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1年に7日だけしか起きていられない眠り病というとっぴな設定でのボーイミーツガール.そして降りかかるもう一つの悲劇.この制限された状況での二人の成長と愛の成就.美しい話だけれど実際周りの人たちは大変だろうと思った.
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まず本の装丁に惹かれました。すごいステキな表紙で、思わず手に取りました!「世界で一番美しい究極の遠距離恋愛」と銘打っているように、久々に本を読んで涙しました。当たり前の日常が当たり前ではない‥健気だけど一途で激しい想い‥この本に出会えて良かったです。
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究極の遠距離恋愛、まさにその通りだなと思った。
私も遠距離恋愛を数年していたから、会いたいと思う時に会えない辛さに共感できたし、それよりももっと辛い境遇だと思うと読んでいて苦しくなった。
時間の大切さ、いつからでも何かを始めることができるということを感じさせてくれる作品だった。
当たり前に明日が来るのではないということを心に留めて生きていきたいと思った。
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3.5というところだろうか。
とても純粋で美しい心のお話だと思った。思ったのだが、後半あまりにも「泣かせようとしてる感じ」がしてしまった。特にケガをする場面が、「なんでそこまで……」と別の意味で悲しくなった。読み終えてしまえば、世の中や人生の不条理を表したものなんだろうけれど、読んでいる途中では作為的に感じてしまったため少し残念だった。読む側(私)の問題かもしれないが。
心の描写が純粋で綺麗であるため、そういうところが目立ってしまったような気もする。でも実際、世の中・人生の不条理は確かにそこで甘やかしてはくれないわけだから、作中の方が現実的なのかもしれない。やはり私の問題か。
装丁がまたこの心理描写のごとく綺麗なので、こちらも大変楽しませてもらった。
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高評価のため、手に取ってみたけど一言で言うと、しょうもなかった。
セリフもどれもが安っぽくて全然入ってこなくて半分粘って読んだ後に、パラパラと流し読み。
恋愛小説って、究極の純愛とか真実の愛とか色々言うけど、結局、病気になったり、死を使ってそう思わしてるだけやなと落胆させられる。
もっと他の方法使って愛は伝えられるのではないかと思える。
期待値からの落差が激しくて、どうしてもこの評価になってしまう。
恋愛ものが好きな人にはいいのかもしれないけど、俺は無理やった。
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私がこの作品を読んで、思ったのは、生きることに対して、病気になっている人、そうじゃなくてもしんどいと思っている人が生きづらさを感じるのは当たり前で、でもその中で、人との出会いで変わっていくものはとても大きいとこの作品を読んで感じました
1人だとやはり、自分の嫌いな部分、なんで私だけなんだ、ということってあると思うんです、だけど、誰かに頼って2人、3人ってなっていけば、生きづらさとか嫌いとかよりも、この人達と一緒にいたい、もっとこの人達と楽しいことをしたい!と思えるんじゃないかなと、この作品を読んで思いました
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人生は残酷なものばかりじゃないんだなって思えた。
一年でたったの1週間しか目を覚ませない、さらに太陽の下を歩けない雫が、夢も希望もない日向と出会い、2人で生きていく理由を見つけて、夢を叶えていく。日向は最後は癌で死んでしまうけど、それでも2人の夢は消えない。2人の希望の光は輝き続ける。
「生きるとは何か」を考えさせられる最高の作品。
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出会わなかったらこんな苦しむことはなかったかもしれない、でも、出会ったことで本当の意味でのいきる意味や活力を見いだせたんだと思う。お互いが生きる理由になって一途に思い続けるふたりが感動的だった。一緒にいれる時間を大切にしなきゃなってすごく思えた。夢と現実の遠距離恋愛、過去と未来の遠距離恋愛、っていうワードがまた泣ける
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ひまわりにはたくさんの意味や想いがあることを教わりました。
普段何気なく生きているしきっとこれからもそんな日常なのだと思う。けれど人生はいつどうなるか分からない。少なくとも、ぼんやりと過ごすこの時間さえも愛しんで悔やむことのない人生であれたら良いなと思いました。
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「テーマ:ひまわり#4」です
4作目はド直球の恋愛小説!
泣いた!全米が泣いた!
一年のうち7日間しか起きていられない雪野雫
しかも太陽にあたってしまうと起きていられる時間はどんどん短くなってしまいます
そんな彼女が出会ったのは自分を空っぽな人間という絶賛無職中の葵井日向
そんな2人の哀しい恋の物語はさらなる悲劇に襲われます
おいこら作者!なにしてくれとんねん!ひどいやないか!こんなに頑張ってるのにひどいやないかぁ!。・゚・(ノД`)・゚・。
本数で花言葉が変わるひまわり、一本は『一目惚れ』、三本は『愛の告白』、七本は『密かな愛』で、十一本は『最愛』、九十九本は『ずっと一緒にいよう』、百八本は『結婚しよう』そしてそして九百九十九本のひまわりに込めた想いは!?
もう見届けるしかないっしょ!
【ひまわり】ド直球な恋愛小説で描かれる「ひまわり」はド直球
「ひまわり」は太陽を求める雫が一番好きな花で、まさしく太陽の象徴、分かりやすい!
そして「ひまわり」を名前の中に持っている葵井日向に「この人は、わたしの太陽になってくれる人かも」って運命感じちゃいます
そしてちょっと特殊な「ひまわり」の花言葉も物語に散りばめられていて「ひまわり」って恋の花やねんな〜って思っちゃいます
「ひまわり」懐が深いぜ!
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何だか無性にラブストーリーが読みたくなって選んだこの本。
宇山圭介の「桜のような僕の恋人」を読んで、この方の水や空のように透き通った作風が好きで選びました。
控えめに言ってとても感動しました。
恋人のどちらの立場にも感情移入して、
胸が痛くなり、声にならない感情でいっぱいでした。
前世も、生きている今も、そして来世も。
また出会いたいと思える人は誰ですか?
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“「ひまわりの花言葉って渡す本数で変わるよね。
一本は『一目惚れ』、三本は『愛の告白』、七本は『密かな愛』、十一本は『最愛』、九十九本は『ずっと一緒にいよう』。それで───」
そう言って、隠し持っていたあるものを出した。
それを見た途端、目頭が熱くなって、噴き出すようにしてくすりと笑った。
小ぶりのひまわりの花で作った手製の指輪だ。花梗のところでカットして、輪っかにした針金をくっつけただけの簡単な花の指輪。それでも、生きている命の指輪だ。
「慌てて作ったから不恰好になっちゃった。でもやっと渡せた。これで百八本目のひまわりだ。花言葉は───」
日向は優しく左手を取ると、花の指輪を薬指にはめてくれた。涙が止まらなかった。
「結婚しよう」”(p260)
王道(なのか?)ラブストーリーだった!
前に読んだ「この恋は世界でいちばん美しい雨」もそうだったけど、登場人物がみんないい人すぎて、私にはちょっと理解し難かったカナ、、、
私はもうちょっとどす黒い感情を持った人が出てくるお話が好き。←
と書きつつも次回も読みます!
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1年間で7日しか生きられないという設定を、見事に活かしきった内容だった。特に20代、30代~とリアルな悩み、葛藤とリンクさせたのが良い。また軽快な語り口調が面白かった。