安楽死はあってもよい
2024/08/18 10:20
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投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
制度として確立されても良いと思うんだけど。
今作みたいなのはどうかな。
普通の感覚じゃ、あんなホテルには泊まりたくないよね。
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人はいつだって、自分はどんな死を迎えるのだろうかと考えるときが来る。恐怖よりは幸せな気持ちでいられた方がいいに決まっているが・・・
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30日間、甘いものをお供えしてお参りすると恍惚な死を迎えることが出来る神社。幸福な死を選べるとしたら…私は選んじゃうかも。人の死で再生していく町、死ぬことを止めようとする者、積極的に死を選ぶ者、死を選ばなかった果てには何が待ち受けているのか。希望と絶望を味わいながらもするすると読めました。
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東北の寂れた街に、30日間欠かさずお参りすると、恍惚の中で死を迎えられる神社があるという。それを体験した男の日記がネットで拡散され、その神社は話題に。死にたい人たちがその街に集まり、街は活気を取り戻すが…。
お参りに行きたい。
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死を望む人たちに幸福な死をもたらす不思議な神社、その存在を巡り、安楽死や長寿、そして地方の過疎化とその対策までを盛り込んだ小説。
さまざまな事情を抱え、死を選んだ人たちが死ぬためにやってくる地方都市が舞台だ。それぞれの事情が多種多様で一話一話が面白い。先を読まずにはいられなくなる。幸福な死をもたらしてくれる神社というのか、一体何なんだろう?この小説はサスペンスか?それともコメディとして終わるのか?と読者を最後まで引っ張っていく。
重たいテーマを扱いながら、なぜか文体やストーリーは軽やかでユーモアさえ感じさせる。それぞれの登場人物がそれぞれ違った未来(死んでしまう人もいるが)へ向かって歩み出している。
あまりにも実際の死に接することが遠くなってしまった現代社会に、死とは?死をどう迎えるか?と問いかける作品とも言える。
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テーマは重いのに、それを感じさせることなくサクサク話が進む。私ならどうする?と考えたが読み終わっても答えをだすことは出来なかった。
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東北のさびれた神社に、お菓子を供えて30日間お参りすれば、恍惚状態で死を迎えることができる。
そんなウワサのある神社に通う人の話。
半分くらい読んだが、あまり入り込めず途中挫折。
結構、高レビューが多いのは何故なんだろう。私が読み足りないのかな。
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扱う題材は重め。安楽死、地域過疎化、ヤングケアラーなど。ただ、サラサラと読めてしまうので、読後感はそこまで暗くならなかった。
"極上の死"を求めて訪れる人達と、それで富を得る事になってしまう地元民の葛藤と
色んな考え方の人がいて、善悪ではないしグレーにも更に種類があるし。人間は複雑
民話の話や、深く語られなかった舞子ちゃんのエピソードは、想像したり改めて考えると背筋ゾワゾワするので、このまま流そうと思う。
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30日毎日甘い物をお供えして祈ると快感を伴いながら死ねるという神社。
そんな所あったら私も行きたい!
いくつかの話があってそれぞれ微妙に繋がってる。
特に印象に残ったのが刑事の千堂の話しと、テルミとルリの話。
エピローグでテルミは頑張って生きてて千堂とも繋がってて良かったなーと思った。
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とある町に「30日間続けてお参りすると、恍惚の中で死を迎えられる神社」があるという。
色々な事情を抱えた人達がその神社に集まってくる。皮肉にもその事で町も活気づいてくる。
う~ん。人にはそれぞれ、他人には分からない事情というものがあるだろう。でも、幸せな死を迎えるっていうのにはどうも共感できなかったなぁ。
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『幸福な死』が選べるとしたら。
甘い物をお供えし、30日間欠かさずお参りすると素晴らしい死が迎えられる神社のお話し。
死を選ぶ人、選ばなかった人、止めようとする人、人の死で再生していく田舎町。
希望と絶望を味わいながら、読む手が止まらなかった。
死について考えさせられる小説。