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またまたピーターの妹のフロプシーといとこのベンジャミンのこどもたちがピンチ。こどもたちは生まれたばかりなので、『フロプシーのこどもたち』よりも時系列では前のはなしかな?
アナグマ・トミーときつねのトッドの対決。こどもたちをさらったのがトミーだし、どちらの味方もしたくはないけど、ドッドよりはトミーに軍配が上がっていてほしいな。
孫をちゃんと見てなかったバウンサーおじいちゃん、水に流してもらってよかったね。
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アナグマ・トミーは、ごわごわした毛でよたよた歩き、ずんぐりむんぐり、いつだって、顔じゅうぜんぶでにやにやわらいをしています。すてきだな、というかんじはしません。(9頁)バウンサーおじいちゃんは、そんなアナグマ・トミーにもケーキ、さくら草ワイン、キャベツの葉巻たばこを振る舞い、隣人の受け入れ姿勢が良い。孫のお守り中であることは忘れてしまったけれど。
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ピーター・ラビットシリーズ十四巻目ですね。
ピーターの妹フロプシーと、いとこのベンジャミンのこどもたちの大ピンチを、ベンジャミンとピーターが必死に救出する物語です。
今までと違って、この物語は、作者のビアトリクスが最初のページで、いやなおはなしと、断っているように、ハラハラの連続で、少し長いお話になっています。
題名は『きつねのドット』になっていますが、アナグマ・トミーが、ベンジャミンのこどもたちをさらって、食べてしまおうという、恐ろしい話に、きつねのドットとも、仲が悪く復讐の大喧嘩になるという、醜い争いのお話になります。
小さいお子さんには、ちょっと不向きかな。
最後には、こどもたちは救出されますが、かなりつらいお話にだけに、あまり後味はよくありませんね。
このこどもたちは、別のお話でも、危うく今度は人間に食べられそうになります。
ビアトリクスのお話は、絵本なのですが、怖さも秘めたところは寓話の要素を醸し出しています。長く読み次がれる一つの秘密かもしれません。
シリーズは、まだまだ読みきれません。
次の作品はどんな物語でしょうか?