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全体的には興味深かった。
利用者さん、経営者層、セラピストのインタビューがなされていて、女性用風俗を俯瞰…まではいかないけれど、一通りのことは分かった。
一方で著者の精神的な幼稚さが目立ったのが惜しい。自らに降りかかる不幸を社会や他人のせいにしているところが散見され、考察が浅くなってしまっていたように自分は感じた。
もっと女性用風俗業界を俯瞰した全般的な歴史と発展の推移について知りたい。
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男が女を買うと「性の搾取」で、女が男を買うと「性の解放」ということなのかもしれないが、著者自身最後に言及しているように、「女風」にもピンンキリがあるだろう。本書ではピンの話しか出てこないので、全体的には肯定的に描かれはいるが、キリの話もバランスよく載せて欲しかった。あとはやはり著者自身が「実体験」して検証して欲しかったという部分もある。それをしない(できない?)のは著者のプライドなのか、勇気?のなさなのか。
最後の宮台真司との対談は学術的なまとめになっており、中々読み応えがあるのだが、30代ぐらいには「人権教育」に問題があるのはわかるとして、50代以降に関しての言及がないのが残念。「人生やりなおしたい」系の問題にも思えるが、それは女性に限った事ではないだろう。本書のテイストから総じて男に問題があるような対談内容ではあるが、どっちもどっちという気がしないでもない。
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ジェンダー平等時代の女性が抱える矛盾を女性用風俗が受け止めている
メンタルが破壊された人々の拠り所になっているのか
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最近ジャンルとして確立してきた女性用風俗について、利用者、経営者、セラピストらのルポと、宮台氏との対談
男女雇用均等やコロナ禍の背景だったり
風俗を利用する男女の違いだったり、
全部そうではないでしょうと思うけど
現代日本を知る上で色々と興味深い
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■女性用風俗業界では女性がセラピストに依存してハマることを「沼る」と言い、逆にセラピストが女性を囲い込みわざと依存的な関係を作ることを「沼らせる」と表現する。性経験の少ない女性は、その「沼」に落ちやすい。
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タイトルのインパクトに惹かれて手に取った一冊。
女性用風俗のルポルタージュから見えてくる今の日本の生きづらさが痛いほどに伝わってきた。
タイトルで食わず嫌いしないで読むと目から鱗が落ちる経験が待っている。