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ふとっちょで、くいしんぼうで、弱いものいじめのやっかいもののねこ「ニャンイ」。
大好物はうまれたてのあたたかいたまご。
ある日いつものようにうまれたてのたまごを食べると、どんどんお腹がふくらんで…
「ピヤキ」との出会いによる、ニャンイの心の変化に注目です。
ペク・ヒナ作、長谷川義史訳の最新刊。
今回は立体ではなく全編イラスト。
ペク・ヒナさんの細やかな表情表現は、イラストでも顕在です。
この作品では長谷川義史さんの訳が関西弁ではありません。
いや、関西弁で読んでも構わないと思いますが…。
ペク・ヒナ&長谷川義史作品のなかでは、ちょっとイレギュラーな作品ですね。
【ころさんブログ 長谷川義史 翻訳、ペク・ヒナの絵本を6作品まとめてご紹介】
https://corosanblog.com/hasegawayoshihumipekuhina/
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「ニャンイ」という ふとっちょで くいしんぼうでよわいものいじめの ふだつきのねこが、「ピヤキのママ」とよばれるようになるまで。
表紙のねこを見てもにくたらしいほどで、愛嬌なんてちっともないのに物語が進むうちにだんだん親しみを感じ、可愛く思えてくるのが不思議。
それは、やっぱりママになったということなのかな。
愛というのを知ったからなのかな。
柔らかい肌色に近い色の紙色のうえに描かれた黒白だけの絵。
色がついているのは、たまごとひよこのピヤキの黄色のみ。
だけどそれだけで充分すぎるくらい伝わってくる温かい絵。
愛おしく感じるくらい大好きな絵本になった。
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「ピヤキってなんだろう?」と表紙を見た6歳の息子が呟いた。
その表紙を飾るふてぶてしい顔のネコの名前は「ニャンイ」。ふとっちょで食いしん坊で弱い者いじめをする厄介者。でも、生まれたての卵が大好物と聞いても何か憎めない豊かな表情の味がある。
母性って性別や出産の有無問わず心の奥深くに眠っているものなのかもしれない。
ニャンイのお腹が大きくなっていく過程にウケていた息子。ピヤキにニャンイが栄養あるおいしいものを食べさせる場面で「(ピヤキを)食べるためじゃない?」とさらっとシビアな予想をしていたwいや、ママ信じてw
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ぶさいくないじわるねこニャンイ.飲み込んだ玉子からひよこが出てきて,,,ママになっちゃった.
ピヤキという名前をつけて子育てまっしぐら.ぶさねこがだんだん素敵に見えてくる.絵が素敵だ.
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ペク・ ヒナさんの絵本。
犬だけでなく、ネコも味がある。
私好みです。
「ピヤキ」という名前の音が私にささったので奥付を見ると、「Pee-yaki」
そのままですね。かわいい。
読み聞かせるときは、とびらの絵から、しっかり見せてほしいです。
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今回ご紹介したのは、こちらの絵本。
愛に目覚めた、ふだつき猫のお話。
「ピヤキのママ」
猫の「ニャンイ」の描写がとってもユーモラスで、何回読んでもツボにハマります。
裕美さんのコメントが深いなあと。
「今、誰々のお母さんと呼ばれるの嫌がるママいるけど、その対極ね」
初めて我が子と対面したお母さんが口にする言葉は
「私が〇〇ちゃんのママよ」なのにね。
(由香さん)
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絵のタッチと表情がなんともいえん味があって大好き。うんこじゃなくてひよこ産んじゃうくだりとか、ぶっとんでて楽しい。
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「ふとっちょでくいしんぼうで、よわいものいじめをする、ふだつきのねこ、ニャンイ。ご近所さんから「やっかいもののニャンイ」とよばれていました。ある日、大好物のうまれたてのたまごを食べたところ、日に日におなかがふくらみ、うーうーうーん、とふんばると、出てきたのはうんこではなく、ひよこ!!とまどいながらもうまれたひよこを「ピヤキ」とよび、いっしょに過ごすうちに…。」
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表紙のぶちねこのお顔に一目惚れ!して、図書館からお持ち帰り。
ぶちねこの名前はニャンイ。
ふとっちょでくいしんぼうで
よわいものいじめのふだつきのねこでした。
うまれたてのたまごがだいこうぶつのニャンイ。
あるひとりごやのまえをとおりかかると
おかあさんどりはみんなるす。
ニャンイはだいこうぶつのたまごをみつけます。
「ほっほう これはうまそうな」
「いただきます」
「ごちそうさま」
それからいちにちがすぎふつかがすぎ
もともとふとっていたニャンイのおなかがおおきくなっていきます。
「お、おなかが…!」
ニャンイはトイレにはしります。
「う、うーん、うん!」
なんとニャンイのおなかからでてきたのは
うんこ ではなく ひよこ でした。
「どういうこと? ひよこ うんじゃった!」
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とにかくニャンイの姿がかわいい。
ふとっちょでブサイクで、コロコロしてて。
太ったねこさん好きにはもうたまらんでしょう。
白ベースに黒線で描かれたシンプルな色使いで出来た絵本だけれど、ひよこだけ黄色いのが効いている。
黄色は生命力の色、黄色は幸せの色。
ニャンイの産んだひよこの表情も何とも言えない。
守るものができたニャンイの姿をみて、読み聞かせしたお子さんより、読んでいる大人の方がじんときそうな絵本。
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厄介者の猫の「ニャンイ」がヒヨコ「ピヤキ」を産んで、ママと呼ばれるまでのなるお話。
絵が迫力あり、可愛らしくて良い。
話もユーモラスでありながら、ほのぼのと癒し系。
発想が面白い。
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うまれたてのあたたかいたまごが好物のピヤキがいつものようにたまごにありついたあと、消化の過程でひよこを排泄したので、育ててみた。最後には、ひよこも夜は民家の屋根で月を眺めて休む習慣を身につけた様子です。
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暴れんぼうのネコ、ニャンイが大好きな玉子を飲み込むんだら、ひよこが生まれて、ヒヨコ=ピヤキのママと呼ばれるようになった・・・この先のドラマみたくなるなあ