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この本は 読むべきですね。
まさか ドイツも そんなことになっていたなんて
日本だけかも
と思っていただけに
驚きでした。
メルケル首相 結構気に入っていたのに
まさか そんなことに。
同じ敗戦国ですからね。
日本と言う国を 考えるのには
反面教師になりますね。ドイツは。
川口マーンさん 今後 気にしていきたいです。
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ドイツと日本は似ている。
SDGSの推進。理屈が正しいので、文句が言えない=自由にものが言えない。
ドイツはエネルギーをドイツに頼っている。
ノルドストリームや石油など。ノルドストリーム2 はヨーロッパの反対で工事がストップしている。
石油のルートは、海上輸送のほかに、ドルジバパイプラインがある。海がないハンガリー、スロバキアにとって生命線。
言論に対する政治的圧力が強まって、異論を認めない。
ウクライナには3本のパイプラインがある。今も稼働中で、ウクライナには経由料が支払われている。
ドイツの脱原発は、メルケル首相の人気の元。メルケル首相と組んだ党はみんな落ち込んだ。
小党乱立のドイツで左傾化が進んでいる。緑の党の躍進。
日本の太陽光発電は世界第三位、国土面積当たりでは1位。
電気が余り過ぎた時、捨て値で他国に売られている。その費用は電気代に加算されている。ドイツは電気の輸出国になった、といっているが儲かっているわけではない。
高圧送電線は地域の反対にあって進まない。地下に埋めるとコストが5倍かかる。
メルケル首相は、環境大臣のときに温暖化対策の口火をきった。
ドイツは新電電が破綻しかかっている。
脱原発は世界の主流ではない。
ドイツは右向け右になって自己陶酔する傾向がある。フランスは違う。
ガン発路線でいく。
ノルウェーは天然ガスと石油の産出国。収入は化石燃料で得ている。フィンランドは建設中と計画中の原発がある。最終処分場が完成まじか、世界初。スウェーデンも最終処分場の建設が決まっている。
デンマークには再生可能エネルギー100%で自給自足する村サムソ島がある。15の風車と10の洋上風車、太陽光、バイオマスなど。
グリーン水素=太陽光の電気で電気分解して水素をつくり、水素で発電する=効率が悪い。
電気自動車は、ハイブリッド車を許すとトヨタに適わないため。電気自動車への補助金は富裕層への補助金でもある。ノルウェーは、電気自動車が54%=税金がかからずガソリン車より価格が低い。水力発電があり電気が安い。スウェーデンも普及しているが原発大国で電気が安い。
今のドイツでは言論の自由が乏しい。
気候、人権、民主主義、連帯。正しいとされる意見に異議を唱えると抹殺される。
フランスではそうならない。
コロナのワクチンに対しても、有効性を疑う言論はない。ワクチン未接種者に対するバッシングが異常。ほぼ強制。法制化は反対が多かった。
専業主婦指向の個性を意識低い系のスタンプを押す。Metoo運動も一部で過激的になっている。子育てを自分でしたいというと遅れた女性といわれる。多様性を叫びながら、そのような女性を認めない。
難民歓迎も同じ流れで反対を言えなかった。年間100万人ペースで流入。難民はいつかは国に帰る人を言う。移民とは違う。ホロコーストの呪縛から、自分たちはナチではないことを証明したがる。
難民は移民に代わる。少子高齢化の切り札。移民は労働力になるが、犯罪も増える。
日本では3年住んでいれば永住が認められる。
デンマークでは、移民賛成派だった社会民主党が移民に反対し始めた。
移民を出す国にしてみれば、人材の流出。
ドイツは平和ボケしてしまった。
国防に対する意識は日本と似ている。
左派政権による全国一律の最低賃金の値上げ。2022年の10月から。
過剰利益に対する課税を計画。自由市場経済に対するブレーキになるが左派的政策でもある。
ワクチン、最エネ、半導体も同じという議論になる。ファイザーのワクチンコミナティは、ビオンテックが開発したもの。
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我が国からとかく手本と見られがちなドイツに40年以上在住する著者がかの国に見る危うい実態。
意外と観念や理想論に流されるドイツでの反原発、再生エネルギー推進、移民受入れ、ロシアへのエネルギー依存の流れがウクライナ戦争ノ誘因となり、ドイツの社会や経済を混乱させつつある様子が、著者の理路整然とした語り口で明らかにされる。
信念もなく短絡的に半周遅れてドイツの後を追おうとしているかに見える我が国の将来は著者も大いに懸念するが、その鋭い切り口で我が国の現状もさらけ出してほしい。
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酷いもんすね、独国も。
この国も、左が、環境問題、再生可能エネルギー、反原発、LGBT、移民受け入れで騒いで、それが「正義」になって異論を認めない。
独国ってもっと理論的で理性的なのかと思ってたのだが、実はそればかりではなく、ある部分では日本より極端。
ただまあ、日本と違って、彼らはどこかで掌返しが出来るようで。
なのに、動き出したら止まらないどこかの国が、そんな「失敗」の後追いを、何の考えもなしにやるってなどういうことなんだろう。
著者は別に学者でも政治家でもなく、独国に住んでいる市井のひとということなのだと思うので、どれくらいその評が的を射ているのかちょっと分からない。たとえば日本に住んでいる日本人の言うことが常に正しいわけではない。
それでも、保守寄りの視点で、冷静に分析してる感じかな。
分からないのは、独国のこの政治家たちが、本当に信念を持ってやってるのか。独国人が、思い込みとか綺麗とかは置いといて、信じてやってるのか。
日本の場合、周辺国からいろいろ入り込んでいる人たちもいるし、利権にたかる人たちも沢山いるようだし。
大して変わらんのかな。
何でそう、国とか文化とか歴史を解体しようとするのかねえ。