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祝・完結!
長すぎるシリーズはだんだんとついていけないところが出てきまして(-"-;A ...アセアセ
これくらいですと、読者としては大変ありがたいです。
未完の作品を読ませられることも多い、今日この頃ですので、余計にきちんとエンドマークを付けてくれたことに感謝です。
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いつまでも続けられそうなシリーズですが、これで完結のようです。妖怪と人との距離感が好きなシリーズでした。主人公たちが大人になってからの物語も読んでみたい気がしますが、いいところで終わるのも大事ですね。
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優しい終わり方でした。
これでシリーズが終わりなのは、正直言って寂しい限りですが、一年を過ぎて、
はじめての2人旅や、そこでの時雨の誕生と、薄れゆく妖怪との出会い、さらには、蔵借堂のはじまりなど、知りたいことは、網羅されていました。
これからの人生を考える時期を迎えた主人公たちにエールを送りたい。
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寂しい気持ちはあるけど、あまり寂しくない、そんな最終巻。
汀一と時雨達の日常はこれからも続いていくんだな、と自然に胸に落ちてくる終わりだった。
峰守先生自身が「また続くことがあったら喜んで書く」と明言しているのもあるけれど、それ以上に水平線を見るように「彼等の物語」がすっと眼に映る、そんな終わりだった。
中でも一番好きなのは四話「里帰りの夜」
ケボロキ達がまた眠りにつくのは寂しいけれど、人も妖怪も、命あるものは全て眼には見えない"大きな流れ"の中で生きているのだと思えた話だった。
そしてタイトルが最終話なの本当に良いっ!!そして賑やか!しんみりとする空気を吹き飛ばす賑やかさだった。
あとやっぱり日本語っておもしろい!言葉一つで意味合いががらっと変わるし、見方によって何通りもの意味が出てくる。「言えない」と「言わない」でも一文字違いなのにそこに込められる想いは真逆だし作中では油瓶の伝承が二通りにとれるのもおもしろかった!
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出だしの軽さからこんな感じで終わるのかな…と思っていましたが。
時雨の過去から蔵借堂の謎まで一気にきました〜!!
院生の梅本くんのおかげで!?大学にいくことの意義までわかっちゃうしね〜
最強妖怪、「名前の言えないあの人」みたいで怖いよ〜!
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ついにクライマックス!
最終戦はこれまでの仲間たち総動員で(一部性格的に来なかったキャラがいたとはいえ)『くらがり堂』版妖怪大戦争みたいで胸が熱くなりました。
今回登場のバカップルがまた神器だけあって、ある意味チートでしたし。
お陰であの最終戦が実現したと言っても過言ではない。
時雨、初めてひとりで修復。
汀一、初めてひとりで真相に辿り着く。
主役二人の成長ぶりも感じられてよかった。
時雨の里帰りや、汀一の恋の行方など、読んでみたかったお話、気になる決着なども網羅してくれたクライマックスに相応しい物語だったと思います。
ラスボスへの対処も蔵借堂メンバーだからこその優しさ溢れるものだったし。
最後まで堪能させていただきました。
今はとりあえず、完全にデレデレしちゃっている汀一を時雨と一緒にどつきたいです。
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「南国から来た二人」
目的地はよく知る場所で。
店にさえ辿り着ければ計画は完璧に遂行されていたのかもしれないが、人間が混じっていたのは誤算だな。
「愛に時間を」
同じ力を持たない理由は。
二人の世界につられてしまったのだろうが、師匠から何を教わっているのか忘れてしまってはダメだろう。
「それぞれの進路希望」
離してはならないもの達。
見た目や用途から決めつけてしまったからこそ、本来見るべきものから視点が外れてしまったのだろうな。
「里帰りの夜」
廃村となった故郷に行く。
認知されなければ成立しないとなると、人が離れた場に存在する者たちは少しずつ消えゆくしかないのか。
「最古の付喪神」
誰もが口にしない過去は。
独自に調べるのは勝手だが、何故誰も教えてくれないのか理由があることも同時に調べておくべきだろう。
「金沢古妖具屋くらがり堂」
壊さず保留すると決めた。
理性を失った時を思うと大切な人達を護るためにも望むことは一つだろうが、簡単に決断は出来ないよな。