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短編ですが
2022/08/01 23:16
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
もう少し長く……中編でも、いいような内容のが沢山ありました。それにしても、登場人物、みんな、個性的で魅力的ですね……。この話の、前話も、いいですが、この後日譚も有りそう……
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投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
2作目だけど、スピンオフ的な作品。
今作の主人公は健ちゃんでしょ。
最後の最後に、本来の主人公にかかってきた電話。
次に続くと。
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Amazonの紹介より
「特捜部初の女性検事」として期待と嫉妬を一身に背負う常盤春子は、着任早々、下水道事業の五社談合事件を任された。落とし所は末端社員たちの摘発――。しかし、取り調べ中に闖入してきた被疑者の幼なじみによって、捜査は思わぬ方向に転がり始めた。
築地の魚屋で働く男は、被疑者を庇いながら言葉を吐く。
「おれはよ、法に背いたのは人間じゃねえ気がするんだ。人間の周りを囲んでいる全体みたいなもんだ」
覚悟を決めた春子は、検察幹部仰天の一手に出た(表題作)。
見習い検事が異動先の鹿児島で一騒動を起こす「ジャンブルズ」、小倉支部の万年窓際検事が組織から孤立しながら凶悪暴力団に立ち向かう「海と殺意」ほか、全四話+αの連作短編集。
前作「転がる検事に苔むさず」は未読でしたので、それぞれの登場人物の関係性がちょっとわからない部分もありましたが、普通に楽しめました。女検事だけが主人公かと思いきや、次の話では別の主人公なので、ちょっと油断していました。
お堅いイメージの検事ですが、堅苦しさはありつつも、優しさや人情ある雰囲気、ちょっと笑いもあって、全体的にまろやかな検事のイメージとして残りました。
それぞれの話が程良い起承転結ながらも、後半からの展開が逆転劇を見ているかのような展開なので、どれも面白かったです。それでいて、それぞれが正義のために活躍している姿には輝く見えました。
前作を読んでからの方が、より楽しめるかもしれませんが、単独でも、読みやすく面白かったです。
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五つの短編集である。一般には検事の仕事はテレビ等で知っているが細かい事になるとよく判らない所がある。それと文章毎に話が飛んでしまい深掘りが足りない所があり戸惑ってしまう。
細かい表現が加えられたら更に面白味増したかも!
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ハートウォーミングな人情検察ものという新ジャンルを開拓した直島氏の「転がる検事に苔むさず」の続編、というよりはスピンオフの趣の作品。久我検事の弟子筋の猪突猛進・倉沢検事が大活躍の「ジャンブルズ」、久我検事の上司だった常盤春子元検事正の若かりし頃の健ちゃんとの馴れ初め物語の表題作、その健ちゃんと倉沢検事と両想いなのに歯痒い感じが好印象の有村巡査との凸凹バディものの「健ちゃんに法はいらない」等、期待を裏切らない面白さに時間を忘れる。もう今から次作が楽しみ。。
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「転がる検事に苔むさず」の続編である連作短編集。倉沢、常盤、久我、有村それぞれが主人公としての物語です。前作を読んでからの方が、キャラクターの印象があらかじめわかっていて良いかもしれません。どの物語も個々のキャラクターの魅力が前面に押し出されている印象でした。
お気に入りは「健ちゃんに法はいらない」。ユーモラスでコミカルでありながらも、読んでいて胸がすくような爽快な物語。あまりに素敵すぎますよ、健ちゃん。彼がいったい何者なのかは、その前の物語で読者にはわかっていますが。じゃなければ本当に「この人何者!?」って感じですよねえ。
「ジャンブルズ」も楽しいです。新天地の倉沢がどのように活躍するか。そして彼女のこれからの活躍もまた読みたいですねえ。
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「転がる検事は苔むさず」の続編。要領の悪いベテラン検事、血気盛んな若手女性検事、実直熱血の平刑事、百戦錬磨の女性元検事、それぞれが主人公になっている短編集。一つ一つの物語が短く、事件もわりと単純。キャラが立っているので、ドラマ化されるかもなぁ…
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主役級のキャラが何人か出てきて今後を期待させる内容だった。健ちゃんが地味にいい味出してる。今回も分かりやすく次回作への導線が引かれたので記憶のあるうちに発売してほしい。
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「転がる検事に苔むさず」の続編です。
面白い本はスイスイ読めます。
登場する人皆、魅力的で好きです。
続きも有るのでしょうか?楽しみです。
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タイトルにある「恋する検事」は常磐のことだったんですね、前作からの流れですっかり倉沢のことかと…。
短編で構成された本作、いや前作の「転がる検事~」よりも面白かったです。短編でありながら久我や常磐、倉沢、有村といった主要キャストの周りの人物がどこかでつながっていて、それが各編を読み進めるうちに徐々にわかってくるところが、なんだか謎解きを進めるときのような感覚を楽しめました。
それにしても久我よりも倉沢のほうが主人公キャラのように感じるのは私だけでしょうか…。正直、倉沢の活躍をもっとみたいと思わせてくれます。
ラストでは久我にちょっとした依頼が舞い込み、なにやら波乱の予感で、これは次作もあるってことかな、と思うとちょっと楽しみです。
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「転がる検事」シリーズの第2弾。
表題作の「恋する検事はわきまえない」は、今やトップ検事正の常磐春子が、特捜部初の女性検事と言われてた頃に仕事で知り合った男性と結婚する話。
メインが、検事としての仕事なので一切恋愛事情が出てこないのが潔い。
「ジャンブルズ」は、新人の倉沢が東京勤務を経て任官三年目で鹿児島へ。
相変わらずの元気の良さと無鉄砲さそのままで、おもいっきりの仕事ぶりは、なかなかなもの。
「海の殺意」は、出世コースにのるわけでもなく、マイペースのゆる〜い調子で、オヤジギャグも変わらずの久我修平が、周りの空気を読むのには長けているのか小倉中央署の池崎警部補と事件をゆっくりじっくりと解決する。
「健ちゃんに法はいらない」は、健ちゃんが実は検事正常磐春子の夫であり、検事さながらに活躍するのが実に面白い。
真面目だが、ついてない交番巡査の有村すらかなわないほどにぐいぐいと突き進む健ちゃんにいったい何者⁇と最後まで正体明かさないところが巧みである。
今回は、全四話+αの連作短編集だが、まだまだシリーズ化しそうな気配。
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104なんか原宏一さんを呼んでるみたいだった。ちょっと登場人物が平板に描かれていたために、主人公の姿がぼんやりした感がある。次も連作にして誰か一人立てて描いて欲しいです。
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女性検事の活躍を中心に据えた中短編集。重苦しくなるような凄惨な事件はなく、登場人物たちの味わいのある展開に安心して読むことができます。逆に、どこか突き抜けた面白さが足りないかもしれません。
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軽い話で読みやすかったなぁ。
ドラマとかでやってくれたら、楽しそう。
次回作があるなら、もう少し長編で、人と人が絡み合うのが読みたい。
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「転がる検事」の第2弾。前作の主要人物にそれぞれ焦点を当てたスピンオフ的作品。登場人物が前作よりはっきり個性が描かれ魅力的になっていた。個人的には本作から登場の「健ちゃん」推し。