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君が書いた小説が 誰かを救うんだ。新世代の青春ミステリ!
緑川光毅は中学3年生。受験のストレスから逃れようと家の周りをぶらついていると突然、同級生と名乗る不思議な少年に、一緒に推理小説を書こうと誘われる。一方、緑川が通う中学の新任教師・原口は、自殺サイトに自校の生徒と思わしき人物が出入りしていることを知る……。生徒と教師、それぞれの屈託多き日々が交わったときに明かされる真実とは。執筆当時15歳、新たなる才能が描く、瑞々しくも企みに満ちた青春ミステリ!
第21回ボイルドエッグズ新人賞受賞作。
執筆当時は15歳ということでしたが、全然違和感なく、普通に楽しめました。
生徒と教師、そして作中作、3つのパートで進行するのですが、どのようにして繋がっていくのか。繋がる面白さだけでなく、人と人との繋がりがいかに大切なのかが自殺という重いテーマを通じて、実感しました。
なかなか一筋縄ではいかない学校生活。学生だった自分も色々ありましたが、大人になってみると、先生がいかに大変なのか小説を通じて痛感しました。
学生の頃お世話になった先生。裏側を知ると、頭が下がる思いでした。
ミステリーということで、自殺をしようとする生徒が誰なのかが、この作品の読みどころとなっています。
導き出した答えは、一捻りあって、ミステリーとしての面白さは軽めではありましたが、それを通じて、生きるとは何か?や友情の大切さが伝わってきて、良い余韻に浸れました。
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旅のお供に電子図書館にて。電子図書館ってちょいちょい入れ替わってるのか、読もうと思ってた本がなくなるんだよな。だからこそ、こういう普段読まない作家さんにも巡り合うのだけど。まさかの中学生の時に書いて受賞して本になったそうだ。天才かよ。でも私も中学生の頃、小説書いたなぁ。そして国語の先生に没収された。。。しかし小6で小説家になりたいと思ってた人が中3で読書もしない、そう思ってたことも忘れるなんて、そんなことあるかね?先生に褒められて図書館に置かれたのに。そしてそれを恥ずかしいと言ってたのに、ポスターとかには小説家になりたいと堂々と描くって、ちょっと支離滅裂なような。先生側の描写もちょっとステレオタイプ的な感じ。これが若さか。それでも最後まで読み切れたんだから、やっぱ天才だ。
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2024年2月に2作目の『八秒で跳べ』を出版した著者が、中学3年生の夏休みに書いた新人賞を受賞したミステリ小説。★5が68%の高評価、どんな文章力か読んでみたい
#探偵はぼっちじゃない (文庫)
#坪田侑也
22/7/21出版
#読書好きな人と繋がりたい
#読書
#本好き
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