中国文学をつまみ食い 『詩経』から『三体』まで みんなのレビュー

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投稿者：suilen　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

こちらの本を図書館で見つけ、何気なく借りてみたところ、ルビ多めの教科書風レイアウトで読みやすく、取り上げられている作品も多岐にわたるため、手元に置いてじっくりと読みたくなり、購入に至りました。
私などは何の予備知識もなく、作品を読んでも消化不良に陥りがちなので、こういう読みやすいガイドがあるのはありがたいです。もし自分の学生時代にこのような本があれば、もっと色んな作品に幅広く興味を持てたのではないかなと思ってしまいます。早速、本書に紹介されていた『浮生六記（ふせいろっき）』を読みたくなり、図書館で予約しました。
ひとつだけ欲を言えば、巻末の索引の漢字全てにルビを振っていただきたかったです。中国語読みと日本語読みが混在している上に、読み方がわからない漢字も多いので（特に人名）。