聖書 聖書協会共同訳 引照・注付き みんなのレビュー

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投稿者：オタク。　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

聖書協会共同訳は有名な？「モデルデカイ」の誤植など初版は散々だった。第2刷で「モデルデカイ」は訂正されていても、まだ誤記誤植が残っていたが、今回はまだ誤記誤植が残っているだろうか？
　「引照・注なし」の日本聖書協会の「定番」、「スタンダード版」が先に大中小と出たけれど、やっと「引照・注つき」の大判が出ました、というところだ。フランシスコ会訳と岩波版の合本とは行かなくても、新改訳の注つきぐらいでも、古代訳や底本の本文に従わなかった個所の説明、新共同訳では本文に割り注で説明していた原語の語呂合わせの解説が出来る。聖書協会共同訳は引照と同じ欄に語呂合わせを説明しているので、「スタンダード版」でも同じ本文のフォーマットを使っているからか、すっぽ抜けてしまったが。
　新改訳は昭和40年の新約聖書の初版から本文2段に引照と注が1段と割り付けられているが、日本聖書協会では口語訳以来、本文2段のそれぞれの下に引照を割り付けるので、「引照・注つき」の小型判は字が小さくなるから出ないだろう。