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Prologue 日本企業は競争が嫌い?
戦略論の「かたち」
競争あれこれ
日本企業はみんな「がんばっている」
会社の数が減らない国
PartI 前史 江戸から明治維新へ
境商人の海外交易
江戸期の商業発展の理由
三井は江戸初期に始まっている
江戸期商人の盛衰
幕末の動乱
三菱は新興勢力
PartII 19世紀末の産業組織と事業展開
官業払下げと財閥のコングロマリット化
三大財閥の銀行設立の違い
PartIII 発展と変動の時代
株式市場の創設と変動
1890年恐慌
ふたたび企業設立の時代
非関連多角化の合理性
PartIV 恐慌と三大財閥の発展
恐慌が続く
カルテルから戦時体制へ
財閥の株式公開始まる
幕末の豪商と同じように国に金をとられる
PartV 財閥解体と長期成長
どう解体されたか
財閥から企業集団へ
高度経済成長始まる
PartVI バブル崩壊から企業再編へ
事業会社より先に金融機関が壊れた
1業種6社は多すぎる?
現代の巨大企業
能力が移転する時代
持合い解消と資本市場の変容
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タイカレー またの名をグリーンカレー。
時折り無性に食べたくなる魅惑の美味しさ。
日経で広告をみて新刊「財閥のマネジメント史」を図書館で予約して読んでみた。夜寝る前に読むと直ぐに眠くなり、2週間位かけて少しずつ読んだ。
最近はNetflixの観過ぎのせいか「財閥」というとすぐ韓国ドラマが頭に浮かぶが、この本はもちろん三井、住友、三菱を中心とした日本の財閥の現在までの歴史を辿った話。トピックスも多く平易で読みやすい本だった。
この本を読むと日本経済の発展には、明治政府の役割とキーパーソンとして渋沢栄一の存在が大きかったことがあらためて再認識される。明治維新の時代を深掘りして色々読んでみたいと思った。
そういえば、渋沢栄一を描いた去年の大河ドラマ「青天を衝け」は録画予約を忘れて見逃すことが多かった。ちょっとくやまれる。「鎌倉殿の13人」は漏れなく観ている。話がどんどん逸れてしまった。
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日本は明治維新と言う変革期、存亡の危機において、人的にも資本的にも強烈な不足があり、それに対処するため、銀行、商社メインの財閥等の仕組みができたのだろう。