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効果的な英語学習を多様な観点から紹介している本。各分野の専門家が各チャプターを書かれており、知的好奇心をくすぐる。よくある質問に答える形式で論が展開し、最新の研究成果の知見を客観的に記述している。また、具体的な勉強法を提示しているのも頼もしい。
大学院を修了して7年程度経ってしまって、(この程度では焼け石に水であるが)文献のアップデートをしようと思い購入。特に印象に残ったのはブロック学習及びインターリーブ学習やライティングと文法学習のタイミングの関係。教育的示唆のある研究に出会えてよかった。
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スピーキングや英単語学習などいろいろな英語学習の悩みに対し、第二言語習得の専門家が答えてくれているので、巷に溢れるハウツー本とは違うと感じた。
「英語脳」や「英語耳」といった眉唾物を信望している大学生あたりに教えてあげたい。(なお、英語耳の存在はこの本で否定されている。異音の聞き取りならまだ分かるが、フォルマントがどうというのは怪しすぎる。帰国子女とか、幼少時まで日本で暮らしたがイギリスに帰化したカズオ・イシグロとかどう説明するんだろう)
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おすすめ資料 第529回 自分の英語学習を見つめなおすために(2022.7.8)
英語学習についての疑問に、第二言語習得研究(SLA研究)の専門家がこたえる形式です。
今の自分の学習スタイルに偏りや思い込みはないか?
より上達するために必要なことは何か?
あらためて考えてみるためのヒントが得られそうです。
第6章を本学准教授の濱田彰先生が執筆されています。
【神戸市外国語大学 図書館蔵書検索システム(所蔵詳細)へ】
https://library.kobe-cufs.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BK00358106
【神戸市外国語大学 図書館Twitterページへ】
https://twitter.com/KCUFS_lib/status/1546362397232865280
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中田達也氏は、研究を実践の場にいかに活かせるかを考えてらっしゃる数少ない貴重な方だと思っている。経験則でこうじゃないかなぁと思うことが、本当にそうなのかということは難しい。しかし、中田氏はそれをバッサリと斬っている。特にこの本は多くの分野にまたがって著されているので、英語学習に関心が高い方は必読の書である。
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第二言語習得の専門家が書いた本。
第二言語習得研究(SLA研究)について予備知識のない読者を念頭に置き執筆されており、SLA研究を本格的にしたい大学生はもちろん、一般の学習者にも活用してもらえる、とのこと。
大衆向けの軽い読み物を想像していたら、結構専門的な本だった。とりあえず英語勉強したいな〜って軽い気持ちで読む本ではなかいかも。
SLA研究に興味がある人にとっては分かりやすくまとめられた良書なのかもしれない。
以外メモ
・インプットの効果を最大化する
理解できるメッセージをたくさん聞いたり読んだりする
インターアクション(外国語でやりとり)することで、理解可能なインプットを増やす。理解できなかったときに、やり取りを通して理解可能なインプットに変える。
・アウトプット
・言語重視の活動
インプット、インタラクション、アウトプットは意味重視。単語学習アプリなどで語彙を学ぶ、文法書などで文法ルールを学ぶ、難しい発音のトレーニングをする。これらの言語重視活動も取り入れる。
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英単語は3,000語でテキストの95%をカバー。ネイティブは20,000語を知っているがカバー率は99%。3,000語で十分!
英単語はコアミーニングを覚えればOK!
コンパスローズ英和辞典、Weblioにはイラスト付き!