投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
1章 あなたの「家」、これからどうなる?
「親が亡くなった」…突然直面する“実家問題”
日本は「空き家だらけ」という現実
2章 「家」と相続の話―親子で決めておくべきこと
相続トラブルを招かないために「実家」「自分の家」の未来を考えよう!
準備が9割!「負動産」にしないために、いつからどんなことを決めておく?
3章 “住む”実家のどこを直せばいい?
相続した実家に住むとしたら、リフォームを考える時期はいつ?
まずはどこから手をつけるのがいいか
4章 “売る”上手に売るにはどうする?
その家、売る?売らない?どっちが得?
相続した不動産を売却する流れ
5章 “活用する”実家の有効活用を考えよう
賃貸経営の基礎知識
不動産活用をするなら管理会社選びが重要
付録 明るい未来のために今すぐ始めよう!「家」を活かす準備
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
導入編という印象。入門編よりもさらに初歩。
そのような本としては一定のお役立ち度はある。特に、リフォームや耐震性とや、売却という観点からの税制上の特例など、法律屋さんの自分がこれまであまり自分ごととして考えてこなかった論点については、大変勉強になった。
法律面や相続税の論点についてはは知っていることが多いのは商売柄避けられないとして、借地権と借地の混同という用語のミスが概念の混乱が数点あったのはいただけない。ちゃんと校正されてる?
あと農地という負動産になりやすい財産について具体的な解決策が提示されていないどころか解決の方向性さえ書かれていないのはちょっと不誠実だなと感じた。
全体として新たな知識が増えたので読んでよかった。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
離れて暮らす親の実家について知っておきたい知識
親が住まなくなっても、誰も住む人がいない。そのような実家について、知っておきたい知識が広く学べました。
不動産売買などは初心者なので、不動産の価値や使い方についてが勉強になりました。
勉強になった箇所
・売りづらい マンションは結構ある。近隣に迷惑をかけるような人が住んでいる物件 事故物件 外国人の居住者が多く住むようになり 共用スペースがあれている物件 民泊に利用され 不特定多数の人が出入りしている物件 機械式駐車場やスパなど 戸数の割に過剰な設備がついている物件などです
・駅から遠い など 立地条件が悪いために 宅地としてはあまり人気のない場所であっても 右記のような物件であれば借り手が見つかる場合もあります。
○駐車場 コインパーキング バイク 駐車場
○コインランドリー用地
○資材置き場
○レンタルボックス(コンテナ)置き場
○ガレージハウス
・共有の土地がトラブルに発展したケース
①兄弟が土地を共有
②長男の死後、妻(兄嫁)が相続
③弟が兄嫁の土地を一部購入。 兄嫁は自身の土地を売却。
→旦那の弟と兄嫁との共有がトラブルになった
・私がお客様の土地売却の案件を預かる 時には 売買契約を結ぶ前に確定測量図を作っておく事をお勧めしています
・リフォーム。費用対効果が大きい部位として 外壁塗装は最初に検討するべきポイントといえます。屋根と外壁に手をつけないと外から水が入る可能性があり 雨漏りするようでは内部を改修する意味がないからです
・「古い 実家だけど住みたい」と決断した場合でも屋根材の交換が行った方がいいですね。古い瓦屋根の重さが原因で潰れてしまった 戸建て住宅が多くありました。重い 瓦屋根ではなく金属 スレートなどの軽い屋根に変えることで 建物にかかる負荷が抑えられ 耐震性能が上がることが分かっています
・安心して仕事を任せられるリフォーム会社の選び方。・・これにはいくつかの方法がありますが 一つは 国土交通省が創設した「住宅リフォーム事業者団体登録制度」の登録団体に所属している事業所を選ぶことです
・相続した不動産は3年10ヶ月以内に売ったほうがいい。・・これは相続により取得した土地 建物などの財産を相続発生時から3年10ヶ月の間に売却した場合 相続税額のうち一定金額を「譲渡資産の取得費」に加算できるというものです
・売却価格を上げるためにできること。・・一つは 建物の修繕履歴を整理しておくことです。・・修繕履歴があることで 飼い主にとっては購入を検討する際の安心感につながります
・移住・住みかえ支援機構の「マイホーム借上げ制度」