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【お竜、人としての喜びを知る】連続刊行となる『仕立屋お竜』。第二巻では「隠居の文左衛門」が「地獄への案内人」を結成するきっかけになった事件が明らかに!
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202207/今回は更生方向もあり、シリーズ1冊目でもやもやした個人が善悪判断し殺人という点がちょっと解消された感じ。とりあえずしばらく続投。
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あの「お勝手のあん」シリーズの岡本さとるの新シリーズ。
図書館で予約したら、2巻が先に。
キャラクターに魅力を与えた必殺仕置人のようなお話。
仕置きの内容なのに、読んで心地いいのは登場人物たちの心情が豊かで、優しさが出ているから。
いろんな事情からことを起こすのだが、必ず殺すという訳でもなく、悪戯をして懲らしめたり、罪を正当に奉行所で捕まるようにしたり。
予約順が逆になってしまったが第1巻が楽しみ。
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岡本さとる「悲愁の花」、仕立屋お竜シリーズ№2、2022.7発行。ならずもの、恩讐、寄り道、悲愁の4話。シリーズ2作目で、はや佳境に。お竜と勝之助の息がぴったりです。地獄に案内する極悪人にも、寄り添う者がいて、それがこのシリーズの奥行きを深いものにしています。
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シリーズ第二作。楽しみにしてました!
人情あふれる作品だが、今回胸にぐっとくるのが、長太と粂三のコンビ。
お竜を姐さんとしたう姿が可愛らしい。
初登場は小物感ありすぎ。
そこでぺちんとやられるのは、時代物の「お約束」。
心を入れ替えた2人の危なっかしい活躍は、どうも母親目線になっていけない。
もうひとつのエピソードが、孫兵衛の敵討ち。
これがメインのエピソード。
いやいや、これも目新しい展開ではないのに、時代劇らしい展開で。
悪人退治に大立ち回り、それぞれの思いを抱えて裏稼業。
なんだかてらそままさきのナレーションまで聞こえてきそうだ。
三作目はあるだろうか。
3部作で終わってくれるなら収まりがいいのになぁ
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内容(ブックデータベースより)
若かりし頃、廓の掟を破って遊女・お花を逃がそうとした文左衛門。しかし遊女は追手につかまり、折檻の末に亡くなっていた。その後悔を抱き続けてきた文左衛門は、隠居の身になってから弱い者に害をなす悪人を成敗する裏稼業を立ち上げ、お竜、井出勝之助を仲間にした。ところが、お竜はあることをきっかけに、お花を殺した男の消息を調べることになり……人気シリーズ第二弾!
令和4年11月23日~25日
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4話からなる。
最初に、「仕立屋お竜」を読んで、か弱き女が、無謀な亭主から逃れる術をどうするのか?
そして、紀伊國屋文左衛門の五代目の隠居から、裏の仕事人に……
必殺仕事人のドラマのよう。
悪をやっつけて行く様子が、お竜と井出勝之助の二人での展開が、楽しみで、この2巻を 読み出した!
最初の「ならずもの」
2人の破落戸をお竜の巧みな武術と言葉で、立ち直らして行くのも、いい!
人間 最初から悪人はいない。
生まれ育った境遇から、悪に嵌まる者は、立ち直って欲しい。
第二話 「恩讐」
文左衛門が、独身者である理由も、若気の至り。
そして、最愛の人を失った原因の男を見つけ出すのだが…
その男も、ずっと、その事を気にかけて、真人間になり、弱い者を助ける人になっていた。
三話「寄り道」四話「寄り道」
旗本の威光と武芸の腕が優れていて、好き勝手をしている尾崎平太をどう成敗するのか!
勝之助や剣友の雄三郎の 若き日の憧れの女性 瑠以の息子のいじめ問題。
全部解決して、最後の勝之助とお竜の受け答えも面白い。
「えらいすいまへん」の言葉に、江戸で、この言葉解るかな?と、……
作者 岡本さとる氏、大阪生まれだから、つい、口に出た言葉なのかも……
私も大阪生まれだからよくわかるけど……(笑)