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力を増すロキ放置でアイドル編突入とか尖ったことしてるね、この作品
「神さま」だけでなく、「音楽」すらあの世界では存在してなかったようで。ならアイドル人気を浸透させるのも難しいかと思いきや、随分とあっさり大人気に……
今の段階では元々の勢力圏を相手にしているだけだから、本当の意味でアイドル人気が広がっているわけじゃないんだろうけど、ユキトが言うように信仰の強さを強靭化させるという意味では有用な手段となるのかな?
第1巻の頃からネタキャラのような立ち位置に落ち着いてしまったベルトラン。この巻では哀れさが更に進行するあまり、ユキトに惚れ始めてない……?
ていうか、教団に恭順させるを通り越して洗脳の領域に入ってる気もするよ?
まあ、考えてみれば女の姿になった事でそれまでの経歴も名誉も何もかも失って、唯一役割を与えてくれるし、認めてもくれるのがユキトだけなのだから、こうなってしまうのもやむを得ないのかもしれないけども……
アルとユキトの仲が停滞しているだけにユキトとベルトランがどうなっていくか興味はあるけど、ユキトはベルトランをそういった対象として見る事はないんだろうなぁ……
そしてベルトランの隠密を入り口に始まるガイアの秘密探り
アルコーンらしく何かを隠しているかと思いきや、少々毛色の違ったものだったようで。信者を増やす事が至上命題となるアルコーンにおいて、ごく少数の疑似家族を作る事はガイアにとってどのような利点を生み出すんだろう……?また、ガイアの家族宗教を潰す為に始めたユキトの策略はどこまで通じるのかな?
ひとまずはユキトの狙いを裏切る形で独自の戦略を始めたばかりにピンチを迎えてしまったダキニがあの外獣からどう生き延びるかという問題になるのだろうけど