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下巻に入ってから一気に展開して面白かった。ドラマ向きだと思うけど、登場人物的に積極的に取り上げるメディアもないのかな。
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億という要求額に要求された各社は?
そして犯人は誰なのか?
退職間際のベテラン捜査官の反応がひと味違って面白い。
最後の一言に人間味が現れていると思った。
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上巻とは一転して、今度は犯人グループ側の視点で物語が進んでいく。劇場型誘拐の真の目的を知れば知るほど、犯人の計画が成功することを願ってしまい、メディア、警察との駆け引きをハラハラしながら見守っていた。
ホームレスを人質にすることによって、メディアの偽善、偽りの正義感が浮き彫りになっていて、でもそれが強く主張しすぎることもなく、綺麗なミステリー、エンタメに昇華されていて非常に面白かった。
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最初は愉快犯の可能性も疑われていた「誘拐サイト」だったが、ある事件をきっかけに、一気に凶悪な姿を見せる。犯人の要求はエスカレートし、新聞社やテレビ局を恐怖に陥れる。果たして犯人の本当の狙いは何なのか?誘拐犯、警察、メディアによる三つ巴の駆け引きの末、事件は驚くべき結末を迎える──。
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さすが百田尚樹だなぁという感じの小説、一気に読ませる勢いのある文体で、ストーリー展開も無駄がなくて面白い。「野良犬の値段」という掲題が良い。
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最後まで犯人が捕まるのか、捕まらないのかハラハラしながら最後まで見ることが出来ました。最初に犯人の動機が記載されていて意外性も良く表現されていると思います。誘拐犯VS警察VSメディアという構成で、どの役割(誘拐犯など)を見ても、状況に応じて人間の心理によってどのように動いていく(判断されていくのか)のか、文章からとても良く伝わってきました。
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面白かった!
上巻を読んで 早く下巻を読みたいと思うくらい引き込まれた。
ネット、Twitterと身近な所から始まり…犯人と警察の頭脳比べ。どうやって終わるんだろうと思ったら
最後の最後まで想像以上でした。
映画化してほしい!映像でも観てみたい。
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2024.1.28 読了
下巻に入ってすぐに犯人と誘拐事件を起こすことになった顛末が明かされて早くない?この先どうなるの?と驚いたけど短いスパンでリズミカルに場面転換しながら進んでいく小気味良さとどうあっても犯人に肩入れしたくなる展開に後半はずっとハラハラドキドキであっという間に読み終わってました。
結末も痛快で面白かった!
フィクションなんだけど実在の事件やメディアや人物等が架空のものとしてわりと生々しく盛り込まれてて現実の社会問題とリンクしてよりリアルに感じ取れた気がします。
あと佐野が最後にいい仕事しました(笑)
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夢中で読み進めて気がついたら終わっていた。犯人、警察、テレビ局との心理戦がハラハラする。凶悪犯を利用する形で処罰する勧善懲悪的な要素もあると思った。それぞれの得意分野をうまく活かしながら知恵を絞って警察を欺き、これまで不運が重なり苦労してきたホームレスたちが最終的には第二の人生を歩んでいるラストは良い。本筋にはあまり関係ないけど、亡くなった松井の「誰かのために生きるっていうのは1番幸せなことなんだ」というセリフが刺さった。
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下巻突入後の背景の切り替えは凄かったです。
犯罪者を応援してしまう感覚。
「解説」内にもありましたが、映像化は難しいかも。
伏線に出てこなかった点もあったので、もう一度読み返してみたい感覚もあります。
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読んでいて自然にあっち側に肩入れしている自分がいた。
読了後は爽快感。
オススメの本はと聞かれたらこれをオシます。
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百田尚樹が書いた初のミステリー。
とても面白かった!
ホームレスを誘拐し、テレビ局や新聞社に身代金を要求するという前代未聞の事件。
次の展開を読みたくて、ほぼ一気読みでした。
読んだ後の爽快感がたまらない。
百田尚樹の作品はジャンルの幅が広く、それでいて、作品ひとつひとつの完成度が高くて素晴らしいな。
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読後、何とも言えない爽快感に浸れました。下巻からは犯人側を応援しながら読み進めました。警察、マスコミの上手をいく心理戦にワクワクし、とても面白かったです。
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上巻で、謎のヴェールに包まれていた犯人グループの正体が!!!
犯人グループ、恐喝されているメディア達そして警察の視点で物語は展開していく!
果たして勝利は誰の手に!?
天罰とは其れ相応のモノが下るべきであって、運よく司法の網にかからずに逃げおうせてしまう人達がいる。
正しい事を普段の努力の積み重ねにより遂行していく人達の人生を、個人の我欲を満たす為だけに踏み躙る人達がいる。
正しいと言われている事を分析せずに大きなメディアのネームバリューだけを信用して不確かな正義を振り翳す人達がいる。
そんな、世の中に理不尽を感じる人達は読んで欲しい!100%ではないかもしれないが、幾許かはスッキリするかもしれません!!!
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面白かったです。百田尚樹さんは3冊目。永遠の0を最近思い出したので、新しい作品を読んでみた。やっぱり面白くていいなと思いました。
また何年か空いたら違う作品も読むと思います。その時までさようなら。