じてちょっと寂しかったです。
やっぱりコンビニをメインの舞台に据えたお話ももっと読みたいなぁ。
ただ、1つずつのお話は主人公の生活や感情の動きが丁寧に描かれていて引き込まれるものばかりで、とても楽しく読みました。
祖母とともに両親に対峙することになった詩乃、退屈だと思っていた自分自身を省みて、翼を手に入れた(?)太郎、親友との別離、辛い現実を乗り越えて新たな一歩を踏み出そうとする美月。みんなの今後を応援したい気持ちになります。
エピローグには気になる新キャラが登場し、若干不穏な空気を残して終了。次回作もどんな展開になるのか気になります(*'ω'*)
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前作に登場した人たちの、その後の物語。
門司港のコンビニ「テンダネス」を通し、人と人が繋がっていく。
それぞれに抱えているものがあって、虚しさだったり、悲しさ、苦しさ、寂しさだったりするのだけれど、特に思春期だと、自分の周りだけが世界のすべて、のようなところがあるけれど、ここに集う人達と関われば、世界は一気に広がっていく。
世界はもっと広くて、人はもっと深いんだよ、と教えてもらえるような気がする。
エピローグは怖かった…。
次巻で詳細が語られるのか…?