投稿元:
レビューを見る
終わって欲しくない漫画が、、、
終わってしまいました!!!
とにかく面白い!!!
宇宙が好きな人は、もっと好きになると思います!!
知的探究心を、ここまで刺激される漫画は稀有だと思います。
p.s.
アニメ化決定、おめでとうございます!
投稿元:
レビューを見る
終わった。
「今、たまたまここに生きた全員は、たとえ殺し合う程憎んでも、同じ時代を作った仲間な気がする。」
心理かよ。
とりあえずアニメ化はどう転ぶか予想もつかない。
とにかく個人的名作漫画ランキング上位にランクインしました。
投稿元:
レビューを見る
思ってたんと違う。
今まで楽しく読んできたんだけど、これは思ってたんと違う。別に作者には作者の意図があるとは思うので、否定する気はないが、裏切られた感はある。
そもそも、「チ。」の舞台を、西洋史上の特定の国や事件、風俗などにマップすることはできない。よって、読んでいるときには、西洋風だが架空の国、キリスト教に似ているが架空のC教として読んでいた。それを、今更、並行世界を示唆するような記述だったり、抹殺された歴史のようにして、現実界の歴史に接合しようとするのは、約束が違う。
約束なんて、こっちの勝手な思い込みと言われて仕舞えば、その通りなんだが。
最初がとても面白かっただけに、残念。
投稿元:
レビューを見る
そうなんだよ。
頭の中にある記憶も知性も知識も誰にも奪えない財産なのよ。
信念や魂は神は奪えない。
投稿元:
レビューを見る
ついに完結。
すごい漫画だった。初めて読む雰囲気の漫画だったけど
一人ひとりの信念と言葉が強くて圧倒されちゃう。
今はなんでも知れちゃう時代だけど自分で考えるようにしよう。
アニメ化はどう転ぶかなぁ。
これはもう一回一気に読むべき。
投稿元:
レビューを見る
これにて完結。
最期の最期で今まで描かれてきた単純な二項対立が崩されて、新たな視点と問題提議が持ち込まれたが、それでもなお知的好奇心の追求への肯定で終わるというさわやかさ。
投稿元:
レビューを見る
地動説をめぐる信仰、研究、学問、真理、信念、自由、歴史、知、血、地のお話。
地動説が託し託され、1つの時代が描かれ、歴史が紡がれる過程はもう本当に凄い。彼らが行ったことで無意味だったり無駄だったことなんてなくて、全てに意味があり、歴史の大事な欠片だった。
こういうの男子はみんな好きだと思う。小学生の時にやってた進研ゼミの副教材や、図書館で偉人の伝記を読んだ時のワクワク感を思い出した。本当にアツい。
以下ネタバレ有
第7集のヨレンタさんの言葉
「神は人を通してこの世を変えようとしている。長い時間をかけて少しづつ。この”今“はその大いなる流れの中にある。とどのつまり、人の生まれる意味は、その企てに、その試行錯誤に、”善“への鈍く果てしないにじり寄りに、参加することだと思う。悪を捨象せず飲み込んで直面することでより大きな善が生まれることもある。悪と善、二つの道があるんじゃなくすべては一つの線の上で繋がっている。──でも歴史を切り離すとそれが見えなくなって、人は死んだら終わりだと、有限性の不安に怯えるようになる。歴史を確認するのは、神が導こうとする方向を確認するのに等しい。だから歴史を無視すれば道に迷う。」
とても好きな言葉。大事にしたい言葉だと思った。
また第8集ノヴァクが見た幻のラファウの言葉
「今、たまたまここに生きた全員は、たとえ殺し合う程憎んでも、同じ時代を作った仲間な気がする。」
この言葉もとても好き。歴史に名は残らずとも歴史を作った立派な登場人物達だと思った。
物語のラストはある程度想像していたが、最高の終わり方だった。ラファウが残した石箱やバデー二の研究成果やオクジー君の書いた本、内容などは全て消滅した。それでもそれらは決して無意味ではなく、ちゃんと次の時代に繋がった。本当に感動ものだった。
実際の歴史にもこのような物語があった可能性は十分に考えらうるし、そうあって欲しいと強く願う。
投稿元:
レビューを見る
終わりました。
一巻のラファウのとても純粋な知的好奇心が美しかった。
何かしらの歴史的事実に結びつくんだろうなとは思っていた。
アルベルトというのが、コペルニクスの先生だったことは後で調べてわかりました
ラファウ先生は果たして?
別人?何らかの方法で生きてた?パラレルワールド的な?
投稿元:
レビューを見る
51冊目『チ。 ー地球の運動についてー 8』
(魚豊 著、2022年7月、小学館)
地と知と血の物語、ここに完結。
正直クライマックスは「?」という感じで、個人的に望んでいたものとは違った。最終巻だけ『エヴァンゲリオン』を読んでいる感じだった。
アルベルトの見た目がオクジーとそっくりなのは意図的なものなのか、それとも作者の画力不足が故なのか…?
何はともあれ、最後まで熱量を失わずに駆け抜けた、情熱に溢れる力作だったと思う。
「?」
投稿元:
レビューを見る
きっと社会から神が消えても、人の魂から神は消せない。
知が人や社会の役に立たなければいけないなんて発想はクソだ。
これらの矛盾は両立します。なぜか?それが、人間だからです。
名台詞ばかりの最終巻。最後の最後の「 」まで、素晴らしい物語でした。ありがとうございました!
投稿元:
レビューを見る
う〜む言いたい事は分かるが、話として色々破綻してない?納得がいかないとゆうか、あえて最終巻で話をわやくちゃにする意味ってなに?
と感じた。
結構がっかり。。。
投稿元:
レビューを見る
細い糸を手繰って、世代を超えて。
地動説を愛した人たちの物語。でも、それはまだ道半ばで。
私達もきっとその一端しか見ることはかなわない。
面白かった!
投稿元:
レビューを見る
他の方々がたくさんレビューされているので、いまさら書くことはないかなーと思いましたが、あえて一つだけ。
「こんなにも太字書体でかかれた名言の多いコミックスはたぶんないです。」
1巻につき10個前後あるので8巻で80個。
どれかはきっと刺さります。
以上です。
投稿元:
レビューを見る
話題の「 チ。」を全巻読破。
様々な苦難を乗り越えて引き継がれるチの話。
地動説、文字、活版印刷…今や当たり前の技術や発想がいかに斬新で革命的な出来事なのかという点が面白いです。
以前、仕事の繁忙期にこの漫画を読もうとしましたがグロテスクな表現が強烈過ぎて踏破できずにおりました。無職になって再挑戦。読む側のコンデションを問う作品ってありますよね。。
投稿元:
レビューを見る
最終集である。手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞したとき、審査員はこの最終回を読んで投票したのだろうか?(スピリッツ20号は2020年4月13日発売、大賞発表4月25日)
21世紀の私が、45年前の高校生だった20世紀の私に問いたい。こんな作品が手塚治虫の名前を冠した大賞を獲ったんだけど、君は納得するかい?
「納得しないね。確かに手塚の火の鳥は、宇宙を舞台にした壮大な哲学作品なんだけど、その前に見事な大河エンターテイメント作品だった。なんだこれは?最後は問答ばっかり!しかも、(ネタバレだから曖昧に言うけど)彼らが命をかけて守ってきたものは絶対最後には花開くと思っていたのに、これじゃ開かないじゃないか!」
「その点はボクも驚いた。7集で、数巻かけて描いた異端審問官ノヴァクとその娘との対面をスルーされた時も驚いたけど、今回は絶対15世紀の「アレ」が16世紀のコペルニクスまで届くんだと思っていた。でないと、『話の整合性がつかない』と思ったんだ。でも多分おそらく届いていない。反対に言えば、「届かなくてもいいんだ」という事を全巻かけて描いたのかもしれない。君は知らないけど、こういう最終回てストーリーもエンタメも全て投げ出して終わらすというやり方は90年代の終わりにアニメ作家の庵野秀明がやって話題になったやり方で、仕方なくやったものだ。けれども今回は『確信犯的に』やっている。マンガ的反則かもしれない。でも、アニメ化されるらしい。庵野作品の時もそうだったけど、アニメ化の時にはエンタメ作品になっているかもしれないね」
「マンガ的反則とは思わないね」
教え諭すつもりだったのに過去の自分に反論された。戸惑いを隠せない。
「マンガは何でもあり。原則がないのが原則じゃないか。忘れちゃったの?なんか最終集で難しいこと、ゴチャゴチャ書いているけど、それを含めて面白ければいいんだよ。でも納得できないことを描いたら納得できないというのが僕の意見なんだ。最終集で、1集で颯爽と登場して見事に死んでいったラファウが二回出てくるよね。1度目は『幻覚』だから、十分理解できる。でも、2回目の『過去の回想』では、1集に全くない場面どころか、ストーリー的にも矛盾する展開になっていて、説明もなく終わってしまった。これは許せないよ」
「アルベルトの回想は、彼の生き方には意味があったけど、1集のラファウとどう整合性があったのか、私もわからない。でも『難しいことのゴチャゴチャ』は、途中行ったり来たりはあるけど、認識論哲学の基本課題を言っている気がする、気がするだけだけどね。現代の若者は、ともかく伏線回収を重要視する。マンガは世界をシンプルに解説するツールだと思っている節がある。それに対するアンチを唱えたのだとしたら、ボクは意味があると思う。でも昔はこんな作品は何十万も売れなかったし、アニメ化もされなかった。その分時代は変わっているのかもしれないね」
「なんだ、歳をとっても世界をなんも理解していないんだね」
「そうか、そうだよね。歳は取ったけどわかんないことだらけなんだよ。最初「疑うこと」「?を感じること」「歴史とは」について、稚拙ながら自説を展開しようと思ったけど、恥ずかしいからやめるよ。でも、少しだけ、いや他の多くのマンガに比べると大変面白かったのは確かだ。ちゃんと記憶すべきマンガということでは、手塚治虫文化賞マンガ大賞に相応しいのかもしれないね」