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東京バンドワゴンシリーズ 第13弾
春 ここ掘れワンワン迷子かな
夏 一夜一夜にもの語る
秋 どこかで誰かが君の名を
冬 ハロー・グッバイ
堀田家の新事実から、カフェの夜営業で起こった珍事件、童話にまつわる不思議な縁から、出会いと別れ。
今回も派手さはないけど、生きてる実感を味わえる堀田家の面々でした。
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(2022/10/21読了)
もうシリーズ何弾になったんだろう。
いつものように始まって、いつものようにハッピーエンド。お約束の運びは水戸黄門的な。(そろそろわからない年代も多いのでは?)
もう要らないんじゃない?と思う朝食のシーン。今回はお正月仕様で、少しだけ新鮮な感じ。
あまりに綺麗事に納めすぎるのは、以前から感じていること。
文句つけながらも、また新作が出たら読むんだろうな。
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スタンダードな流れの回。
なんか、原点って感じでいいなあ。
四季とその自然とその中で生きる人々。
優しいつながり。
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シリーズ17作目。
生きていれば、出会ってから分かれても、また出会うことも出来る。沢山の出会いによって人生が彩られていく…人と人との繋がりがいかに尊いものか伝わってくる話だった。
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★ますます長生きして、楽しい新しい景色ってのを見たくなってるぜ。(p.265)
【第一話】方向音痴の久田かおりさん登場。行方不明となる。
【第二話】夜の営業も始めた「かふぇ あさん」に千円札がはさまれた文庫本が置かれていく。
【第三話】謎の美青年と和ちゃんと、謎の童話。
【第四話】堀田家の正月風景。すこしものごとが動く。
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■設定■
・古本屋を営む堀田家の人びととその周辺に発生するさまざまなできごととその解決(解決できないことも含め)を描く。最初の頃はミステリに分類できたと思うけどいまは家族小説って感じ。
・各巻では、まずサチさんの前口上があって、その後季節ごとにひとつずつ、計四つの話で一冊が構成される。それぞれの話は堀田家の現況報告と朝食風景から始まりなんらかのできごとがあり最後はおおむねサチと紺の対話で終わる(例外はある)。
■一行目■
【16巻 グッバイ・イエロー・ブリック・ロード】ここにこんな地下室があったとは知らなかった。
【零 隠れの子】菅季屋さんに来て二日目の夜。
【17巻 ハロー・グッドバイ】古川に水絶えず、などと言いますね。
■堀田家に関する枝葉末節(記入漏れの巻たくさんあり/★印は主要語)■
【主要キャラクタ】サチ、勘一、我南人、藍子、マードック、花陽、紺、亜美、研人、芽莉依、かんな、青、すずみ、鈴花、かずみ、アキ、玉三郎、ノラ、ベンジャミン、ポコ、池沢百合枝、祐円、藤島、長尾美登里、茅野、木島、真奈美、コウ、篠原さんちの新ちゃん、など。
【藍子★】堀田藍子。我南人の長女。一見天然ボケ系の美人だが頑固な一面も。娘(花陽)がいるが、父親が誰なのか口をつぐんでいた。その後いろいろあった。絵を描く。ケネスによると《彼女の持つ人間的な魅力がそのまま絵に表れ、その前で思わず深呼吸したくなるようなたたずまいを持つ絵です》グッバイp.79
【会沢小夜/あいざわ・さよ】→小夜
【会沢夏樹/あいざわ・なつき】→夏樹
【会沢玲井奈/あいざわ・れいな】→玲井奈
【青★】堀田青。我南人の愛人の息子。第一巻当時26歳の旅行添乗員。美形でモテモテでよく女性とのトラブルを土産がわりに持ち帰る。ただし、本人にはあまりそんな気はなく、相手が一方的にその気になる場合が多いらしい。よく我南人と取っ組み合いの喧嘩をしたそうだ。
【青の貴婦人】十二年前スチュワート美術館から盗まれたサン・ターンの絵画。ひどい状態で見つかった。
【アキ★】堀田家の犬。
【秋実★】堀田秋実。我南人の妻。すでに亡くなっている。サチさんはまだこっちでは出会っていないらしい。生前は「堀田家の太陽」だったらしい。この人が亡くなったとき、堀田家は家庭崩壊の危機に陥ったそうだ。
【曙荘】近所のアパート。風情のある古い建物だが毎年のように取り壊しの話が出てくる。元は学生相手の下宿屋だったが今は普通のアパート。
【浅草ものがたり】映画。越野梅蔵主演。田山監督。全部で五十作近くありギネス記録。「寅さんシリーズ」がモデル?
【阿曾】重松の孫。「乱麻堂」。
【アダム・ブレナン】日本語ぺらぺらの英国人。
【甘利大/あまり・だい★】研人の同級生でバンド仲間。ドラム担当。かんなと鈴花はアマリーと呼ぶ。甘えん坊で慎重派。
【亜美★】堀田亜美。紺の妻。登場時34歳。もとスッチーの超絶美女。活動的な性格。気は強く怒らせると勘一でも怖がる。最近マレフィセントというあだ名がついた(元々アンジェリーナ・ジョリーと似ているらしい)。藍子とは気が合っていて、いっしょに東亰バンドワゴンのカフェ部門を切り盛りしている。エエトコのお嬢さんだったらしく、結婚にあたっては強い反対があり実家とは断絶している(その後和解し孫を溺愛している)。
【家】《きっと、心の拠り所なのですね。支えとなるもの。/ たとえどんなことが起ころうとも、そこに帰りさえすれば、もう一度立ち直り歩きはじめることができる場所。》イエロー・サブマリンp.309
【池沢百合枝★】かつて清純派だった大女優。小料理屋「はる」では慶子さんで通している。モデルというか著者のイメージは吉永小百合さんあたり? まあ、モデルなんて考えてもしかたないけどやっぱり考えてしまいますというか勝手にイメージが出てきてしまいます。
【和泉十郎】元陸軍情報部の野良猫さん。野に放たれて些細な情報でも探ってくる連中。喋り方が我南人と似ているのだが。
【一ノ瀬誠一/いちのせ・せいいち】本を買い取ってくれと持ち込んできた男性。元古本屋だったとか。
【一ノ瀬都/いちのせ・みやこ】かずみと同じ老人ホームに入居した女性。気が合ったらしい。夫とともに横須賀で古本屋を営んでいたが廃業し残っている本を買い取ってもらいたがっている。上の一ノ瀬さんがその夫なのかもしれない?
【岩田】近所の交番のおまわりさん。
【ウィリー・ネルソン】アメリカのカントリー・ミュージシャン。『ハロー・グッドバイ』で我南人のiPadから曲が流れるシーンがある。この著者の作品にはときおり名前が出てくるので好きなんだろうと思います。ぼくも好きです。
【ウェス】マードックの父。庭師。音楽好き。若い頃ジャズをすこしばかりやっていた。英国在住。
【宇田川拓也/うだがわ・たくや】『美琴へ』という作品で新人賞を取ったがその後ほとんど名前を聞かない。
【美しいシロと黒の馬の物語を月が読む】間中号と北島坂仁一と本で唯一出回っている。二人は他には四冊の本しか出していない。『緋色のツグミは太陽に啼いて旅をした』、『砂漠の王者と湖水の木守』、『涙は銀の雨に心は金の光に』、『眠れる龍を紫紺の薔薇の姫が誘う』。
【美しい青年】バンドワゴンの古本屋にもカフェの方にも来る客。青の若い頃といい勝負の美青年。当人も知らないがじつは堀田家と縁の深い人物。
【江口清彦】芽莉依と同じ高校の生徒。
【江戸時代】人懐こくニッコリする研人や我南人にサチさんは《江戸時代まで遡ればこういう堀田さんがいたのかもしれません。》p.131。州次郎さんかしら?
【縁】《わかってしまったら、それは縁とは言えないのかもしれません。》イエロー・サブマリンp.196
【M・アート・ギャラリー】ケネスの持つギャラリー。マードックや藍子の作品を置いてくれている。
【大町奈美子】近所の小学一年生。謎の行動を取っている。
【大山かずみ】→かずみ
【おけい】畳屋の常本さんちの子。かずみのイッコ下。
【甲斐あいり/かい・あいり】中学一年生かと思われる女の子。内容ではなく他のなんらかの基準で本を買っていった。
【介山陣一郎】「東北の鬼神」と呼ばれる男。マリアさんの父。
【かいと】種村かいと。バー「ラプソディ・イン・ブルー」のバーテンダー。黒髪長髪オールバックを後ろで縛っているイケメン。久田かおりの双子の弟と判明。二卵性双生児でさほど似ていないし両親の離婚で父と母に別々に引き取られ名字も違うのであまりきょうだいっぽくはない。
【蠣崎正太/かきざき・しょうた】お坊さんの格好をして「ローズ&ボーズ」というバンドをやっていた。実際に実家はお寺さんだったが長男が継いでおり正太はリサイクルの会社で働いていた。我南人の古い知人。
【家訓★】草平が残した家訓が堀田家にはいろいろあり家族はなるべく守ろうとしている。「文化文明に関する些事諸問題なら、如何なる事 でも万事解決」「本は収まるところに収まる」「煙草の火は一時でも目を離すべからず」「食事は家族揃って賑やかに行うべし」「人を立てて戸は開けて万事朗らかに行うべし」「急がず騒がず手洗励行(トイレ用)」「掌に愛を(台所用)」「女の笑顔は菩薩である」など。
【和/かず★】君野和。花陽の医大での友人。「かふぇ あさん」でバイトしてくれているが実家が喫茶店なだけあって手慣れたもの。快活という言葉を全身で表現しているような娘さん。
【かずみ★】大山かずみ。戦災孤児。戦後、堀田家で暮らしていた。サチよりもバンドワゴン歴が長い。父親は評判のいい医師だった。「こんなふうに食べられるだけで幸せ」 「屋根のある家で寝られるだけ幸せ」「そうじゃない人の分だけ、頑張らないとバチが当たる」。のちに全国の無医村を渡り歩く女医として活躍。
【神奈川】茅野の後輩刑事。のちに警部補。
【金崎健治/かなさき・けんじ】美登里が以前つきあって風俗で働かねばならなくなった原因となった男。
【我南人/がなと★】堀田我南人。伝説のロッカー(棚ではない)。金髪の60歳(初登場時)。いつもフラフラ。紺と青という息子がいる。このお話がミステリなのだとしたら、この人が探偵役になることも多い。ものごとを「すべてうまくいく」ようにする能力のある人。「LOVEだねえ」が口ぐせ。イメージだけならシーナ&ロケッツの鮎川誠さんなんかはピッタリかもしんない。フケメイクでトヨエツあたりでもいいんやけど?
【かふぇ あさん★】東亰バンドワゴン・カフェ部の本当の名称。通常はどちらも「東京バンドワゴン」ですませている。モーニングメニューに朝粥、ベーグル、ホットドッグなどがある。
【茅野★】常連のお客さん。敏腕刑事さん(後に引退)。刑事らしからぬおしゃれな人。それを刑事としての武器にしていたらしい。本好きで、捜査中に古本屋に入っては始末書を書かされていたそうだ。
【花陽/かよ★】堀田花陽。藍子の娘。登場時12歳の小学6年生。しっかり者で、なぜか祖父の我南人を尊敬している。かずみの影響か医師を志し医大に入学。眼鏡をかけるようになった。
【勘一★】堀田勘一。東京バンドワゴン三代目店主。登場時79歳。サチの夫。90キロくらいある頑固で頑健な爺さん。マカダミアを「マタダメダメ」と言う。学生の頃は医学を学んだらしい(びっくり)。そしてまたキングスイングリッシュを使いこなす(またまたびっくり)。英語は短気な自分に対するリミッターともなっているらしい (日本語だと短気な部分がそのまんま出てしまう)。芸術・文化への造詣も深い(これは古本屋だからそこそこ当然)。
【監視カメラ】ロンドンの街では普通に歩くだけで一日三百回監視カメラに捉えられるとか。日本でもそんなものかも?
【かんな★】亜美さんと紺の二人目の子。活発。なぜか唯一いつでもサチさんを見ることも話すこともできる(今のところ)。
【キース】若い頃の我南人からギターを買ったことがあるらしい。我南人も足元にも及ばないスーパースターということなので、あのキース? 研人たちのバンドを気に入っている。
【木島★】記者、ライター。情報収集に長ける。後に藤島の会社の契約社員に。ロック好きらしい。
【北島坂仁一/きたしまざか・じんいち】小説家。『美しいシロと黒の馬の物語を月が読む』の著書のひとり。
【北稔/きた・みのる】→三条みのる
【君野和/きみの・かず】→和
【卿供館病院/きょうきょうかんびょういん】すずみが手術を受ける病院。麟太郎によると特に婦人科に関してはとても評判が良い。「は」って?
【キリちゃん】秋実と同じ養護施設で育った親友。中条桐子。芸名は冴木キリ。北稔(三条みのる)と結婚した。偶然和ちゃんの祖母の茂美(しげみ)と仲がよかった。
【くるみちゃん】千田くるみ/ちだ・くるみ。図書館司書で、本好き。龍哉の家に同居している。
【蔵★】堀田家の蔵は本好きにとっては宝物庫のようなものらしい。「鉄路の巨人」と呼ばれた初代店主の達吉が全財産を賭して溜め込んだ「知の遺産」と呼べるような書がたくさんある。その中には外に出したら社会的な問題が発生するようなものもあるらしい。
【クレイグ・イーデン】美術品輸送のスペシャリスト。修復師のハリー・コールと組んでいる。ジュンのことをキュレーターだと思っているフシがある。
【ケネス・カーライル】画商。マードックや藍子と親交がある。本業は弁護士。
【顕円】祐円の父。
【ケンちゃん】我南人の友だち(というより昔からの我南人のファン)。こないだまでホームレスだった。
【研人★】堀田研人。紺と亜美の息子。登場時10歳の小学4年生。同室の花陽といつもいっしょで姉弟という感覚。くるくる巻き毛の天然パーマ。なぜか鞄にはこだわりを持っている。かき氷では「すい」が好きな渋い子ども。後にミュージシャンを目指し才能が開花する。濱田龍臣さんをイメージしながら読んでます。
【コウ★】「はる」の料理人。京都の料亭で花板候補になった凄腕。何かあって東京に来たようだ。後に真奈美と結婚。
【康円】祐円の息子。今は実質的に神社を取り仕切っている。
【光平/こうへい】龍哉の友人。農林水産省のお役人。
【五条辻咲智子】後のあの人。ええとこのお嬢様らしい。戦後すぐのころさる使命をおびてさる箱を静岡まで運���任務を仰せつかった。モノに動じないように見えるので「動ぜずのサッちゃん」のあだ名がある。脚が速い。
【五条辻政孝/ごじょうつじ・まさたか】堀田草平の学生時代の友人。子爵。「伏見の御方」とも血縁関係にある。
【紺★】堀田紺。我南人の長男。登場時34歳のフリーライター。元大学講師。地味なタイプだがいつも沈着冷静で頼りになる。最近は小説家としてもそこそこになってきた。仏壇の前で短時間だがサチと会話ができる。堺雅人さんをイメージしながら読んでます。
【酒井光平】東大出身のお役人。とても長い名前の部署に所属している。龍哉の家に同居している。
【坂上元春/さかのうえ・もとはる】とても美しい青年で最初に来店したときから目を引いた。教育学部の学生で子ども好き。和ちゃんを見て動揺したようだ。そしてとある忘れ物をしていった。坂上元春(さかのうえ・もとはる)という名前だとわかる。そして、堀田家と縁の深い人物の孫だった。
【桜の木★】堀田家の庭にある。その木を気に入って初代がここにバンドワゴンを開いたとされる。ご近所の名物になっている。
【座卓★】欅の一枚板の座卓は大正時代からあるらしいお茶の間の中心。めちゃくちゃ重たく動かすには大人の男性数人がかり。
【サチ★】本来は堀田咲智子。語り手。堀田家に嫁いで60年。すでに亡くなっている。享年76歳。今は幽霊として家族を見守っている。元華族、五条辻家の娘。八千草薫さんあたりをイメージしながら読んでます。
【サチ★】堀田家の犬。語り手と同じ名。
【佐藤小次郎/さとう・こじろう】背の高い彫りの深い男優。
【小夜/さよ】会沢小夜。かんな、鈴花より一歳年上で仲がいい。玲井奈と夏樹の娘。
【三条みのる】アイドル歌手だった。我南人のバンド「LOVE TIMER」の最初期メンバーだったが綺麗な顔を買われてアイドルとなった。本名は北稔。若くして亡くなった。奥さんは秋実の親友だったキリちゃん。
【J・B】英国の偉い筋の人のようだ。マードックの幼馴染みだとか。
【重松】「六波羅探書」の相談役。店は「乱麻堂」。
【篠原さんちの新ちゃん】我南人の後輩にして幼馴染。我南人のことを「がなっちゃん」と呼ぶ。建設会社社長で、ケンさんが管理人をしているマンションの持ち主でもある。柔道で世界選手権に出たこともある達人。
【修平/しゅうへい】たぶん脇坂修平。亜美さんの弟。
【ジュン・ヤマノウエ★】ニュー・スコットランドヤード「美術骨董盗難特捜班」の事務官。マヨネーズ好き。日本の食事は世界一美味しいと信じている。そんな日本にヘンな組み合わせの食事をする人はいないとも(レギュラーで一人いるけど)。祖母のハンナとチェルシーのオークリー・ストリートで暮らしている。父親は日本人のヒサシ・ヤマノウエで黒髪ロング。母はシャーリー。日本に行ったことはない。将来来日することもありそう。
【ジョアン】ジョーの母親。彼が小さい頃に別れた。
【昭爾屋】近所の和菓子屋さん。ご主人は道下さんで我南人の幼なじみ。毎年年末に餅つき大会をやり地域のお祭り的になっている。
【正ちゃん】→蠣崎正太
【食事は家族揃って賑やかに行うべし★】堀田家家訓のひとつ。あるいは最重��家訓かも。家族揃っての食事風景はすべての章で描かれる名物。
【書誌学】一度その研究所に入った本は二度と市場に出てこなくなる。資料となるので。
【ジローさん★】我南人のバンド「LOVE TIMER」メンバー。ベース。
【杉田】裏の左隣のお豆腐屋さん。大きなハナミズキが植わっている。
【鈴花★】すずみさんと青の最初の子。かんなちゃんとは同じ日に生まれ双子のように育てられている。かんなに比べるとちょっと大人しくおっとりしている。
【すずみ★】最初、牧原すずみという名前で登場。「青のところに嫁に来た」といって堀田家に転がり込んだ登場時二十歳過ぎたくらいの愛くるしい女性。明るく活発で本の知識も充分で男性陣を魅了した。日本文学を学び、卒論は二葉亭四迷?後に槙野すずみという名前になるが、その理由はネタバレなのでナイショ。で、最終的には堀田すずみ。
【須藤果林/すどう・かりん】すずみの手術を担当する女医。なんと、ある人物の元カノ。
【成古堂】三丁目の骨董屋。老け顔で勘一らと同じ年代に見えるがまだ50歳。ご主人さんは伊藤さん。
【醍醐】「M大学附属書誌学山端爾後研究所」通称「山端文庫」の教授。バンドワゴンの蔵に盗みに入り勘一に殴られた。
【高崎ジョー】おしゃれで美形の貿易商? 混血らしい。イメージカラーは白なのかな? 「稲妻のジョー」の異名を持つ。勘一とはライバル? イメージ的には白洲次郎さんあたり。
【拓郎】東雲文庫の管理人。かつて妻のセリちゃんといっしょに東京バンドワゴンで働いていたらしい。紺にとっては兄のような人。
【多田野/ただの】S大学文学部教授。根岸裕子にバンドワゴンを紹介した。
【龍哉】→三崎龍哉
【玉三郎★】堀田家の猫。わりと孤高の猫。高齢なので少々衰え気味。後に代替わりした。この名前は堀田家で代々受け継がれている。
【田町家】裏の右隣。取り壊され増谷家と会沢家となる。
【田山久司/たやま・ひさし】日本を代表する映画監督。「浅草ものがたり」シリーズで有名。モデルは山田洋次監督?
【チャップマン】ディック・チャップマン。美術骨董盗難特捜班のチェックリストに載っている美術骨董ブラック・マーケットの交渉人。といっても犯罪者ではなくブラック・マーケット側から勝手に選ばれ普通の仕事としてやっているだけのようだ。
【貞治】神楽屋の大番頭。
【東亰バンドワゴン★】主舞台となる古本屋。建物は築八十年近く。「かふぇ あさん」というカフェも併設していて朝食の常連多し。命名は坪内逍遙。
【TOKYO BANDWAGON★】研人のバンド。ボーカルとギターの研人、ドラムの甘利、ベースの渡辺がメンバー。
【百々】紺がお世話になったK大の准教授。若手の源氏物語者の中ではトップクラス。誰も気づかないようなことに気づいてそこからオーケストラのような複雑さで論を展開する。大型バイクに乗っているダンディな人。
【智子】秋実と姉妹のように児童養護施設で育ち、そのままその施設のトップになった。豪快で明るい性格。
【鳥さん★】我南人のバンド「LOVE TIMER」メンバー。ギター。
【長尾美登里/ながお・みどり】→美登里
【永坂杏里】藤島の美人秘書(だった。登場時は)。
【夏】《夏の美しさを楽しまないと、本当にただ暑さにまいってしまうだけになって味気ないですよね。》ハローp.96
【夏樹/なつき★】会沢夏樹。隣人。矢野建築設計事務所で働いている。妻は玲井奈(れいな)、娘は小夜(さよ)。
【七海/ななみ】どうやら渡辺くんの彼女らしい。
【奈良勢津子】池沢さんの先輩女優。読書好きで知られる。劇団「新芸会」主催者。勘一と話が合う。
【ナリちゃん】中川浩成/なかがわ・ひろなり。40代後半の売れないミュージシャン。つるつる頭のコワモテだが、笑うとカワイイ。
【西野彩花】雑司ヶ谷のオカルト屋敷を相続した今の所有者。
【西野春樹】西野彩花の曾祖父。西野海運のトップだった。
【根岸裕子/ねぎし・ゆうこ】S大学文学部。間中号(まなか・ごう)と北島坂仁一(きたしまざか・じんいち)を卒論に取り上げた。
【ネズミ】鍵を開ける名人。セドリ師でもある。
【野島真央/のじま・まお】→真央
【ノラ★】堀田家の猫。最近代替わりした。この名前は堀田家で代々受け継がれている。
【箸置き】草平は箸置きが好きだったらしく堀田家にはかなりたくさん、おそらく百個ほどの箸置きがある。中には高価なものもあるらしいがどれがそうなのかは誰も知らない。
【橋田】元刑事。殺人課だったらしい。茅野の上司だったこともありそうだ。
【長谷部美琴】長尾美登里の同僚。宇田川拓也の元妻。子どもは研人と同じ小、中学校に通うが面識はない。
【初芝】研人たちの小学校の校長。
【パティ】ジュンの友人。コリンシアホテルに勤めている。日本のアニメが好きで日本に行きたがっている。
【ハリー・コール】美術品の修復をする修復士。画家でもある。輸送のスペシャリスト、ドライバーのクレイグ・イーデンと組んでいる。交通事故で車椅子生活。利き腕も麻痺している。
【はる★】バンドワゴンの面々の行きつけの小料理居酒屋。真奈美さんとコウさんの夫婦が営んでいる。もともとは真奈美さんの両親の勝明と春美が鮮魚店から小料理居酒屋に転業した店。
【春野のぞみ★】すごくいい詩を書くご近所の本好き少女。その詩を研人が曲にしようとしている。14巻「アンド・アイ」時点で小学五年生。透明感のある美少女。
【バンドワゴン】パレードなんかの先頭を行く山車なんかのことらしい。
【ハンナ】ジュンのグランマ。瞳が大きい。占い好きで行動をなんでも占いで決める。
【東健之介】→ボン
【東麟太郎】→麟太郎
【久田かおり】夏樹たちの家づくりを手伝う仲間。矢野建築設計事務所の社員。入社日に交通事故に遭い一年間リハビリを続けていた。空間認識能力に優れダウジング能力も高い。大学院を出て、二級建築士の資格は持っている。動作がいちいち大きく子犬のようで可愛らしい。幼い頃バンドワゴンの近所に住んでいたらしい。極端な方向音痴で事故に遭ったときも道に迷っていた。
【久本】コウさんの師匠。京都の料理屋「春ふう」の板長にして店主。
【美術骨董盗難特捜班】ニュー・スコットランドヤードの部署。ジュン・ヤマノウエやロイド・フォスター、メルヴィンが所属している。
【平本紳一/ひらもと・しんいち】芽莉依ちゃんの父。妻とともに札幌に赴任中。
【平本汀子/ひらもと・ていこ】芽莉依ちゃんの母。一度離婚してまた再婚した。
【平本芽莉依/ひらもと・めりい】→芽莉依
【ブアイソー】なんか裏の方に潜んでいる偉い人みたい。
【藤島直也/ふじしま・なおや★】ヒルズ族のIT企業社長。本が好きで、堀田家の本を全部一度に買おうとして勘一の逆鱗に触れ、一冊読んでは感想文を書かされその感想文が勘一のめがねにかなうようでなければ次の一冊を売ってもらえなくなった。後にほぼ家族の一員となる。著名な書家「藤三(ふじみつ)」の息子。藤木直人さんをイメージしながら読んでます。
【藤島ハウス★】堀田家に魅了された藤島が近くにいたいがためにつくったおしゃれな賃貸アパート。ほぼ堀田家の第二の家になっている。
【藤三/ふじみつ】著名な書家。藤島の父。亡くなった。
【船橋源一郎】紺の小説を盗作だと手紙を寄越した。文章からするとしっかりした人物のようだった。妻は香子。
【文化文明に関する些事諸問題なら、如何なる事でも万事解決★】堀田家の重要家訓のひとつ。この家訓のせいで(というわけでもなく生来のこの一家の性質っぽいが)、堀田家の人々はさまざまなことに首を突っ込んでいくことになる。
【ベンジャミン★】堀田家の猫。元は二丁目の初美さんちの猫だった。
【ヘンリー・アンダーソン】マッカーサーのライヴァルと言われた大物。
【ポコ★】堀田家の猫。
【堀田青】→青
【堀田秋実】→秋実
【堀田亜美】→亜美
【堀田我南人】→我南人
【堀田勘一】→勘一
【堀田かんな】→かんな
【堀田家】研人《気づいたら家の中には古本と絵とレコードと楽器が山ほどあったからさ。それは、おもちゃみたいなものだったよね。》グッバイp.140。そういえばそうやなあ。人も国際的やし、実業家や刑事も近くにおったし。すごい環境。
【堀田家の居間】《いつも誰かが居間にいて、誰かがいません。》アンド・アイp.254
【堀田サチ】→サチ
【堀田鈴花】→鈴花
【堀田すずみ】→すずみ
【堀田草平】勘一の父親。東亰バンドワゴン二代目店主。新聞社を興そうとしたが当局の弾圧で断念。英国留学の経験がある。熱い紅茶が好き。二代目に収まった。
【堀田達吉/ほった・たつきち】勘一の祖父で東亰バンドワゴンを開いた。坪内逍遙と懇意にしていた。堀田の姓に戻る前は三宮達吉という名で「鉄路の巨人」と呼ばれた人らしい。
【堀田美稲/みね】草平の妻。おっとりと優しい女性だが、堀田家の最終決定権を持っていた。
【ボン★】東健之介。我南人のバンド「LOVE TIMER」のドラム。人間の懐が深かった。病に倒れる。
【マードック★】マードック・グレアム・スミス・モンゴメリー。近所の外国人。イギリスの人らしい。日本が大好きで古い家屋を借りて住んでいるけど取りつぶしになりやすいので住居は転々としている。藍子さんのことが好き。後に恋がかない今はともにイギリスの実家にいる。イギリスではマーグレン大学で講師をしている。作品はケネスによると《誰もがある種の郷愁を感じて、部屋にそっと置いておきたくなる���のです》グッバイp.79
【真央/まお】野島真央。図書館司書。増谷裕太と結婚した。
【正枝】我南人の幼なじみ。いまだに「我南人ちゃん」と呼ぶ。光輝の祖母だが、孫とのつきあい方がよくわからなくてちょっと悩んでいる。
【真幸/まさゆき】真奈美とコウさんの息子。池沢さんがベビーシッターをしていたという贅沢な子ども。
【増谷裕太/ますたに・ゆうた】→裕太
【間中号/まなか・ごう】西洋画の画家。『美しいシロと黒の馬の物語を月が読む』の著書のひとり。
【愛奈穂/まなほ】木島と昔付き合っていた女性との間にできた娘。花陽の塾での友人。
【真奈美★】藍子の高校時代の後輩。近所の小料理屋「はる」のママ。堀田家御用達。元々は真奈美の両親春美と勝明で始めた店。コウと結婚し子どもは真幸。
【マリア】ブアイソーのところから派遣されてきた美人。ブロードウェイにも立ったことのあるジャズシンガー。「猛獣使いのマリア」の異名がある。本名は路子。
【三崎龍哉】我南人と親しい将来有望なミュージシャン。チャラい格好だか性格は良く勘一もお気に入り。葉山育ち。
【湖の乙女】グリーナス美術館から消えたフォロリングの絵画。じつは有力政治家が勝手に持ち出して自宅に飾っていた。他人のものはオレのものというタイプだったらしい。
【水上/みずかみ】研人の中学校の後輩。写真の才能がある。古い建物が好み。
【道下】→昭爾屋
【光輝】正枝の孫。幽霊と話したりしているらしい。研人と同学年。
【ミッキー】マードックさんの実家の犬。ダルメシアン。人懐っこいので番犬にはならない。
【三峰/みつみね】船橋源一郎の介護をしていた介護福祉士。
【美登里★】長尾美登里。すずみの大学時代の同級生。悪い男にひっかかり風俗で働かされたりしていた。今は立ち直っている。参加するNPO活動のことで藤島と出会い、後に公私ともにパートナーとなる。
【峰子】行方不明になった老女。勇造と同じ老人ホームにいる。
【三保子】小夜の祖母。玲井奈の母。保険の外交員だったが玲井奈の仕事を手伝ったり子育てを手伝ったりしていた。
【メアリー】マードックの母。心臓が悪くペースメーカーを使っている。
【芽莉依/めりい★】平本芽莉依。メリーと呼ばれていた。登場時、研人のクラスメートで、学校のバザーでは二人でリヤカー使った古本屋をやった仲。「ケンメリ」やねえ。お母さんは昔我南人のファンクラブ会長だった。高校卒業後、研人と結婚する。同時に東大に軽く合格し将来は国際的な仕事をしたいと考えている。ドラマか映画にでもするならばこの子を主人公というか狂言回しにして堀田家の面々を見ているというパターンもいいかも。サチさんもまだ生きていることにして。
【メルヴィン・マコーリー】美術骨董盗難特捜班のメンバー。潜入捜査専門で署には来ないし。ジュンも会ったことはない。実家はアンティークショップ。どうやらチャリングクロスの古本屋で勘一に一本背負くらわされた御仁らしい。そのときは秘密情報部という肩書きだったようだ。
【元春/もとはる】→坂上元春(さかのうえ・もとはる)
【元良/もとよし】新ちゃんの息子。
【モニカ】ロイド���娘。十歳。離婚して母親の方に引き取られたので別居中。病に倒れた。
【モンゴメリー家】マードックの実家。ウェス、メアリー、と愛犬のミッキーがいる。オックスフォード市カウリーのマーストン・ストリートにある。
【谷日神社】祐円の神社。バンドワゴンから歩いて二分。
【矢野】矢野建築設計事務所社長。夏樹が勤めており世話になっている。
【弥生】藤三の妻。
【唯/ゆい】どうやら甘利くんの彼女らしい。
【祐円★】勘一の幼馴染。ご近所の神社「谷日神社」の神主。息子に後をついでもらえたのでご隠居暮らし。禿頭で福福しく見た目は坊さん。軽い性格(特に女性関係では)。《いつも通りに一日を始めることがいちばんじゃないか》アンド・アイp.108
【勇造】勘一の幼馴染。いまは老人ホームにいる。
【裕太】増谷裕太。会沢玲井奈の兄。「古事類苑」を売りにきた学生。ほぼお隣の曙荘に住む。精密機器メーカー勤務。ソフトウェアの仕事をしている。野島真央と結婚した。
【ユニドロワ条約】盗難文化財の返還に関する国際条約。日本は批准していないのでアート・ロンダリングに使われている。
【淑子/よしこ】勘一の妹。終戦後に死んだ。ことになっていた。海外に嫁ぎ晩年は葉山で暮らした。
【LOVE TIMER★】我南人のバンド。メンバーはボーカルとギターの我南人、ドラムスのボン、ベースのジロー、ギターの鳥。
【麟太郎★】ボンの息子。花陽の交際相手。臨床検査技師。
【玲井奈/れいな★】会沢玲井奈。会沢夏樹の妻、さよちゃんの母、増谷裕太の妹。カフェの仕事を手伝ってくれていたが今は藤島ハウスの管理人。
【ロイド・フォスター】ニュー・スコットランドヤード「美術骨董盗難特捜班」班長で警部補。四十四歳。いつも金欠。生活のパターンを守るタイプ。仕事には厳しいが他者には優しい。どうやらジュンは彼に惹かれているようだ。ルックスはいいようだ。
【六波羅探書】京都の古本屋有志の集まり。格式ばっている。
【脇坂家】亜美さんの実家。本格的に出てくることは少ないが名前はよく出てくる。主にかんなちゃんがらみの孫バカとして。
【忘れ物】忘れ物というよりわざと置かれている。夜の営業も始めたカフェに忘れられ中に千円札がはさまれていた。筒井康隆『ロートレック荘事件』、矢作俊彦『真夜中へもう一歩』、星新一『ボッコちゃん』、アーウィン・ショー『富めるもの、貧しきもの(上)』、ヘミングウェイ『老人と海』
【渡辺三蔵/わたなべ・さんぞう★】研人の同級生でバンド仲間。ベース。大人っぽいが実はものすごく大胆。美術も好き。実質的なバンドのリーダー。
【渡辺善尋/わたなべ・ぜんじん】三蔵くんの父。会社をリストラされたが今は藤三(ふじみつ)の記念館「FUJI 書道アートセンター」で働いている。かんなと鈴花はナベと呼ぶ。
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久しぶりの東京バンドワゴン
生きる年月を重ねていくと 偶然的な出会いが必然であったと感じられてくる。
親・子・孫
友人 友人の親・子
そんな血縁関係の繋がりもあれば
仕事・学生時代などの繋がりもあり
人と人との思い出が何故かふと涙をさそう
そんなハローグッドバイだった。
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勘一よりも我南人が先に亡くなってもおかしくないような年齢になってきたなぁ…。
かずみちゃんの老いを感じさせるエピソードがものすごくリアリティがあった。
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2023.1.25 読了
いつもの日々。
けど、そこに 少しの変化。
いいことも 悪いことも。
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もうこのシリーズも17作目。最近は年1冊の刊行だが、なんともちょうどいいペース。
巻頭のサチさんの20ページほどの恒例物語と家族紹介を読むことで、すっと世界に入っていける幸せ。毎日食べても飽きない、ご飯とみそ汁のように。質の良いマンネリってかくも偉大なのである。
ずっと読んでいたいシリーズ。堀田勘一御大より長生きして、長くこの物語とお付き合いを続けたい。
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出会いと別れ。このシリーズの大きなテーマの一つ。人生これの繰り返し。今回はメアリーさんが卒業。池沢さんもレギュラー卒業。でも藍子とマードックが戻ってくる。
「恋は実るもの」というフレーズにグッときた。
シリーズ一気読みもかなり追いついてきてあと一冊プラス今年刊行されたものとなってきて達成感とちょっとさみしい気持ちと複雑。でもシリーズはつづいてるから毎年を楽しみにしていこう。
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図書館にて。
安心して読める、こんな世界に仲間入りしたい楽しい本。
この曲(ハローグッドバイ)、まだ題名になってなかったのね。
ビートルズには名曲が多いなと改めて思う。
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相変わらずの堀田家。今回、秋実さんのエピソードや名残がそこかしこに感じられて泣きそうになりました。そんな上手くご縁繋がる?と思うところもありますが、これはLoveのなせるわざだと思うことにします。去る人あれば戻る人もあり。次の巻も楽しみです。
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2023/8/9
書くの忘れてる…
出会いと別れはあるけれど。お馴染みの面々は今回も元気でよかったね。
何か事件が起こっても有能ぞろいなのでちょいちょいっと片付けて今日も平和です。
そこが安心して読めるわけです。
世の中のすべての小説がこうだと刺激がなくて困っちゃいますが、このシリーズがずっとこうなのは助かります。
へこたれた時はこれを読めばいいのだから。
っていうタイプの小説の手持ちが結構あるのは私がよくへこたれるからだな!
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第17弾。冬のハローとグッドバイ。そういうことか。
”ここ掘れワンワン”の意味にも納得。空間認識力のあるかおりさんがうらやましい。自分は空間認識力に乏しく、しかもパニックになる。しかし、方向音痴とは連動しないんだ・・
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あーみんな出てくるの嬉しい〜
そろそろ誰が誰の子かわからなくなってきたので家系図を見て整理している笑