紙の本
続くもの
2023/02/14 15:15
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kusukusu - この投稿者のレビュー一覧を見る
時間と共に変わらないものは無いんだなと実感
歴史の教科書では派手な出来事に目がいきがちだが
それ以外の歴史も、その時代を生きている人々にとっては大切な人生だし
また、派手な時代に移行する布石を孕んでる
そう思うと感慨深いものが有る
とりあえず、様々な思いもあるが布団の上で人生を終わった人は幸せだ
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最終巻というよりも最後のまとめになってしまったのが、残念。
文林が亡くなって、小玉が後宮を去る所で終わった方が良かったな。
星を4つつけたのは、あくまでお疲れ様というだけで、作品としては2に近い3です。
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ようやく読み終わり
14巻まであるから話の途中を忘れてたりして
この人誰だっけ?が発生
まさか文林が急死するとは…
一気に1巻から読まないとダメな気がする
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最愛の夫がいなくなったらどうやって生きるのか想像もつかないんだけど、なんだろ、こういうみらいもあるのかなあ、とか思ったり思わなかったり
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無事完結おめでとうございます。
まぁ、ゴールから考えている部分がある話かなと最初から思って読んでいたのできちんと完結して良かった、という。
国が滅ぶのが前提の歴史観ではあるけれど。
主人公達が存命中に滅ぶバッドエンドと意言うわけでなく。
ヒロインは割に合わない(性に合わない)?仕事をこなしてくことだけヲ考えているタイプなので最終的に『向いていなかったな』という自覚を持ちつつ精進するでも無くなんとなく責任感薄く生きてきたような気がする。
人間的ではあるし、普通の人なんだよなぁ。
何でもできるスーパーヒロインではないところが良いのかもしれない。庶民だから普通の人だからいいのかな。
大団円ではなく大切な人を失って来た人生だけれど、身内に子供が生まれて彼女なりの幸福はそこにあるし、充実した人生を過ごしたのだなという実感はある。
読みたかった話なのかしらというと『思っていたのとは違った』かも。
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今巻で最終巻となりましたが、何か付け足しで書く気があるのか、まだもう少し続くとのことなので、それも待ちたいと思います。
文林が倒れ、寛も康も次々倒れ、世界は支配者が変わり、小玉は市井に降り、わかっていた終わりとは言え少し切ない。
あ、ただ一つ、丙に関しては、よかったなと。
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楽しみに読んできてましたが、巻数を重ねるに連れて面白くなくなっていき、そして「堂々完結」に期待しながら読んだのですが、完全に消化不良…。打切り感満載ですねぇ…。
最初とても面白かっただけにとても残念です。
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なんというんだろう、ここ数巻は、作者がキャラクターたちをストーリーの束縛からから開放していく作業だったのかもしれない。正直、あんまり面白くはないのだけど、権力もののエンディングは悲劇と相場が決まってるので、しゃーない。
後宮は人を不幸にするっていうのは、まあそうかもしれないな、皇帝も含めて。
漢の呂皇后の「人彘」なんか、創作っぽいもんなあ……
あと、最初の方の巻で関皇后は文林の亡き後に権力の座にしばらくとどまったように読んだことがあった気がするのだけど、気のせいかな?
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神格化された皇后のお話だったはずなんだけど、
そのあたりの伝説はほわっとした感じだし、
実際は、もっと泥臭くて、伝説って感じではなくて。
でも伝説って、元をたどればそういうものなのかもしれないですね。
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軍人皇帝の第十四弾。
とうとう最終章。
前作で、養母である小玉を皇后にして、
皇帝の娘に箔をつけるという作戦があったが、
それに七年もかかった理由がうだうだと書かれている。
正直、どうでも良い感じ。
そして今更、寝所を共にしたり、
市井での小玉の呼び名「ばあさん」で呼ばれたり、
相変わらず痔の薬を塗ったりと盛り上がらない。
一度は夫婦となった女王の国と王の国の隣国同士の話は、
二人の息子が死んだことをきっかけに、
女王は息子の嫁に毒殺され、
王のもとに送り込まれた美女は役目を果たしたと自死し、
王はそのあとを追うと、
あっさりと片付けられた。
そして、皇帝文林の崩御。
具合の悪い感じが匂わされていたので予想はしていたが、病死。
そして小玉は「自由にさせてやれ」という遺言で、
後宮を出て畑を耕していた。
何だか結局作者が何を書きたかったのか、よくわからない。
小玉の人生だったのか、小玉と文林の関係性だったのか。
そうは言っても、自分も何が読みたかったのか、よくわからない。
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完結した!なんか、最後はまあ、好みではないが、ものすごく先の先まで行ってしまって、そんな感じでよかろうか、とも思う。なんというか、生々しいというか、夢がないというか、人生そんなもんかと思わんでも無い。小玉のありようは、「これでいいのだ!」という感じか。後宮というよりは、後宮に就職した人々の話的な雰囲気でもある。
次は零へ!!