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ネット上で『剣の王国』の最終話が発表されて。それがこれまで『剣の王国』の物語の中で大切に大切にたくさん張ってきた伏線を全て切り捨て、色々の過程を端折った最終話だったので、やっぱり賛否両論あったようだけど。自分自身も『剣の王国』はやっぱり大好きだったからさ、この終わり方はとっても悔しかったけれど。じゃあ、描かれなければよかったかっていうと、私は描いてくれてよかったと思ってる。大事に描いてきたであろう自分の物語がこういう終わり方にならざるを得なかったのは作者のyoruhashiさんが1番悔しいに決まってる。それでもyoruhashiさんが考え得るせめてもの形で『剣の王国』の物語、アルフレドとドロテーアとパンチさんの旅に終止符を打ってくれたことは、一愛読者として感謝しかありません。
そして、『剣の王国』最終話から察するに、『はめつのおうこく』第3巻の感想に書いた考察①がどうやら正しそう。くそー、1番嫌だったパターン。
それがわかってからこの第6巻を読むとまた感じ方が変わってくる。シロウサギを派遣してまで女王ドロテーアがアドニスを狙う狂気。シロウサギさん、よく見たら首が2回継ぎ接ぎされてる。ずっと「女王」に尽くしてきたのかな。
『はめつのおうこく』は「ドロカ」「ドロテーア」による「アドニス」「アルフレド」の首取り合戦。
これって果たして終わりがあるのか??
ドロカのお目目が…めちゃくちゃグロくて辛すぎた。愛の魔法って、かけるためには目を合わせるのじゃなかったか?と思ったけど、ドロカはそうじゃなくても使えるのね。
そうならないで欲しいって思う嫌な予想だけど、アドニスがドロカの目を治してやるって、女王ドロテーアの首を取って挿げ替えるつもりでいないよね??そしたら目は治るし女王ドロテーアもアドニス(=アルフレド?)と一緒にいられるからハッピーエンド?かもしれないけどそんなの全然ハッピーじゃない…