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短編「ペルシャ猫を抱く女」と骨子は同じなのに、こうも雰囲気が違う作品になるのかと驚く。「ペルシャ猫〜」はロマンティック。
「女の決闘」はとても好き。
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いくら死よりも世間的な汚名のほうが復讐効果あるつっても、君やと義母さんがかわいそうだろ…。女の決闘はシンプルで面白かった。
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住宅街で起こった凄惨な殺人事件にかつての毒殺婦の肖像画が絡んでくる『支那扇の女』と緑ヶ丘のパーティーで起きた事件を描く『女の決闘』の2作を収録。
『支那扇の女』は読んでいて事件が複雑な方向に転がっていき、最後の神宮外苑での犯人との攻防戦が手に汗握る展開がとても良かった。
『女の決闘』は短いながらも読み応えがあり、それでいて犯人への手がかりも散りばめられている良作。
ちなみに『支那扇の女』は横溝がかつて、短編として出しており、その後にガラッと変えた作品のひとつ。改訂前の作品も他社から出版されてるので読み比べても面白いかも。
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面白いは面白かったが、あまり驚きと高揚感は無かった。2つ目のお話が、最後手紙形式で語られるのは面白かった。