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前半の暴力シーンは読むに耐えない辛いものだったけれど後半の報復に期待してなんとか読んだ。極悪な輩に同情はしない、抹殺されて当然だ。紗奈の変貌には驚くがエンターティメントとして楽しめた。『高校事変』といい著者が描く女子高生の圧倒的強いヒロインに憧れる。巻末の解説に書かれていることに同感。映像では難しいだろう内容に読書で楽しめたことに感謝したい。
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タイトルの「JK」は女子高生を意味するものだとばかり思っていたがジョアキム・カランブーの略。
読後はそのタイトルがしっくり来る。
物語は青春バイオレンス文学と銘打たれているだけあり相当ハード。
懸野高校の1年生・有坂紗奈が両親と共に惨殺される。
無残な光景に何度も本を閉じそうになった。
犯人は誰の目にも明らかだが決定的な証拠がない為に彼らの悪行は止まらない。
その後、紗奈にそっくりな人物・江崎瑛里華が現れ物語は大きく動き出す。
瑛里華に肩入れし犯人達の末路に爽快感すら感じた。
巻末に書かれた性犯罪のデータには言葉を失う。
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主人公の紗奈がいきなり序盤で、残酷で絶望で悲しい被害にあって殺されるという展開に「この後、どうなるんだろう」と読み進めると、殺されたはずの紗奈の面影が宿るダークヒロイン瑛里華の登場。
紗奈たち家族を惨殺した不良たちに目には目を、歯には歯をのごとく復讐を繰り広げ、それはそれで爽快感を感じるも瑛里華が紗奈とどう繋がっているのか分からずモヤモヤ...
終盤にそのモヤモヤは解消。
今作でも松岡圭祐さんに脱帽。
今作のテーマでもあるJKの「窮鼠は学ぶ。逆境が師となる。」
絶望を味わうも悪を成敗するために独学で自身を鍛え、悪に立ち向かうダークヒロインにまた惹き込まれてしまった。
作品の面白さだけを味わって「はい、終わり」ではなく、巻末の統計を読んで、現実に起こっていることとして目の当たりにし胸が苦しくなった。
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暴力的なヒロインは優莉結衣に次いで2シリーズ連続か。
高校事変シリーズより好き。
あんまり暴力描写がキツいと離脱してしまいそうだ…
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え、なにこれ超面白い。主人公に不幸が降りかかるのがわかりきってたから序盤は読むのが怖かった。まあ予想通り最悪の不幸が起きる。ただその後が痛快なのは確か。めちゃくちゃ痛快。ラスト近くで明かされる辻褄もまあ許せる。さすが松岡圭祐。今後高校事変とのクロスオーバーも期待できる良コンテンツの誕生だよ。2もすぐ読む。
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JK=ジョアキム・カランブー(1922-2004)。「窮鼠は学ぶ。逆境が師となる」。JK(女子高生)の心得です。
有坂紗奈の事件の描写がキツくて、それまでとその後の不良グループ描写にもうぇえとなるのですが、江崎瑛里華が現れて復讐を遂げていくのはたいへんバイオレンスでした。
「高校事変」シリーズとは違って出自も育ちも特殊でない、K-POPダンスに熱中する普通の女子高生が、ジョアキム・カランブーの教えの通りにここまでなるのか。窮鼠だけれど努力は報われる…のかな。。
「高校事変」と違って、敵も身近な悪。どちらのバトルも、みんな違ってみんないい。
煽りが入らなくてクールにサクサク殺っていくのも復讐という感じです。続きも読むかな……
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バイオレンスである
K-ポップ修練した女子高校生は本気を出せば
散弾銃や拳銃もよけられる
主人公がはじめに輪姦されて沖縄の離れ小島
に売られてしまうが両親を殺されて妙な悟り
を得て島民を皆殺しにして幽霊として復習を
成功するのだよ・・・(´・ω・`)なんじゃそれ
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女子高生ハードボイルド。女子高生ダークヒロイン爆誕。性暴力はなかなか表に出てこない場合も多い。泣き寝入りしている人もまぁまぁいるだろう。でも、まさか、そんなんになりますか。こんな正義のダークヒロインがいたら、世の中のどうしようもないひどい犯罪や表に出てこない犯罪が減るのかもしれない。
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個人的に『2023年トップ』に挙げたい小説です。とにかく「面白いから読んでみて!」に尽きます。
ヒロインのキャラが立っていること立っていること。ちなみにタイトルの「JK」は、女子高生という意味だけではありません。
ただ、最初の方で起こる有坂家惨殺事件があまりに胸糞過ぎて、読むのが辛くなるかも。でもフラストレーションは徐々に回収されるのでご安心を
脳みそが飛び散ったり、目玉を抉り取ったりしまくるし、性的描写もあるところに注意
ストーリーがとてもシンプルで爽快、勧善懲悪の童話のようでもあります。テーマも明解。若い人にもお勧めしたいです
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物憂げな表情で座り込むセ−ラ−服の女子高生。この表紙の写真だけで思わず衝動買いした私。
「この少女がどのように凌辱されるのか?」期待に胸を膨らませながら読み進む私。
いよいよ肝心の凌辱シ−ン。獣と化した男共に荒々しく突かれまくるだけでエロくない。しかし一転復讐の為のバイオレンスシ−ンになるとこれでもかという程のスプラッター描写が続くではありませんか!
ふと「これはどこかで見たような?」微妙な既視感に囚われた私。
すると突然中学生の頃リアルタイムで見ていた70年代の東映B級映画群を思い出しました。
そう、それこそがホラーエロバイオレンス映画の傑作「女囚さそりシリーズ」でした!
あな懐かしや梶芽衣子様がセ−ラ−服で御降臨あそばされたと想像した瞬間、昇天した私でありました。